小さい頃から僕の周りには「頑張ることができる人」が多かった。

両親もそうだし、祖父母もそうだった気がする。

父は熱を出しても早めに寝て翌朝にはもう姿が見えないぐらい朝早くから出社していたし、母も父と別れた後もずっと気合いが入っていた。

そんな中で育ったためか自分もしっかり頑張れる人になった。自分で「行くぞ！！！」となった時の爆発力は凄まじく、妻に「前に休んだのはいつ？そろそろ休みなさい、顔がやばいよ」と言われるまで本当に気づかない。これも結婚したから分かったのであって結婚する前は突き詰めすぎて失敗も多分にした。

そんな自分なので、

自分の目には「頑張っている人」がよく映る。

音楽系はもとよりどんな世界でもやっぱり頑張ってたり、ガンガンぐいぐい行く人が目に付く。でも妻はそういう性質は持っていない。小川に流れる葉っぱのように人生という川の流れに逆らわず生きている。少なくとも僕にはそう見える。

彼女は彼女なりに考えて、いろいろ行なっているのであろうが、まだ結婚したての頃の僕には、ただのんびりしているように見えた。たった一歳年上の彼女、そんなのんびりしているように見えても僕よりも一年長く生きているぐらいこの世界で生き残ってきている。

謎であった。僕は頑張れる人というよりも頑張らないといけないんだとずっと思っていた。今も結構ある。

でも僕が思う「頑張る」をやらないでも生きている妻がいる。

なんだこれは・・・

そこからたくさん頑張らない努力をしてみた。まぁ頑張らないことを頑張ってみた感じw

・仕事を背負い込み過ぎない
・全部自分でやろうとしない
・自分を追い込み過ぎない
・このままだとダメになってしまうかも！という不安を持たない＝どうになる、大丈夫と思う
・強制的に休みになる（倒れる）までやらない、ある程度のところで一休みを入れてちゃんと休みを取る
・あがかない
・やばい時は死んじゃえば良いし、死ぬこと以外はかすり傷ぐらいに思う

極端野郎なのでここまでやってみて、やっと分かったことがあった。

あんま頑張んなくても大丈夫っぽい

w

・やりたい仕事だけやる
・人に仕事を振る、頼る
・楽観的になる
・よく遊び、よく休む（余裕を持つ）
・ダメになっちゃっても大丈夫、失敗含めて人生

もとから頑張れない人はそのままでいいんだけど、頑張れる人で頑張れ過ぎちゃう人

頑張れないのに頑張ろうとしている人

ちょっと気を緩めても大丈夫。

気を頑(かたく)なに張ってるんだよ。ずっとやってたらそりゃおかしくなる

32年生きてきて、スーパー若造だけど、頑張らない方がきっと近道だっただろうなっていうのはある。でも今それを思うだけで頑張ってきた自分は誇りに思うけどね

でも近道して、楽で楽しい人生のが困難にいつも立ち向かい逆境の中で暮らしていくより幸せそうじゃない？Mっ気のある人はいいけど、僕はもういいや

好きなことだけ、自然と頑張れる＝頑張りたいと思えることだけ頑張ってあとは流れてみている。これがまたいい感じ

人によって受け取り方が変わると思うけど、ぜひ自分に都合のいいように
ポジティブに取って楽で楽しい人生になりますように

あなたの何かを否定する話では全くないので

それでは今日もいい1日を

ご読了ありがとうございました。

Japan United Brass Project