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私的究極オーラルケア

 以前歯周病が重大疾患を引き起こし、健康な歯の維持の重要性をInstagramで記載した。
 しかし、更に分かりやすく具体的な歯のケア方法まで記載した記事が何ヵ月か前の週刊文春で紹介されていて大変良いものだった。そこで数ヶ月実践してみたが、その有用性を感じたので、理論と仕組み、重要な日頃の歯磨きの仕方を自分流含めまとめたので紹介する。

1.過去のInstagramの投稿

以前Instagramで記載した歯についての投稿のリンクを載せておく(*´-`)

 今日は歯の重要性についてお話したい(*´-`)。
 若いとわからんかもしれないが、歯ってほんと大事なんだよね。

 高校時代、考古学のボランティアをしてたもので、歯なんかの遺物も出るわけなのだが、まぁ対象が縄文時代も含まれてたもので、結構虫歯があり、それが死因にもつながっていたんだよねf(^_^;。 そんな理由から歯に関する話題も興味を持って読んでいたのだが、アマゾンの少数民族やアボリジニーたちはつい数十年前まで虫歯が原因で死亡する率が凄く高かったという本を幾つか読んだことがある。それ以来、私は歯は大事にしている。

「口の中でわかる"早死にする人、ボケる人"」
https://president.jp/articles/-/28100

 また老人介護のボランティアでも歯の重要性が言われ、もう20年も前から歯がなくなると認知症を引き起こすと言われていた。
また歯がなくなり入れ歯だと飯も不味くなるようで、活力がなくなり、死期が早くなるとも読んだことがある。
ここまで読んでみるとが人にとって歯がどれ程重要かが身に染みるのではないだろうか?

 後個人的な経験を話すならば、私は30歳まで虫歯なんて幼少期に一度やったくらいで、それ以来かかったことはなかったが、越えたら急に虫歯になりましてねf(^_^;原因はどうも歯の磨き方が良くなかったのである。
 それから、歯医者の勧めでフロスを使いはじめた。しかし、虫歯を治療し詰めた部分が吹き飛んで以来フロスではなく、一番細い歯間ブラシを使うようになったら改善されたのである。
 つまり、加齢により歯も脆くなるし、URLの記事の様に細菌の増加率も上がるのだろう。やはり定期的な検査と正しい歯磨きが必要なのである(*´-`)
特に美味しい物を末永く食べたい人!
歯を大事にしましょう(*´-`) 本日の講義は以上です(笑)


2.歯周病の基本知識

 歯周病とは何なのか?
 それは口の中の細菌が歯周ポケットに溜まってはじめに歯肉炎を起こす。
 歯肉炎が進んで、セメント質、歯根膜、歯肉、歯槽骨など歯周組織を溶かし、破壊するのが歯周病である。
 歯周病の症状は、歯茎の腫れ、出血、口臭…etc
 口の中の細菌は1000種類以上と言われている。

正確には
  歯周病初期→歯肉炎
  歯周病中期→歯周炎
  歯周病後期→歯槽膿漏
となる。

 また歯槽膿漏とは歯周病がもっとも進行した状態を言う。
 何もしなくても歯ぐきから血や膿が出たり、ひどい口臭が発生したり、歯がグラグラする。もし、そのまま症状が進行してしまうと、歯が抜け落ちる可能性がある。悪化すると治療が難しくなり、完治させるまでに長期間を要する。

 歯槽膿漏の原因は口腔内の細菌(歯周病菌)である。この細菌は歯垢に生息している。これらは、普段の歯磨きが不十分であったり、喫煙・ストレスなどの生活習慣から、口腔内に歯垢が溜まりやすくなり、増殖した細菌が毒素を出して歯茎に炎症を起こす原因となる。歯槽膿漏が進行すると、血液を介して細菌が各臓器に運ばれ、身体に様々な影響を及ぼすことになるのだ。

 日本で現在歯周病の治療を受けている患者数は約398万人であり、実は歯周病であるが治療を受けていないと思われる人口は軽く見積もってもその2~3倍は居るのではないか?と考えられている。


3.歯が大切な理由と重大疾患につながる理屈

最近以下の重大疾患の原因の多くが口からであることが分かってきた。

・脳卒中・認知症
・心臓病・動脈硬化
・慢性腎臓病・糖尿病
・炎症性腸疾患・大腸がん
・早産・低体重児出産

そして、その原因は歯周病にある。


3-1.歯周病から重大疾患へと移行する理由

歯周病菌が上記重大疾患となりうる部位へ移動する手段は2パターンある。
①.直接進入
 口から直接入り、気管支や腸管やに入り込んで誤嚥性肺炎や大腸がんとなる。
②.菌血症
 歯周病の出血部分から口内細菌が血管に侵入し、菌血症を起こすところから始まる。
 菌血症は歯周病でなくとも強い力で歯を磨き歯茎から血が出ることでも血液に歯周病菌が入り込み発症することがある。
 特に細菌が蓄積しやすいのは、静脈内のカテーテル、人工関節、人工心臓弁など、体内に設置された人工物である。
 このような細菌の集まり(コロニー)はその部位に付着し続け、連続的または周期的に血流へ細菌を放出する。

3-2.歯周病が起こす重大疾患とその原因歯周病菌

■直接進入が原因
誤嚥性肺炎
 睡眠中に唾液が気管支に入り込んで通常無菌の肺で様々な歯周病菌が炎症を起こすことにより発症。

大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病
 歯周病菌(フゾバクテリウム・ヌクレアタム)
  歯周病菌が口から直接胃を通り腸に至ることで起こる。


■菌血症が原因
・脳卒中・心臓病・動脈硬化
 歯周病菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌))
 口内の歯周病により菌血症となり、血管内に入り込んだ歯周病菌は血管の内壁に付着しやすく、血管内プラークを作る元凶になっている。プラークになって一箇所にとどまり血中から検出されなくなるという大変厄介なものであるため、検査を受けてもこのリスクを言い当てられる医師は少ないだろう…つまり、日ごろの歯磨きが大事なのである。

・慢性腎臓病
 歯周病菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌))

・糖尿病
 菌血症で歯周病菌が全身に回るとTNF-αというタンパク質が増える。
 このタンパクはインスリンの働きを抑制する作用を持っているため、血糖コントロールがうまくいかなくなって糖尿病になる。

・早産・低体重児出産
早産や低体重児出産をした妊婦の羊水や臍帯から歯周病菌が多く見つかるため、菌血症の影響は大きいという考えが広まっているそうだ。

・アルツハイマー型認知症
 歯周病菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌))
 アルツハイマー型認知症の人の脳からPg菌が多く存在し、この菌の毒性成分であるジンジパインという酵素が多く蓄積されていることがわかった。またマウス実験ではジンジパインの生産を抑えるとアルツハイマーが改善することも分かったそうだ。


4.歯周病予防について

 3章で述べた様々な歯周病起因の重大疾患とならないようにするにはどうしたらよいのか?
 それは日頃の歯磨きを毎日、磨き残しなく正しく行うことである。
 ならば、どのような歯ブラシでどのような磨き方をし、何の歯磨き粉を使えばよいのか?を記載していくこととする。

4-1.歯ブラシ

■良い歯ブラシの選び方
ヘッドが小さいものが取り回しがよく細かい所へも届くので良い。
・既に歯周病なら毛先は柔らかめ
・健康な歯茎なら毛先は普通か硬め
・電動歯ブラシで歯磨き粉で磨くと歯が削れるので研磨剤無しを使うこと。
・電動歯ブラシで全部の歯を磨くとかなり時間がかかるので夜だけにし、朝と昼は手動歯ブラシが良い。

4-2.歯磨き粉(デンタルペースト)

■良い歯磨き粉の選び方
フッ化物が配合されていて研磨剤(清掃剤)が入ってないもの
 歯の根っこの象牙質は研磨剤で強く歯磨きすると普通に削れるため。歯に付着したタバコやコーヒーの色を落としたいなら歯を白くする成分の入ったデンタルリンスを併用すればよい。

高濃度フッ化物(1450ppm)の歯磨き粉。
 スウェーデンの虫歯予防の歯磨き方法であるイエテボリテクニックでは歯ブラシに歯磨き粉を2センチ出して歯面に満遍なく伸ばし、二分間磨く、終わったら吐き出して、水でゆすがない(あるいは一回だけ少量の水でゆすぐ)。

4-3.正しい歯の磨き方

一番重要なのは、磨き残しがないこと
・歯ブラシは弱い力で行うのが良く親指と人差し指で持つペングリップ法がよい。
自分独自の歯磨きルーティーン(上の表側の歯を右から二本ずつ左端まで磨き、先端→裏側と順に行う)

・ブラシを細かく左右に動かす

4-4.磨き残しのケア(歯間ブラシ・舌ブラシ・ワンタフトブラシ)

■磨き残しが多い部分
・歯間部
 歯間は歯ブラシでは届かないし、食べ残しが詰まっているので全歯間は歯間ブラシで毎日磨くのが良い。

・歯周ポケット、歯並びが悪いところ、奥歯の奥、歯の裏側、親知らず、詰め物の隙間、矯正器具の隙間
 歯周ポケットや歯並びの悪いところをピンポイントでワンタフトブラシで毎日磨くのが良い。

・舌
 歯周病菌は舌の表面に生まれる舌苔に多く含まれるので、舌の清掃は大変重要である。舌ブラシで毎日磨くのが良い。

4-5.デンタルリンス活用法

 菌血症を予防する上で特に重視するのがデンタルリンスである。
 使い方は

・口の中で30秒以上ゆすぐ
 そこから先の殺菌効果が飛躍的に高まる。

歯磨き前後にデンタルリンスで30秒口をゆすぐ
 歯磨き前にある程度の歯周病菌を殺菌することが出来、その後歯磨きで出血しても、細菌が血管に入り込む確立を下げられる。歯磨き後に再度デンタルリンスで30秒口をゆすげば万全。

・デンタルリンスで30秒口をゆすいだ後、水で口をゆすぐと殺菌効果を下げるのでそのまま

・一度歯磨きしたら二時間は何もたべないこと。


5.イエテボリテクニックとは?

 下記にイエテボリテクニックを使った歯磨き方法を分かりやすく説明しているURLがあるのでリンクを張っておくこととする。

「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190508/index.html

■イエテボリテクニックとは何か?
 スウェーデンの研究者が1995年に「イエテボリテクニック」という新たな歯磨きの方法を発表した。特徴として通常の歯磨き方法と比べ、虫歯の予防効果が40%以上高いことが分かり、且つ、重要なことは歯磨き後に口の中に如何にフッ素を残すか?で虫歯を予防し、初期虫歯を修復することも可能なのである。

■イエテボリテクニックによる歯磨き方法

1450ppm(日本国内最大量)のフッ化物配合の歯みがき粉をたっぷりと使う(目安は2cm
・歯全体に歯みがき粉が行き渡るように意識して2分程度歯みがきを行う
・口の中の泡などをしっかり吐き出したあと、口をゆすがない
ゆすぎたい場合は水を少量にして、回数も少なくする。
・歯みがきのあと、2時間飲食をしない(最低でも30分)
・上記セルフケアに定期的なプロケア(歯医者での定期健診)を行う。

 歯みがき後の唾液中に残るフッ素濃度とゆすぎの回数との関係を調べたところ、次のような結果であった。

●ゆすぎ回数→残留フッ化物(ppm)
    0回→25.8ppm
    1回→8.3ppm
    2回→5.0ppm
    3回→3.2ppm
    4回→1.9ppm

である。歯磨き後にゆすがないのが正解と言えよう(^^)

6.私の歯ブラシ事情

■歯磨き粉
LION デントヘルス薬用ハミガキ 無研磨ゲル
 高濃度フッ化物(1450ppm)配合で研磨剤が入っていない。歯槽膿漏用であるが、文春の記事に基づいて研磨剤が入っていない歯磨き粉をこれしか探し出せなかったので、別に歯槽膿漏ではないが使っている。
 多分これからはシステマの高濃度フッ化物配合(1450ppm)歯磨き粉と併用する予定。
 朝昼はシステマを使い夜はゆっくり時間かけて磨くのでデントヘルスといった感じで使う予定。

■デンタルリンス
J&J LISTERINE トータルケアPLUS
 虫歯、歯肉炎、口臭、着色、歯石、汚れ、ネバつきに効く。殺菌力が強く、睡眠中に通常の30倍増殖する歯周病菌を撃退するのに効果的。

■歯ブラシ(左から)
EBISU プレミアムケア 硬さ:かため
 日曜日に使用。
 幅広ヘッドで歯を包み込みケアしてくれる。しかも、かための毛先が落としきれない日頃の歯垢を落としてくれる。
 ゆくゆくはこちら無くす予定。

IONIC イオン歯ブラシKISS YOU 替えブラシ(極細毛レギュラー)硬さ:ふつう
 水曜日に使用。
 微弱電流が毛先に流れマイナスイオンを発生させることにより軽い力で歯垢を落とすことが出来る。歯垢除去率48%アップ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000048432.html

 旧型をもう2年くらい使ってるので電池が切れたら最新の
 IONIC 極細コンパクト 本体 ふつう
に切り替える予定。

LION システマ しっかり毛腰 超コンパクト 硬さ:ふつう
 極小ヘッドで月・木・土曜に使用。
 進化した歯周病ケア歯ブラシで薄型ヘッドは口の奥まで届き、超極細毛は歯周ポケットの奥の汚れを歯周病プラーク毎かき出す。

LION クリニカ アドバンテージnext stage ハブラシ 4列超コンパクト 硬さ:ふつう
 極小ヘッドで火・金曜に使用。
 露出した歯の根元にできるムシ歯(根面う蝕)に繋がる歯ぐき下がりの原因の一つであるオーバーブラッシングを防ぐために、力の入れ過ぎを音で知らせ、ブラッシング圧をコントロールできるようになるため使用。
 多分もう力加減は分かったので、これからは
  LION クリニカ アドバンテージ ハブラシ 4列超コンパクト 硬さ:ふつう
 に変える予定。


■仕上げ
●ワンタフトブラシ
・LION クリニカ アドバンテージ デンタルタフト
LION システマ デンタルタフトの極細毛も捨てがたい(笑)

●舌ブラシ
・LION NONIO 舌クリーナー
ラバーとブラシの二種類で舌苔の汚れを落とす。一日に一回を目安に使用とあるが、私は朝と夜使っている。
舌苔に一番歯周病菌が発生してるのは朝なので一回にするなら朝を選ぶだろう。
  
●歯間ブラシ
・デンタルプロ I字 0(ssss) 劇細タイプ
 歯間ブラシは色々使ってきたが、こちらがとても使いやすい。しかもssssまで細いのを出してる企業は余りなく、私はこのサイズでないと入らない。
 そして、一番いいのはワイヤーがしっかりしているので、歯を傷付けないし、スムーズに動いてくれる。
 デンタルプロ以外は血が出たり、ワイヤーの先が処理されてなくて尖っていて歯をガリッとして、大丈夫なの?となること多数。それがないのでお勧め。

デンタルプロのホームページ
http://i.brush.dentalpro.co.jp/
歯間ブラシの特徴・効果・使うタイミングなど分かりやすい説明がある。
https://www.youtube.com/watch?v=1uhu0AMp41w&feature=emb_rel_end

ホームページによれば歯間ブラシは歯磨き前に行うのが良いらしい。
歯ブラシでは歯垢は58%しか落とせないのが、歯間ブラシを併用すると37%の95%までアップするらしい。

歯間ブラシとフロスピックの説明
https://www.dentalpro.co.jp/product/i_brush/use.html


●フロスピック
・ガム・デンタルフロス&ピックY字型

https://jp.sunstar.com/oralcare/gum/product_037.html

奥歯の歯間は私は歯間ブラシが入らないので仕方なく一番フロスが細く、ゆるく張った遊びのあるこの製品が今のところ合っている。

LION デントEXウルトラフロス S/M

も使ってみたい製品(^^)


■電動歯ブラシを使わない理由
4-1で電動歯ブラシで全部の歯を磨くとなるとかなり時間がかかるので夜しか使えないのと歯磨き粉を使うと歯が削れるため基本使わないで磨くが、高濃度フッ化物で毎日歯をコートしたいので、私は手動ブラシの歯磨き中心とした^^

7.LION製品について

私は好んでLIONのオーラルケア製品を使っている。
まぁコンセプトが合理的で好きなのだ。
LIONの歯ブラシ、歯磨き粉などオーラルケア製品には大きく分けてクリニカとシステマ、デントヘルスの三つのブランドラインナップがある。
クリニカが虫歯予防、システマは歯周病予防、デントヘルスは歯槽膿漏に特化したものと捕らえて良いだろう。
そして、一番新しい口臭をテーマにしたNONIOがある。

つまり、成人の全年齢層が虫歯予防のためにはクリニカが合っていて、歯周病が問題になりだす30代からはシステマを使い、既に歯周病になっている人はシステマハグキプラス、歯槽膿漏の人はデントヘルスと使い分けるのが良いだろう。
最近は若くても歯周病になる人も多いようなので、その際はシステマ以降が良いだろう。
今まで余り歯磨きにこだわりがなかった人はLION製品でそろえるのも分かりやすくてよいかもしれない(^^)

クリニカのホームページ
https://clinica.lion.co.jp/
システマのホームページ
https://systema.lion.co.jp/
デントヘルスのホームページ
https://denthealth.lion.co.jp/
NONIOのホームページ
https://nonio.lion.co.jp/
ライオンの歯ブラシ状態チェックアプリ
https://haburashi-check.lion.co.jp/

8.私的究極オーラルケアまとめ

現状の私の状態での究極を記載する。
ちなみに私は歯周病ではない。

8-1.テクニック

■イエテボリテクニック
1450ppmの高濃度フッ素配合の歯みがき粉をたっぷりと使う(目安は2cm
・歯全体に歯みがき粉が行き渡るように意識して2分程度歯みがきを行う
・口の中の泡などをしっかり吐き出したあと、口をゆすがない
歯みがきのあと、2時間飲食をしない
・上記セルフケアに定期的なプロケア(歯医者での定期健診)を行う。
■予防歯科テクニック(歯周病予防含む)
・初期虫歯はセルフケアで修復→高配合フッ化物(1450ppm)の歯磨き粉使用で可能。
・歯ブラシと歯間ブラシかフロスの併用で1.5倍の歯垢を落とせる
デンタルリンスの常用により寝ている間朝まで抗菌→デンタルリンス無しでは朝起きた時のねばつきや口臭の原因菌は、就寝中に30倍まで繁殖
・ワンタフトブラシで歯周病プラークと歯並びの悪い場所の歯垢を落とす
・上記セルフケアに定期的なプロケア(歯医者での定期健診)を行う。
■文春テクニック
デンタルリンスは30秒以上口をゆすぐことで口内殺菌効果が格段に上がる
・菌血症予防のためデンタルリンスのゆすぎ(30秒)→高配合フッ化物歯磨き粉で歯磨き→デンタルリンスのゆすぎ(30秒)が最強。しかし、私は歯磨きした際に血が出た場合のみ歯磨き後のデンタルリンスをすることとする
・舌ブラシが舌苔に多く含まれる歯周病菌を除去する。朝が一番効果的
極小ヘッドの歯ブラシで奥まで磨く
研磨剤(清掃剤)を使用しない歯磨き粉の使用により歯の根っこの象牙質を守る。
ヘッドは細かく左右に動かして歯磨きする。
・親指と人差し指で持つ弱い力のペングリップ法で歯磨きする。
自分独自の歯磨きルーティーンで歯磨きする。
■独自テクニック
・舌ブラシ、フロスピック、歯間ブラシ、歯ブラシ、ワンタフトブラシを行う時は全て鏡を見ながら磨き残しや飛ばした部分がないか?歯垢が残ってるところはないか確認しながら磨く
・「8-2.朝・昼・晩の磨き方」参照

8-2.朝・昼・晩の磨き方

■朝(朝食を食べないので歯間ブラシはやらない)
寝起きが一日で一番歯周病菌が増殖している
①.デンタルリンス(30秒以上)
②.舌磨き(寝起きが一番効果あり)
③.歯磨き粉を付けた歯ブラシによる歯磨き
④.上記で血が出た場合のみ仕上げのデンタルリンス

■昼
①.I字歯間ブラシ
②.歯磨き粉を付けた歯ブラシによる歯磨き

■夜
寝る前に如何に歯周病菌を無くすかが重要。
①.デンタルリンス(30秒以上)
②.舌磨き
③.I字歯間ブラシとY字フロスピック
④.歯磨き粉を付けた歯ブラシによる歯磨き
⑤.ワンタフトブラシによる歯周ポケット磨き
⑥.上記で血が出た場合のみ仕上げのデンタルリンス


多分このシステムで高齢まで歯は安泰だと思われるが、これからもよいものが出てきたら取り入れる予定である(^^)

以上で本日の講義を終えるものとする(^^)

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