美術館は、頭が疲れる

昨日のことだが、美術館に行き芸術鑑賞をしてきた。


思い返せば、一番最近(去年の12月)行った美術館では、オードリー・ヘップバーンの写真展を目当てに行ったのだった。あの時は、「ローマの休日」以外のオードリー・ヘップバーンの姿を見てみたいと思い、写真展に行ったのだが、まぁその美しさたるや女性としてのエロさなど通り越してもはや「美」そのものだった。同じ人なのにこんなに美しいって思えるんだ!と感動してきた。


一方かわりまして昨日の美術館では、有名アーティストの展覧会があったのでそれを目当てに行ったのであった。これでもかというほどの展示物の量に加えて、ユーモアとセンスを感じさせる絵画やその他の展示物たちは「美」というよりも「楽しさ」の感情を湧き立ててくれた。真面目に真剣な顔つきで展示物を見るということはほとんどなかったと思う。たまにニコニコしたり、なんだこれ?俺でも描けるんじゃね?などとこれまで美術館で感じたことの無いような楽しくフワフワした気持ちで時間を過ごすことが出来た。一緒に行こう!と誘った友人も楽しそうで何よりだった。


それにしても、あまりにじっくりと楽しんだためか、頭が凄く疲れた。いちいち、この作品の意図はなんだろう?とか想像力をフルに使って3時間も展示物を見て回ったからなんだろうけど。でも、普段は使ってないような脳みそを使ったような感覚があって、ちょっと頭がスッキリしたような感覚もあった。


人の価値観に触れることは大事だと、いつか友人が言っていたけど、やはり美術品などの具現化された誰かの価値観に触れることは自分の世界を広げる良い機会なんだと改めて思ったのであった。



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