新型コロナウイルスへの祈り --死に行く人々へ--

あなたは津波のように押しかけ
あなたは全てを奪っていく


世界に響く絶望と阿鼻叫喚…
どれほど多くの人が
何故私が?と思いながら
痛みと苦しみの中で亡くなったのだろう…

それでもまだ私には関係ない
私にはおこらない
私は若いから重症にはならない…

世界のどれくらいの人がそう思い
他人を思わず
相手に感染させてしまったのか…

私は自ら感染することで
その罪と痛みを知ることができたのです。
そうすることでしか分からなかったのです。

どうして自宅待機しなかったのか?
どうして危険だという助言を聞かなかったのか?
どうして真剣に受け止めようとしなかったのか?

重症化し目の前に死が迫る時
溢れ出るのは後悔ばかり…

私は知りました
世界で生きているのは私一人ではないということを…

私は知りました
死に行く他人にも自分同様愛すべき人がいたということを…

私は知りました
日常の平和の愛おしさを…

私は知りました
家族の大切さを…

私は知りました
死んでしまった人はもう生き返らないということを…

私は知りました
もう後悔しても元にはもどれないということを…


あなたはそれを人類へ伝えたかったのでしょう…


どうかその中に慈悲を
どうか私以上に他の人を救い
どうか少しでも早く平和な日々が戻りますように…
どうか私同様
病に苦しむ人々の心に少しでも癒しが訪れますように…

光は今も傍らに満ち溢れ
どんな心持の人とも世界はつながり
愛が注がれ続けています

死に行く中でも
どうかそのことに気付くことができますように…


■後書き
新型コロナウイルスにかかってしまったら肺がやられてしまうので、先ほどお伝えした恐怖と不安を乗り越えるための禅定・瞑想はできないと考えて下さい…

「新型コロナウイルスでどうしても不安と恐怖心を拭えないあなたへ 」
https://note.com/basyou_t_/n/n5662948bf111

その時に心を不安と恐怖から開放するものは禅定・瞑想で得た世界と自分は切り離されていなくつながっているという事実とあなたが今まで行った正しい生き方からの信頼と自信、そして最後にはもう祈ることしかないでしょう…
この祈りはもしそうなってしまったあなたへ贈ることができる私の最後の愛情です…
病の苦しみの時もどうか心安らかに少しでも過ごすことができますように…

祈りなど何の意味があるのか?というあなたへ。

「祈りの力と効果は実証されていた!?祈りが持つ科学的な意味とは」
https://michirich.com/prayer/

を読んでいただければその力の意味がわかるでしょう…
「祈りは捧げた方にも良い効果を及ぼす」のです。

もしあなたが新型コロナウイルスにかかるならばできることは祈りしかないことを自覚するでしょう。
今必要なのは苦しむ誰かに祈りを捧げる事ができる愛以上に何も存在しないのです。
それが新型コロナウイルスが人類に伝えたかったことと私は判断します。

これより私は毎日この世界の惨状に対し、新型コロナウイルスへ対し、私にもあなたにも届く様、祈りの時間を持つこととします。

どうか世界に祈りが溢れ、神と新型コロナウイルスにその思いが届きますように…

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