見出し画像

「ワイルドスピード EURO MISSION」

ワイルドスピード EURO MISSION を鑑賞
2013年公開 ジャスティン・リン 監督作品

ワイルドスピードシリーズ第6作目
今作は前作の流れをそのまま引き継ぎ、バラバラに過ごしていたドリームチームの再結成が魅力だ

前作で大金を手に入れ、それぞれが思うがままに過ごしていたはずだが、
ある事がきっかけとなり、リーダー的存在のヴィン・ディーゼル扮するドミニクがメンバーを集めるところから話が進む

メンバーのその後が描かれているが、仲間に何かあったらすぐに集合する、絆の強さを感じられる
この仲間との絆がドミニクが大事にしているファミリー感である
ドミニクとは異なり、敵役もチームで動いているのだが、敵のリーダー的存在のショウはメンバーをただの駒として見ている
この対照的な姿が今回のポイントとなる

前作でチーム内の役割や関係が少しずつ定まり、今作ではその設定をより濃くしている印象だ
テンポのいいコミカルな会話や、得意とする分野でのそれぞれの活躍が光る

展開も二転三転、形勢もどんどんと変わり、スピーディでどうなるのか予想がつかない
過去作の仲間や遺恨なども複雑に絡んでくる
特に、過去作でありながら時系列的には今作より先を行く、シリーズ第3作「TOKYO DRIFT」への繋がりが濃厚に見られ始める
第3作の登場人物であり、前作、今作でも活躍するハンは人気キャラクターなので続きが気になるラストとなっていた

前作までと比べると対人間との格闘シーンが多くなっている
カーアクションももちろんなのだが、迫力あるシーンでとても盛り上がる

相手と戦う中で、何度かチームメンバーがクラッシュするのだが、大抵無傷なのが「どうして(笑)」と思わずにはいられない
そしてドミニクに対してだが、今の彼女はどうするんだと思いつつ、
最後のシーンで昔の恋人と復縁したと思われるが、今の彼女に対してもそばに置こうとしたところは「いやいや(笑)」とツッコミたくなるところだ


仲間に背は向けない、たとえ向けられても。


(※画像は公式ホームページより引用)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?