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学校公開感想(長男3年生)

支援級在籍の3年生は3名だが、一人欠席のためその日は2人で授業を受けていた。私が教室に入ったときは2時間目の算数で、担任の先生は何かを教え終えたのか、ドリルをやるよう促した。

2人が取り組み始めると、3年生と背中合わせに着席している4年生2人の方にいき、側にいる補助の先生と何やら話す。で、補助先生が3年生の方へ、担任は4年生に「できましたか?」等、声をかけていた。

説明すると、担任は3(3人)4年(2人)計5人を受けもっていて、でも算数は授業内容が違う。先に書いたように3年生が黒板で教わっているときは、4年生は指示された課題をする、その時は補助先生が見守る、それからスイッチして〜、という感じ。

しばらくして5、6年生の教室を見にいくと、たまたまなのか同じく算数だった。同じ黒板に全員が体を向ける。内容は分数の割り算。

この学校の支援級を卒業した子は、中学はほぼ普通学級を選ぶと聞く。それを聞いたとき、社会性は育っていても、勉強はどうするんだろうと思った。支援級は6年間で3年生までの単元を学ぶ。(※注 学校の方針や個人の発達の程度によって違うと思います)だとすると、いきなり中学で因数分できるのか、という話だ。

ただ、正直、普通級で3年生ぐらいから、特に算数はついていけなくなる子は一定数いると思う。だからそのような子ども達と一緒に、普通級に在籍しながら算数だけは少人数学級で学ぶなど、選択肢があるのかとも思う。

学校公開の話に戻る。3時間目は書写で、今年度からはじまった習字だった。4年生は特別授業のため教室を出る。何と移動式のプラネタリウムが体育館にやってきていて、普通級含む全ての4年生が見られるらしい。いーな、いーな。『星空の宅急便』と書かれたワゴン車を体育館近くで見た。なんてロマンチックなんだろう。来年もきてくれるかな、長男も見られるといいな。

習字は『下』を一生懸命書いていた。広い教室に2人と先生2人。書写は担任ではなく専任の先生が指導して、補助先生がつく。途中、体が曲がっていたせいか『下』が全体に曲がっていた。

出来上がった用紙は机前の床に広げられた新聞紙の中に。これはスペースがあるからできることで、普通級だとどーすんだろ。机上で何とか管理するのか、後方のロッカー前にもそれ程空いたスペースはないし、作ったとしても、半紙を持って机の間を通るときに、何かがぶつかり、落とす、こぼれるとか。

こうちゃんは大丈夫かな。一応普通級にいくことにはなったが、かなり心配だ。まあ習字は3年生からなので今から憂うことではないんだけどね。

長男は途中、ふりかえったと思ったら睨んできたので、そういえば3、4時間目は見ないでと言われたこと思い出し、すごすご帰った。

「なんで1時間目来てくれなかったの」と夜、問われ「ごめんね、こうちゃんの幼稚園送りが遅くなって〜」とちょっと嘘をつく。

「習字、どうして最後まで見てくれなかったの」と聞かれ「嫌がってたじゃん、睨まれたし」と答えたら「睨んでない」と言う。

そういえば、心因性の視力障害があると、眼科で言われたことがある。時たまピントが合わず見えづらくなるそう。もしかして、睨んだのではなく、見ようとしていただけなのかも。

「明日も来てくれる?明日はね、セーフティ教室は見なくていいから、それ以外は見てね。音楽もあるよ、パパとこうちゃんも来てね」

かわいいことを言ってくれるので、結局翌日も行きました。





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