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【明日に、つづく。】右へならえ、では、前進できない。

フェンティマンス

追いこされたって。

気にしない。

気にしない。

人には、それぞれのペースがあるんだから。

余計なことを忘れるのに。

ちょうどいい時間。

大事なことを思い出すのに。

ちょうどいい時間。

いい酒が、いい会話を呼び。

いい会話が、懐かしい風景に色、をつけてくれる。

☆今晩のおすすめに、カクテルでも、モクテルでも☆

「漆黒のクリームソーダ」

【参考記事】

ああ、いい夜だね。

時代が変わったって。

変わらないものがあっていい。

特に、自分の中に。

ねぇ。

そう思わない。



■Fantastic Plastic Machine (FPM)

Fantastic Plastic Machine (FPM) / Beautiful Days (2001 "Beautiful.")

Fantastic Plastic Machine (FPM) / City Lights (2001"contact")

Fantastic Plastic Machine (FPM) / Reaching for the Stars [Vo: INCOGNITO] (2003 "too")

Fantastic Plastic Machine (FPM) / don't you know (2006 "imaginations")

「don't you know」は、フラッシュも良くできていて、見ていると幸せな気分にさせてくれます。

トロピカルで、綺麗な青い海に伸びた桟橋の上のコテージで、ゆったりしたチェアーで、ボケ~ッと、寛ぎながら、カクテル・グラス片手に聴きたい曲。

そんな曲の内の一曲ですね♪



いい友や。

いい人と。

いい酒で。

いい夜ができあがる。

何事もなかった平凡な一日を、細やかに、締めくくる。

誰にだって、懐かしい場所って、あるもんだ。

意外な気づきがあった。

否応なく、変化していく、世界の片隅で。

変わるよりも。

変わらない方が。

なんだか、難しい、世の中だね。



■読書感想文:「マティーニを探偵する」(集英社新書)朽木ゆり子(著)

[ 内容 ]
人気No.1のカクテル、マティーニ。
アメリカ西部で生まれたといわれるこの謎多き飲み物には、アメリカというユニークな国の貌が映っている。
NY在住の著者が、その誕生の謎と魅力を追う。

[ 目次 ]
メイド・イン・アメリカ
酔っぱらい新大陸
マティーニのルーツを探す探偵たち
マーティネスからマティーニへ
フロンティアの語り部、バーテンダー
禁酒法は終わらない
フロンティアから大都市へ
洗練の合言葉-ハメットとヘミングウェイのマティーニ
パリのアメリカ人
レモンが先か、オリーブが先か
こだわり百花繚乱
マティーニ・ルネッサンス

[ 問題提起 ]
マティーニというと、どんなイメージを、思い浮かべるだろうか?

黄金期ハリウッド映画で、キセルを手にした美女が飲んでいる粋なシーン。

あるいは、ジンの代わりにウォッカを使い、

「ステアせずにシェイクで」

と、バーテンに注文するジェームス・ボンド。

もっと、ハードボイルドに、ベトナムで、開高健が口にした

「ナイフの刃のように研ぎ挙げられたドライ・マティーニ」

だろうか。

ジンとベルモットで作るマティーニは、シンプルなカクテルだが、飲む人によって好みがあり、作り方について様々な議論がなされる。

ステアかシェイクか。

オリーブは添えるのか。

レモンは使うのか。

ジンに、どれくらいベルモットを加えればいいのか。

また、そのルーツについても諸説あり、ここでも、議論が絶えない。

しかし、このきりっとした味のカクテルが、非常に、アメリカ的な産物であることは、万人が認めるところだろう。

それ故に、アメリカ人は、マティーニというカクテルの在り方と、その起源について、こだわるのである。

[ 結論 ]
アメリカには、マティーニの起源を追求したり、マティーニの歴史や、トリビアを紹介する「マティーニ探偵」的な書き手が、大変に多いという。

「マティーニを探偵する」という魅惑的なタイトルがついたこの本は、ただ、映画や小説に出てくるマティーニを文化的、風俗的な切り口で紹介するのではなく、その起源と、マティーニにこだわるアメリカ人の有り様を、社会学的な観点でとらえた、すっきりと、辛口で、読み応えのある、

まさ、にマティーニのような、読みものなのである。

第一章は、マティーニが生まれる前の時代、清教徒たちが、新大陸に渡ってきた時の、

「アメリカ人と酒の歴史」

から始まる。

イギリスからの入植者たちにとって、ビールは、水以上に、大切な飲料だった。

水よりも、ビールは、衛生的であり、長い船旅でも、品質が保てたからである。

酒は、健康に良いとされ、飲料水に適する水源を見つけた後も、入植者たちは、自宅などで、ビールを醸造し、ワインを飲み、新大陸の酒として、ラムを好んだ。

独立戦争で、英国領土の西インド諸島から、ラムが輸入されなくなると、ウィスキーの出番だ。

そこから、初のカクテルである、ミント・ジュレップが生まれることとなる。

カクテルの起源から、マティーニの誕生へ。

ここで、「マティーニ探偵」たちの説は、分かれ始める。

マティーニというカクテルの持つ、どのような要素に注目するかによって、マティーニの起源が、変わってくるという論説は、面白い。

ゴールド・ラッシュの時代、カリフォルニア州のマーティネスという市で生まれたという説が有力らしい。

アメリカン・ドリームとマティーニが、ここでは、密接に結びついている。

また、初期のマティーニは、今と、大分レシピが違ったようだ。

それが、今のような辛口のカクテルとなり、洗練された都会と結びついていく背景には、どんな歴史があったのか。

それを解き明かしていくと、透明な酒をたたえたカクテル・グラスの向こうに、アメリカという国が、透けて見えてくる。

六十年代、ヒッピー文化などの新しい価値観が、アメリカを席巻するようになると、「大人の」飲み物としてのマティーニの価値は失われ、マティーニの人気は、衰退する。

再び、マティーニが脚光を浴びるのは、九十年代半ばの、好景気時代だったという。

2000年代初頭、アメリカで、マティーニをはじめとするカクテルが、再びブームになっていた。

ワインの知識を競う旧世代に反発した若者たちが、自分たちの飲み物として、カクテルを、再発見したらしい。

そうすると、マティーニというカクテルが背負う文化も、また、変わってくる。

[ コメント ]
このカクテルに対するマティーニ探偵たちの興味は、今後も尽きないようだ。



情報に、疲れたら。

情緒に、浸ればいい。

というわけで。

今夜も、また、一杯。

忘れるために、飲むのか。

思い出すために、飲むのか。

ま、どっちでもいいのだけれど。

もう、帰りなさい。

まだ、いいじゃない、と。

街の灯りが、囁き合う。

街の灯を、温かく感じるのは、そこに、人がいるからなんだろうね。

話したいことは、もっといっぱいあったのに、楽しい夜は、いつも短いね。

本日も、お疲れさま。



■読書感想文:「バーのある人生」枝川公一(著)(中公新書)

[ 内容 ]
バーの重い扉の向こうには、非日常の空間が待っている。
そこは、酒だけを売っている場所ではない。
客のひとりひとりが、バーテンダーと対面し、一期一会の時間を購い、空間に戯れる街の“秘境”である。
そこには、シキタリもあれば、オキテもある。
しかしそれらは、居心地をよくするものでこそあれ、がんじがらめの規則ではない。
これから出かける人の背中をそっと押し、行き慣れた人をさらなる一軒へ向かわせる、体験的バー案内。

[ 目次 ]
1 バーへの心の準備(バーとは? 人はなぜバーへ行くのか ほか)
2 バーに入る(初めてバーへ バーテンダーとは? ほか)
3 カクテルを楽しむ(「雄鶏の尻尾」の醍醐味 香り立つ ほか)
4 バーの時間の過ごし方(入る前から注文が決まっている メニューがない ほか)

[ 問題提起 ]
雑誌でバーについてのエッセイを連載していた著者によって、バーのたしなみ方が示されている本。

この本は、

・バーの歴史

・バーの由来

・バーでの注文の仕方

・カクテルの解説

・バーでのちょっとした客としての気遣い

・バーテンダーの本質

・良いバー

・悪いバー

の例など、幅広くバーについてまとめられている。

[ 結論 ]
ポイントを絞って列挙すると、水で薄めた酒みたいになってしまうので、引用を多めに示しておく。

まずは、バーの本質が示されている部分を引用。

「自由は残念ながら、非日常に集中している。

一方、日常は、不自由だらけである。

たまたま自由を満喫しながら、遊ぶ快感にひたれる場のひとつ、それがバーであろう。

日常のあれこれを置き去りにし、素のままの自分になって、カウンターに向かい、座る。

あるいは立つ。

それがバーである。」(pp.10-11)

バーとは、非日常の中で、自由をもたらしてくれるものらしい。

そして、その自由を保障するものが、バーカウンターと示されていた。

バーの所在地は、分かりにくいところにあったり、看板が出ていたとしても、控えめで小さいものであったりする。

バーの入り口に立ちはだかる扉は、暗い感じで、開けられたくないと、告げているようだとある。

そして、バーというものは、特別な空間であると示されている。

以下に、その部分について抜粋。

「これについて、ある人が、まさにそのとおりと言いたくなる、的を射た発言をするのを聞いたことがある。

「外から内部を見えづらくする。

これってバーの条件のひとつでしょう。

ウェルカムではあるけれど、オープンにはしない。

それでいて、いったん入ってきた人は温かく迎える。

ひとつの世界を構成することへの執着というか、それが昔ながらの日本の酒場とちがっているところかな」。

扉の向こう側にあるのは別の世界である。

よそよそしい扉は、そのことを客に告げるためでもあり、あるいは確認させるためでもある。

ここからは、あなたがいつも暮らしている、日常の世界ではないんですよ、と改めて念を押す。

だから、あまりに気軽なドアのバーに出会うと、本格的なバーであることの「自覚」が足りないんじゃないかと疑問を投げかけたくもなってしまう。」(pp.42)

あまりにも重厚な扉を備えるような、本格的なバーには、入ったことがないが、それでも、カジュアルなバーに入るときでも、いつも、別世界に行くのだと思っている。

先ほどのバーの本質と絡めて、自分なりにバーを定義すると、

「バーとはお酒を飲みながら、自分自身と向き合える非現実空間である」

と言える。

人がバーに行くのは、色々なケースが考えられるが、例えば、日常生活の悩みや不安を全て払拭して、自分自身と向き合い、自分の仕事、プライベート、そして、人生について、お酒と共に考えるためでも、あるかもしれない。

少し観念的になりすぎたので、実際的な部分も、示しておこう。

そこで、バーでの注文の仕方を、取り上げてみる。

バーに初めてやってきた者にとっては、何をどう注文すればいいのか、戸惑うことになる。

著者は、お酒のブランドやカクテルの名称を、

「言わねばならない」

という強迫観念を、捨てるべきだとある。

これが、注文する場合の第一歩らしい。

注文するには、自分の好みの味わいを、バーテンダーに説明すればいいようだ。

カクテルの場合だと、次の4つの情報があればいいようだ。

・甘めがいいか、ドライが好みか

・アルコールは、強みか弱めか

・ソーダは入れるかい入れないか

・暑さ、寒さ、涼しさなどの季節に、対応したものがいいか

さらに、食事の前か後かなど、自分の心身の状態を伝えればよいらしい。

これは覚えておこう。

そして、あまりにも、バーテンダーに任せきりなのも、ダメなようだ。

他にも、バーテンダーについても、いろいろと示されている。

「バーテン」と略すことは、差別的な意味あいになり、大変失礼になるようだ。

正しく、

「バーテンダー」

と言わなければならない。

また、あるバーテンダーは、バーテンダーのことを、

「心の病を治す、夜のドクター」

とまで言い切ったようだ。

人は、癒されたくて、バーに通うのかもしれない。

カクテルの解説も、ひとつだけ示しておこう。

「カクテルの王様」の異名を持つ、マティーニを取り上げる。

一部説明を抜粋。

「こうして派生させ、自分の好みのつくり方を求めていくカクテルの筆頭に挙げられるのが<マティーニ>であろう。

その意味では、いかにもカクテルらしいカクテルとも言える。

ボンドほどわがままでなくても、自分の好きな味を知ってはじめて、<マティーニ>好きを自称できると言われている。」(pp.130)

マティーニといったら、007のジェームズ・ボンドのウォッカ・マティーニ(ウォッカ・マティーニ - Wikipedia)、ヴェスパー(ヴェスパー (カクテル) - Wikipedia)が思い浮かぶ。

以前、公開されていた、「007 / 慰めの報酬」では、ボンドがヴェスパーを6杯も飲んでいる。

それは、前作、「007 カジノ・ロワイヤル」を見れば、なぜだか分かるだろう。

自分もボンドになりきって、ウォッカ・マティーニを飲めるように、なりたいものだ。

[ コメント ]
バーの基本的な知識から、客のバーでのあるべき態度など、とても勉強になった。

自分は、まだまだバーが似合うような存在ではないが、なるべく多くのバー、お酒を体験していくことで、バーが板につく男になりたいと思ったが、無理かな(^^)



スペイン、バルセロナ。

ここは、建築家アントニオ・ガウディに逢える街。

彼がつくった家は、遠い過去から、来たのか。

それとも、遠い未来から、来たのか。

どちらにも、見えてしまう。

石造りなのに、柔らかい。

これは、

「いのち」

が創った家なのだろうか。

時代に、色褪せることのない、「いのち」。

それが、人を、包み込んでしまう。

人を、酔わせるのは、そう、

「いのち」

なんだろうね。



■読書感想文:「「独りバー」はこわくない カウンター初心者用バイブル」(中公新書ラクレ)根津清(著)

[ 内容 ]
「注文の仕方が難しい」「値段が心配」「気の利いた会話ができない」。
バーに入っても心から楽しめない、そんなあなたの悩みを一挙解決。
22の名酒物語を読み通せば、もうオーダーに迷わない。

[ 目次 ]
第1夜 今宵は定番スコッチで楽しみたい(カティサーク-これを飲んで順風満帆といきましょう ジョニー・ウォーカー-世界一有名な酒って本当? ほか)
第2夜 気分を変えてスピリッツはいかが(ビーフィーター-最初は腎臓の薬でした キャプテン・モルガン-カリブの海賊の大好物 ほか)
第3夜 華やかなリキュールの世界へ(リカール-水割りにしたらミルクみたいに… カンパリ-紅色の甘い顔した苦いヤツ ほか)
第4夜 ワインの仲間たちを味わおう(チンザノ-色気さえ感じる親しみやすさ ティオ・ペペ-世界で愛されるペペおじさん ほか)
第5夜 最後の夜は、各国自慢のウィスキーを(ブッシュミルズ-北アイルランドの歴史に思いを馳せて ワイルド・ターキーーアメリカ大統領の七光り ほか)

[ 問題提起 ]
ジャーナリストによる世界の酒のエピソードが示されている本。

この本は、タイトルにあるように、バーの初心者が独りでも、バー通いができるようになるためのテクニックが書いてある、というわけではなく、世界の酒の歴史やエピソードが多く示されている。

この本も、明らかにタイトルと内容が、乖離している。

バーの話は、どっちかというと、おまけに過ぎない。

バーの歴史や、バーでの飲み方などが、書いてあるということを、期待してはいけない。

バーの話は、コラムで、以下のように示されているだけだ。

・手始めはホテルのバーで

・注文する時の注意

・飲みたい酒の伝え方

・値段の心配

・バーで役立つ試し飲み

・いいバーの条件とは

・酒も喜ぶグラス選び

・バーデンダーになるには

・本場のバーと比べると

・ロンドンおすすめのパブ

これらが1項目1ページのみの分量となっている。

ホテルのバーは、それほど高くはないらしい。

普通のバーと大差ないようだ。

また、いいバーの条件は、著者によれば、

「あそこにいけば何かいいことがある」

と思えるバーらしい。

[ 結論 ]

むしろ、酒の話が、この本では、主題になるのだし。

ポイントを絞って簡単に列挙。

・ジョニー・ウォーカーは1820年、スコットランドのエア州キルマーノックで酒も扱う小さな食料品店を開いた

・オールド・パーは、1483年イングランドで生まれ、152年生きたいう記録が残っている男

・ビーフィーターは、1660年のオランダのシルヴィウス医学教授が、アルコール液にネズの実を浸して蒸留し、腎臓薬(利尿剤)、解熱剤として薬局に販売したことから始まる

・ワインを蒸留して最初にブランディーを造ったのは、スペイン生まれの医師兼錬金術師アルノ・ド・ヴィルヌーヴで、彼はこれを「アクア・ヴィテ」(生命の水)と呼んだ

・カルーアは氏素性も生い立ちもはっきりしておらず、1930年代にメキシコで作られたといことぐらいしか分かっていない

・「チンザノ」はスティル・ワイン(普通のワイン)に薬草、香辛料、色素などを加えて造るアロマタイズド・ワイン(香味付けワイン)の中のヴェルモットというカテゴリーに属する

・ドン ペリニヨンは、17世紀のドン・ペリニヨンという修道士がワイン造りとして造った

・世界五大ウィスキーは、スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、ジャパニーズ・ウィスキー

こんなところか。

ほとんど、世界史の話といってもいいくらい、酒は、その当時の文化に根付いているのだなと、言うことがよく分かった。

著者も、相当、酒が好きなんだなということが、よく分かる内容だった。

あとがきにも、楽しんで書けたとあった。

取り上げられている酒は、ほとんど飲んだことがないし、知らない酒ばかりだった。

飲んだことがあるのは、カルーア、カンパリなど、度数が低めのカクテル系か。

この本の読みかけのときに、チンザノを飲んでみたが、これは、フルーティでおいしかった。

ワインベースもいいなと思った。

飲んだことのないのもで、自分が気になるのは、ビーフィーターかな。

他にもジョニー・ウォーカー。

ジョニー・ウォーカーといったら、自分は、村上春樹の小説の「海辺のカフカ(上/下)」(新潮文庫)のカフカ君の父を思い浮かべる。

あの恐怖のジョニ赤の酒は、奥が深いなと思った。

バーめぐりとかもしたいなと思わせてくるた。

成功者を気取って、高級ホテルのバーラウンジにでも行ってみようかな。

[ コメント ]
酒の薀蓄や歴史、文化を知りたい人には、お薦めの本。



陽射しが眩しくて、気持ちいいこと。

おいしいものに、出会えたこと。

くだらないことで、大笑いしたこと。

たわいのないことだって。

些細なことだって。

誰かとカンパイすれば、HAPPYに変わる。



■読書感想文:「BARレモン・ハート 1」古谷三敏(著)

このマンガは、俗に言う

「うんちくマンガ」

と言われるジャンルのものです。

ウイスキー・ブランデー・ワイン・ビールはもちろん、日本酒・焼酎類やカクテルまで、さらに、お酒に付随する色々な情報など、お酒の事に関して、作者がよく調べこんでいて、酒好きではない方も、十分楽しめる作品となっています。

酒好きの人にとっては、まさに、お酒に関する指南書となることは、間違いない程、よく出来た漫画です。

まぁ~マスターの薦めるカクテルが、実は、人生のXXXブレンドであったりして、楽しめます(^^)

また、酒のウンチクと、人生模様を語る大人のための、酒、グルメコミックスであったりもして、酒飲みでなくても、十分楽しめる内容です。

簡単にストーリーを説明すると、

・お酒に関して知らないことは、ほとんどないという知識が宝庫な「マスター」

・お酒の事は殆ど知らないフリーランスのライターの「まっちゃん」

・お酒をこよなく愛している正体不明の「メガネさん」

と、レギュラーの登場人物の特色もよく出ていて、話が楽しく進んでいきます。

内容が、お酒ということもありますが、大人のための、大人のマンガ、というスタンスを感じさせる、落ち着いた絵も、非常に、好ましいモノとなっていますね。

あの有名な、

「ダメおやじ」

の毒気は、全然、ありませんので、このマンガ、世の男性に、お勧めしたいと思います。

理由は、お酒を飲みに行って、お酒についての、ちょっと、しゃれた話をすれば、酒を酌み交わすお相手の見る目も違ってくるかも、d(^.^*) ねっ?



毎日、いらっしゃる、お客様でも、時々刻々、気持ちが違う。

お客様の会話や表情、しぐさで、レシピを変えていく。

そのときの気分に、やわらかく、対応していく。

バーが、ホスピタルといわれている所以。

それが、バーテンダーの仕事。

お客様の、その日のストーリーを、読み込んでいくことが、大事。

そこで、今日のカクテルのテーマ。

「こころに、お茶を。」

大変ですよね。

生きるって。

傷つけたり。

傷ついたり。

お茶は、揉まれて、傷がついて、ええ味が出るんです。

これ飲むと、心の声が、よう聞こえますから(^^)



■アニメ「バーテンダー 神のグラス」

アニメ『バーテンダー 神のグラス』PV第1弾|2024年4月放送予定

アニメ『バーテンダー 神のグラス』PV第2弾|2024年4月3日(水)24:00~テレ東にて放送開始

なんにも、飲まずに、生きてはいけない。

足りないものを、想像しながら、飲むといい。

うれしくて、飲む。

悲しくて、飲む。

飲みすぎは、身体に悪いけど。

魂には、ときどき優しい。

その酒は、街の空気で、割って飲む。

ブルショット

【息を呑む150秒】バーテンダー世界チャンピオンの石垣忍さん、1杯のカクテルができるまで。Ishinohana Bar ,Tokyo, Japan



いつも、自分を磨いていたい。

ずっと、演じ続けていくために。



■Bobby McFer「Don't Worry, Be Happy」

トム・クルーズとエリザベス・シュー主演の映画"カクテル"の挿入歌。

1988年に、2週連続の全米チャートNo.1を獲得。

同年のグラミー賞の最優秀楽曲賞にも輝いた名曲です。

イントロの、のんびりとした口笛がとても陽気な、天気のよい、お休みの日に、散歩でもしながら、聴きたいような明るい曲。

"生きているんだから、いやなことは誰にだってあるよ、でもそんなに心配するともっとややこしくなる、余計な心配はしないで幸せにやっていこうよ"

と歌う、Bobby McFerrinの歌声も、とても、ほのぼのとしている、和やかなナンバーですね♪



さて、悲しみの消える場所がない、というのは、とても困ったことだ。

せめて、世界中の悲しみを、投げ入れても、投げ入れても。

決して、あふれることのない。

どんな悲しみも、溶かしてしまう。

ひと口。

不思議な飲み物を作り。

ひたひた。

ひたひた、と。

心を満たしておこう。

夢は、あなたを、ますます、キラキラさせてくれるクスリ。

反対に、諦めは、あなたを、サビつかせる毒。

物事は、諦めた途端に、停止してしまう。

打ち寄せる夢の中で。

人は、やっと、自分に、目覚める。

その時、私は、あなたは、クスリになれる可能性がある。

もし、悲しい夢を見たら、私の(あなたの)中に、溶かしてあげて下さい。

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