映画 天使のくれた時間

久しぶりに映画についての投稿です。


金曜日に映画を見ました。ニコラス・ケイジ主演の「 天使のくれた時間 」です。日本では2001年公開ということで、約20年前の作品です。あらすじはざっとこんな感じ


13年前(1987年)の空港にて、何かの予感を感じ「ロンドン行きは考え直して」と引き留める恋人のケイトを振り切って、仕事で成功するためにロンドン研修に旅立ったジャック。その結果2人は別れてしまい、現在(2000年)のジャックは、ニューヨークのウォール街で成功し、大手金融会社社長として優雅な独身生活を満喫し、女性とも浮名を流す人物となっていた。

クリスマスイヴも幹部を招集し企業合併の会議をし、家族もなく夜も一人で過ごす彼は、ふと立ち寄ったスーパーで強盗まがいのことをしていた不思議な黒人青年キャッシュと出会う。ジャックは命からがらその場はおさめ、そしてキャッシュにも優しい言葉をかけた。その夜、豪華な高層マンションの自宅で眠りに入った彼は、翌朝起きると、自分が見知らぬ庶民的な家のベッドにいることに気付く。隣には13年前に別れたはずのケイトが寝ており、そして2人の子供と大きな犬までいた、、、。
( Wikipedia参照 )


要は、「 あの時違う選択をしていたら、、、 」という、もしもの体験をした男性の話です。仕事をとるのか、恋人をとるのか。この物語のニコラス・ケイジ演じる主人にとってこの選択は、人生を大きく変える分岐点だったのでした。


人生なんて選択の連続だ、なんて誰かが言ってた気がしますが、その通りだと思います。だから、選択を誤ったと後悔することなんて誰しもあると思います。どんなに悔やんでも過ぎ去ってしまった過去や自分の選択を取り消すことは出来ません。しかし、この映画を見て思ったのは、例え過去の選択を悔やんでも今、この瞬間からでも間に合うことはきっとある、ということです。この映画は、そんなことを教えてくれた気がします。


後悔ばかりじゃない、これからの人生も捨てたもんじゃないよ、と前向きな気持ちにさせてくれる映画でした。いや〜、ほんとラストのシーンがめちゃくちゃ印象的で、思わず笑みがこぼれました。そんでこっちまで舞い上がってしまいそうなくらい、ハッピーな気持ちになってしまいました。( ハッピーエンドだったってことは、ネタバレじゃないですよね??? )


そんでもって、主人公の恋人兼妻を演じてたティア・レオーニがほんっっとにカワイイ!!時折見せる天真爛漫な笑顔で主人公に絡んでくる姿は、こんな奥さんがいたら毎日楽しいだろうなぁぁと思わせるものでした。そして、どんなに夫に対して呆れ、イラついても夫を愛している気持ちは変わることはなく、夫を想い続けてる姿も印象的でした。


クリスマス期間の物語なので、クリスマスの時期に見ることがオススメなのでしょうが、いつ見てもやさしい気持ちになれる映画だな思いました。少なくとも僕は!です。久々にジーンとくる映画と出会えて満足でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?