若松英輔「たったひとりでも自分以外の人を真剣に考える者がいればその場には熱が生まれる。だがどんなに多くの人がいても自分のことばかり考えているとその空間は本当に冷たくなる。『モモ』に出てくる灰色の男たちに囲まれたときのように。誰かのことを真摯に思う。それだけで何かであると私は思う」
_沈黙のちから_若松英輔_著_

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