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エア・グルーヴ・アワード・サマー2023な洋楽<FOR CITY LIFE編>

カレンダーが夏(夏は、気象庁の区分で、6月から8月。体感では、5月の初夏から9月上旬まで。)の訪れを告げる頃になると、FMや街の中で、なぜかよく耳にする曲の数々。

ジャンルにとらわれず、一定の基準(メロディアスで、洒落ていて、音色が心地好いといったところ)を満たした音楽をエア・グルーヴと総称する考えは、安易ではあるけど、正しいと思う(^^)

つまり、スウィートなメロディー・ラインを持つ、そのカンファタブル・サウンドこそ、「エア・グルーヴ」と言ってたけど、この言葉は、昔、タワーレコードのフリーマガジンが発信源♬

そこで、そんなエア・グルーヴな洋楽をシチュエーション毎に分けて、夏を先取りした(^^)、誰かにとっての”永遠に夏のサウンドトラックの美メロ♪”かもしれない楽曲を、旧作を中心にした5つのシチュエーションで、ご紹介してみますね♫

【FOR CITY LIFE】
焼けたアスファルトの匂いがまだ残る夕暮れ。

これから始まるスウィート&メロウな夜を予感させる、気きいた会話とグラスの光が似合いそうなシティライフを彩る「FOR CITY LIFE」なアルバムを紹介してみます♪

DONALD FAGEN「The Nightfly」

適度に冷めた感覚が都市生活者の心をくすぐるエアグルの一級品。

やはり一級品というだけあって、豊潤なコクと香り、その完成度の高さについウットリしてしまいました。

●収録曲
DONALD FAGEN「I.G.Y.」

DONALD FAGEN「The Nightfly」


GROVER WASHINGTON, JR.「Winelight」

眠らない街を優しく包む様なサックスとスチール・ドラムの音色。

少しアルコールが入ったメロディが都会派のエアグル族にベストマッチ。

誰にでも楽しめるジャズ・アルバム。

●収録曲
GROVER WASHINGTON, JR.「Winelight」

GROVER WASHINGTON, JR.「Just the Two of Us」


THE ISLEY BROTHERS「Between The Sheets」

シルクのシーツに真紅のバラと、今宵もスウィート&メロウなエア・グルーヴに包まれたい。

そんな愛し合う2人の夜のピロートーク・ナンバーに。

●収録曲
THE ISLEY BROTHERS「Choosey Lover」

THE ISLEY BROTHERS「Between The Sheets」


MARVIN GAYE「Midnight Love」

名曲”Sexual Healing”を収録。

80年代に流行したいわゆる「カフェ・バー」での夜のBGM人気No.1。

●収録曲
MARVIN GAYE「Midnight Lady」

MARVIN GAYE「Sexual Healing」

MARVIN GAYE「'Til Tomorrow」


PATRICE RUSHEN「Straight From The Heat」

”Remind Me”は都会の夜を彩るメロウ・グルーヴの最高峰。

そして”Where There is Love”。

湿度感あるイントロが、逆にいい感じ。

●収録曲
PATRICE RUSHEN「Where There Is Love」

PATRICE RUSHEN「Remind Me」


RUPERT HOLMES「Partners In Crime」

夏の恋は海辺だけの特権じゃない。

アルバムは、シルクのスーツが似合いそうな都会の男女の短編集。

涼しいのもいいけど、自ら燃えるような「都会の海」に飛び込むのもイイッス。

●収録曲
RUPERT HOLMES「Escape」

RUPERT HOLMES「Him」


ANITA BAKER「Rapture」

クワイエット・スムース・ブームの火付け役ともなった記念碑的な作品。

大ヒットとなった①しかり、ウエットな③しかり、この企画を見越して作られたような都市生活者へのラプソディー集。

●収録曲
ANITA BAKER「Sweet Love」

ANITA BAKER「You Bring Me Joy」

ANITA BAKER「Caught Up in the Rapture」


JOE JACKSON「Night And Day」

「夜」サイド、「昼」サイドに分けられており、「昼」サイドの方がしっとりとしているのが特徴的。

コンクリートジャングルで見つけた、安息地的バラードのラストは泣ける。

●収録曲
<Night Side>
JOE JACKSON「Another World」

JOE JACKSON「Chinatown」

JOE JACKSON「Target」

JOE JACKSON「Steppin' Out」

<Day Side>
JOE JACKSON「Breaking Us in Two」

JOE JACKSON「Cancer」

JOE JACKSON「Real Men」


SMOKEY ROBINSON「Blame It On Love And The Great Hits」

ソウル・ミュージックを都会の音楽と定義づける事に、何の疑問も抱かせない。

その理由は全てこの人がいるから。

都市生活を快適に送るためには、この人の歌声は欠かせない。

●収録曲
SMOKEY ROBINSON「Tell Me Tomorrow」

SMOKEY ROBINSON「Being With You」

SMOKEY ROBINSON「Cruisin'」


RAY PARKER JR. & RAYDIO「The Best Of Ray Parker Jr. & Raydio」

落ち込んだ時も人恋しくって眠れない夜も、こんな優しい声さえあれば、何とかやり過ごす事が出来る。

白眉は”A Woman Needs Love”。

仲直りしたい人は聴くように。

●収録曲
3. RAY PARKER JR. & RAYDIO「A Woman Needs Love」

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