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自分に足りないものは?

よく、失敗は成功の基と言われますが、本当でしょうか?

必ずしも失敗が成功の基になってくれるわけではありません。

失敗から学ぶことが大切なんですよね。

例えば、失敗に対して背を向けず「なぜ失敗をしてしまったのか」をじっくり考えたり、現実と理想のギャップをきちんと埋め、「自分に足りないものは何なのか」を考えることができた人だけが、次の成功を見る可能性を持ち合わせていると思います。

“一回失敗したから次はできる”なんていうことは絶対にありませんね^^;

また、心のなかには毎日、いろんな思いがたまってゆきます。

「よい」気持ちも・・・・・・

「わるい」気持ちも・・・・・・

自信をなくし、他人をうらやみ、自分はダメだと落ち込んだりすることもあります。

自分と他人を比較してしまい、自分の足りないところばかりが気になったりして。

その思いに向き合うことが、ほんとうの自分を知ることにつながっていくはずですよね!

そう、大切なのは、本心から目を逸らさないことだと思います(^^)

自分に足りないものが分かって、課題も明確になったのであれば。

心に足りないもの、欠けているものに気づければ。

その自分に足りないものをみつけたり、身に付けることができる道に進めばいいんですよね(^^)

これからも“You can learn from failure. ”ということを心に据えて、日々幸せや成功、目標や夢に近づくことができればと思います。

もし、自分に足りないものは何?って悩んだときには、この本を読むととても元気が出ますよ(^^)

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『ぼくを探しに』  The Missing Piece
シルヴァスタイン/作 倉橋由美子/訳 (講談社)1977年から引用

いろんなむちゃをして、ぼくにぴったりのかけらにやっと出会った。

少し控えめに「やぁ」とかけらに声をかけるぼく。

「あら」と答えるかけら。

「君は誰のかけらかな?」

「さぁどうかしら」

「でも、きみはきみのままでいたいかもしれないね」

「誰かのものになっても、あたしはあたしよ」

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足りないかけらを探していたぼくが、それを手に入れたとたん、実は足りない何かがある自分こそ、自分らしく生きられることに気付いたというお話です。

単調なモノクロの線のみで描かれた絵と、それに添えられた倉橋由美子氏の洗練された単調な文章。

それだけでこの絵本の魅力がたっぷり感じられるのですが、読む人それぞれの立場によって、受け取り方も実にさまざまであるところがこの絵本の魅力でもあります。

子どもに限らず、この自分の<言いがたい複雑な世界を言い表す言葉>のmissing pieceを探すことが、大切なのかなって気がします。

何をやってもダメなとき、どうせ私なんて・・・・・・と思ってダメな自分を責めているとき、ふとこの絵本のことを思い出してみて下さい(^^)

自分が完璧であることを放棄し、でもできるだけ自分の理想とするものを追いかけながら、その楽しさを味わえるようになって、人生を少しでも楽しめるようになっていきたいですね。

大人になっても、足りないかけらをランランラン・・・・・・と自然と口ずさみながら楽しく探していける人は、大好きですね(^^)

人生は多少の回り道をしながらも、ゆっくりと花の香りをかぎ、虫たちとおしゃべりをし、沼や藪を通り抜け、山を登って下ったりしながら、歩いていけばいいんじゃないでしょうか?

そんなにあせって転がってもいいことはないからね!

それよりたくさんの素敵な出会いと、感動を味わいながら、のんびり過ごしていきたいものです。

これが私の理想の生活かな?

まっ、そんなに簡単には、行かないし、酷い目に合うこともあるけど、スナフキンも、

「大切なのは、自分のしたいことを自分で知っていることだよ。」

「人の好みは千差万別だと思います。

もし全部の人間が同じものを食べ、同じものに感動し、同じ本だしか読まなくなったとしたら、僕はそんな世界は味気ないつまらないものだと思います。」

「人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。

でも、その考えを無理やりほかの人に押し付けてはいけないなあ。

その人にはその人なりの考えがあるからね。」

と言ってたし、できるかどうかはやってみないとわからないんじゃない?

どこにもなかったら自分で作ったらどう?

そんな感じで足りないカケラを見つける旅に、出かけるのも悪くないよ(^^)

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