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元気にスポーツ!

ケネディは「行動のプログラムには危険や費用がともなう。しかしそれらは長期の不活動にともなう危険や費用に比べれば、はるかに少ない。」と述べていました。

手当たり次第に、あれこれやってみるのもいいかもしれませんが、無理は禁物です。

国民医療費を下げる方法は、病気にならないことです。

病気になってから治療をするよりも、病気の予防のためにお金を使うほうが安く済みます。

人生も同じです。

行動すると危険や費用がかかりますが、長い目で見れば行動しないほうが高くつくのです。

健康も人生も自ら行動を起したほうがお徳なようです(^^)

「攻撃こそが最大の防御である。」とは、キャプテン翼の中での言葉。

そう言えば「攻撃は最大の防御」という言葉がありましたよね。

ふと思ったのだが、この言葉は何を伝えたいのだろうか?ということ・・・・・・

次の二つの事が考えられます。

1.自分を守る最大の方法は相手を攻撃する事である

2.攻撃をする人間は、実は自分を守りたい小心者である

これは、格闘でよく引用されますが、ディフェンスばかりでなく、オフェンスしないと戦いに勝てないために、怖がらずに攻めていけという教えからきています。

しかし、「逆もまた真なり」という言葉があるように「積極的な防御も、見事な攻撃」につながりますよね!

そこで、同じように二つ意味があるような気がする言葉を考えていたら、なぜだか「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というのが頭に浮かんだので、同じように考えてみると。

1.あれこれ思い悩むよりやってみればよい(「案ずるより産むが易し」と同じか?)

2.大変な事があっても時間が経てば忘れてしまうものである(これも同じか?)

どちらもアドバイス的な意味と、「人間って奴は・・・・・・」的意味があるように思います。

本当のところ、どういう意図で出来た言葉なのか気になるところ。

そこで、ちょっと出典を調べてみると、実は、明治8年、戦術教官として招かれたドイツ軍戦術参謀メツケル少佐の言葉「防禦なくして攻撃なし」という言葉があり、これは内部に力を蓄えて初めて外部に対して威力を発揮できるものであるという事を言ったそうなんですが、当時、軍の指導権を握っていた山縣有朋の創作で「攻撃は最大の防禦なり。」と言ったことが今日まで伝えられていたそうです。

要は、攻撃と防御のバランスでしょうね。

ビジネスで例えると、防御がしっかりしていることは、攻撃をしていく上でも必須の前提です。

いけいけドンドンでは成功して手に入るものは大きいかも知れないけど、生き残る確率は低くなる。

防御にコストをかけながら、後の先(防御しつつチャンスを見て攻撃に出る)を徹底して行けば、大きな成果は手に入らなくても、生き残る確率は極めて高くなります。

多分ポイントは、高い防御力と、鋭敏な情報収集分析力、決断の早さと、攻撃にあっては明白な目標設定と攻撃終末点の設定。

そしてロジスティックス(資金?)の確保。

ってほとんど普通の軍事行動と同じになっちゃうんだけどねぇ(^^)

でもいくら防御が大事といっても、亀になって、頭も手足も引っ込めたままだと、シチューにされるので注意しないと^^;

また、クルマと同様、日頃から走らせておかないと、感覚が鈍って、いざというときの出足が悪くなります。

そして、「成功しやすくなるコツ」の中でマックス老人はこんな話をしています。

「発明家や革新者に話を聞くと必ず、 <異なった> という言葉と一緒に、自慢げに人に見せるという考えが出てくる。成功する人たちはね、自分がどこへ向かっているかということはわかってない──ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている。」

このあと、マックス老人は株の選択に関する経済学者バートン・マルキエルの研究であるコイン投げの話を紹介します。

1000人の参加者でコイン投げ競争を行い、表が出た人が勝ち、というルールで7回投げ終えると、勝ち残るのは8人になる、という話です。これを聞いて、

私は何となくすごいなと思っただけだった。

投資アドバイザーの意見を補足するものとしては役に立つのかも知れないが、私には、成功が黙っていても手に入る幸運なものだとはまだ思えなかった。

そう告げると、マックスはおかしそうに笑った。

「問題はね、きみが理屈っぽいってことだ。 きみの思考は、学生モードのままなんだよ。この課題をすべてやっておきなさい、そうすればAがとれますよってね。きみは、課題のリストを欲しがっているだけなんだ。」

「仕方ないじゃないですか」

彼をやりこめるチャンスとばかりに、私は言った。

「目標なんか捨ててしまえとおっしゃるのに、代わりに何を持てばいいんです。コインでも投げますか。」

またしても、マックスは私の肩を万力さながらにがしっとつかんだ。

「もちろん、君はまず成功の前提条件を、すべてそろえなければならない。もし、頭が切れてなかったり、勤勉でなかったりしたら、きみは10回のうち10回とも失敗することになるだろう。だけど、もし適切なことをしっかりやったら、どうなると思う?10回中、失敗するのは9回になるんだよ。」

再び私が反論するより前に、マックスが片手をあげた。

「いままでに読んだ素晴らしい小説の中で、ベストセラーにならなかったものが何冊あるか、考えてごらん。地方の劇場に出ている俳優だて、ブロードウェイの俳優と同じくらい実力のある人が、何人いるだろう。問題は、才能のあるなしでもなければ、勤勉かどうかってことでもない。コイン投げの達人じゃないってことなんだ。だから僕は、たった1つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。 これは、“試すこと”を続けなければならないということだ。そして試すこととは、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにか、手当たり次第に、あれこれやってみるということだ。頭にたたき込んでおいてほしい。何度となく“表”を出すコインの投げ手は、何度となく投げているのだということを。そして、チャンスの数が十分にあれば、チャンスはきみの友人になるのだということを。」

長々と引用してしまいましたが、マックス老人は「目標の設定」「生きる姿勢を変える」という従来の成功法則を本の冒頭で否定しています。

そして 新たなる法則を掲げます。

「試してみることに失敗はない」

目標設定の何がよくないのでしょうか。

その目標を達成するのに世間は待ってくれないということと、それが最良の目標かわかない点を指摘します。

世間が待ってくれないというのは、ライバルがまずそれを出し抜く可能性があるし、お客さんがそれに満足するかという問題があります。

そして、その目標ではなくて、もっとよい結果があったのではないかと指摘します。

それは、各方面の有名人を挙げて、その人の初心を貫いたらどうなっているのかを例示することで説明しています。

まさに、成功しやすくなるコツは、いろいろ試してみることなんですよね(^^)

そう、これは、“試すこと”を続けなければならないということです。

そして試すこととは、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにか、手当たり次第に、あれこれやってみるということです。

動かずに何もしない方が安全なのは、周りも同様に動かなかった場合に限られるのだから・・・・・・

周りが動いている以上、自分も動くしかない。

「行動こそが最大の防御である。」ですかね(^^)

さぁ、汗を流して、パワー発散で、即、行動です!

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