仕上げるの遅くなっちゃったなー。

bathtubshowのドラム担当。末っ子ポジション、ワタルサトウです。

こう、プレイリストを作ってセルフレビューを書く、っていう事をずっとやってみたくて今回こうやって実現したのめちゃくちゃ嬉しい。。

さてそんな前置きもありまして、思うままに筆(？)を滑らせて行きませう。

•毎度ですがプレイリストはこちらから
https://open.spotify.com/user/cfns4vt3do9co3mxlg4wa435x/playlist/1juvXDFzvvQsLkbTEoMuWn?si=Xguy3ht8SZaCCW4pgcI3Vw

【その1】Jaco Pastrius/Portrait of Tracy

こんな辺境のバンドを見つけた貴方ならばこの曲もご存知の方は多いかと思われます、みんな大好きジャコパス。

最初のソロアルバムに収録されてるこの曲はベース1本のみで演奏されてます。テクニック的なところはベースがお好きな方に聞けばめちゃくちゃ詳しく教えて頂けると思います、なんかすげえテクニックで弾いてます。

インスト曲って言葉が無い分、曖昧だったり繊細だったり楽器が出す音に集中できるのと、より幅広く個人の解釈で楽しめる魅力がありますがこの曲はそういった要素が盛り込まれた1曲かと。明るいのか暗いのかどっちとも言えないコード、キャッチーなメロディーと中盤の不安定極まる展開のバランスとかめちゃいいですよね。後2分半ちょいという短さもいい。短い曲は大体いい曲。

【その2】菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール/組曲「ヴィオラ・トリコロール」第二楽章 赤

(よーつべmusic premium方なら聴けるっぽい！各サブスクには勿論あります！お手数をおかけします！)

長い。バンド名も長ければ曲名も長い。情報が入ってこない。

サックス奏者で作曲家で文筆家とマルチな活動をされてる菊地成孔氏のスモール・オーケストラです。
ラテン、映画音楽という所にフォーカスしているんですが、とてもエッチぃ。アダルトなドロドロ感が最高。成孔さんのアレンジ、ひいては音楽って僕的にはブッちぎってる部分がある様に感じられてある種の痛快感があるのが好きです、成孔さん自身のサックスも最高。ソロの時のキャッチーなフレーズをこれでもかと縦横無尽にぶち込みまくるの本当に大好きです。

【その3】Sarah Vaughan/Autumn Leaves

ジャズスタンダードで有名な枯葉ですが、かなりブッ飛んだアレンジです。まずテーマ(その曲たらしめるメロディーを演奏するセクション、唄メロのターン的な)が無い。いきなりジョー・パスの鬼ギターからのサラさんの怒涛のスキャット祭り。生々しい、パワーが半端ない。インストの醍醐味が詰まってると思います、声も楽器だよなってとても納得させられた一曲。聴きながら執筆中ですがまじでかっこいい。毎回新しい発見がある。

と、今回はこんな感じでした。好きな曲語ると文字数多くなります、仕方ない。早口になるタイプのヲタです、多分。
そんなこんなで12月にもなりそろそろ次のテーマに沿ったプレイリスト作ります。次はなんになるかなー 暇な時にでもまたチェックして頂ければ嬉しいです。それではまた。