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保健室ノート

 初めまして。いきなりですが、
 私の仕事は保健室の先生です。
 保健室の先生は、正式には「養護教諭」といいます。昔はよく、養護学校の先生と間違えられましたが、今では養護学校が特別支援学校と名称を変えたので、ほとんど間違えられなくなりました。が、「養護教諭」という言葉は一般にはあまり浸透してなくて、「保健室の先生」と言った方がわかってもらいやすい仕事です。
 現在は中学校に勤務しています。
 都道府県によって、異動のサイクルは様々だと思いますが、私が在籍している都道府県は基本的に、ひとつの学校には最長で連続5年しかいられません。(新規採用の場合は3年が基本です。)
 人事異動で学校を変わることは、とてもとても大変なことです。児童生徒の名前を1から覚え直し、新学期は健康診断が目白押しで超多忙、新年度なのでさまざまな書類の点検やまとめもあります。他にも保健だよりの作成などなど、ただでさえ多忙な新年度に異動が重なるのは本当にしんどいことです。
 養護教諭は、よほどの大規校でない限り1校に1人です。担任を持つ教師とも、管理職とも違って、1人職であり専門職と言えます。他の職員に手伝ってもらえることがあまりなく、1人でバタバタしています。(個人差はあると思いますが)
 今でこそ、2人の娘が高校生と大学生になり、子育てがひと段落したので、多忙のピークは過ぎたと言えるかもしれませんが、それでもなかなかのハードワークです。
 そんな私の経験したことを少しずつ紹介していけたらなと思い、「保健室ノート」を書いてみることにしました。
 仕事上の出来事はもちろん、私生活との絡みなどリアルな出来事を書いていきます。
 不慣れな上に、ノープランなので、不定期な気まぐれ更新になると思いますがよろしくお願いします。
 

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