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韓国 200万人が基礎的な読み書きができない?

<W解説>韓国の成人、200万人が基礎的な読み書き不十分=背景にあるものとは? 2021/09/18 01:08
 
  韓国の成人の200万人が、日常生活に必要な基礎的な読み書きができないことがわかった。

 韓国の教育部(部は省に相当)と国家生涯教育振興院は昨年10月から今年1月にかけて、18歳以上の成人男女1万429人を対象に「第3次成人リテラシー能力調査」を実施。新聞記事や公共機関の文書などを提示し、読解力や計算能力を測った。

 調査の結果、小学校1、2年レベルの読解力である「第1水準」の割合は4.5%だった。朝鮮日報は、「成人人口が約4400万人とすると、約200万人が基本的な読解力を持っていないということになる」などと伝えている。

 また、基本的な読み書きや計算は可能なものの、日常生活で上手く活用ができない「第2水準」は4.2%(約186万人)、経済活動など複雑な場面で上手く活用できない「第3水準」は11.4%(約500万人)だった。一方、複雑な場面でも問題ないレベルの読解力を持つ「第4水準」は79.8%という結果だった。

 韓国人が「世界一」と誇る、韓国語・朝鮮語を表記するための表音文字「ハングル」には「偉大なる文字」という意味がある。その起源は1443年に李氏朝鮮第4代国王のセジョン(世宗)大王が公布した「訓民正音」で、セジョンが韓国語・朝鮮語の記録に適合した固有の文字を創るために考案した。

 ハングルに対する韓国の自慢は、「世界の最も新しい文字」、「開発者がはっきりしている唯一の文字」、「デジタル時代に適合した文字」などがある。

 しかし、ハングルは漢字使用を権威の象徴とする支配層「両班」により、400年間も蔑ろ(ないがしろ)にされていた。「男尊女卑」の時代、正規教育を受けることが難しかった女性が使う品のない文字として、「諺文」と呼ばれていた時期もあった。

 ハングルは1876年以降、民族意識の高揚と共に広く用いられるようになる。1886年に創刊された朝鮮の週刊の新聞「漢城周報」は、朝鮮の新聞として初めてハングルが採用された。

 1910年の日韓併合当初、一般庶民の識字率は6%ほどだったとされる。併合当初、普通学校は100校ほどだったが、1943年には6年制の国民学校(小学校)が5960校にまで増えた。日本統治時代の学校ではハングルを教え、識字率が22%まで上がった。

 多数の韓国人は日本の統治が韓国語・ハングル学習を弾圧したと誤解するが、それは1936年以降、「内鮮一体」の短い期間だけであった。半島の至る所に小学校を作り、学びやすいハングル教科書を普及させたことは、日帝の半島統治のために肝心要だった。

 1945年の独立と1948年の政府樹立の以降、韓国はハングル専用法を制定し、公文書はハングルで記すことを決定した。一方で、日本の統治時代を想起させるとして漢字表記を廃止する動きが加速し、1970年にはパク・チョンヒ(朴正熙)政権の下で、漢字廃止宣言がなされた。現在では、新聞の一部表記を除き、韓国社会において漢字はほとんど姿を消している。

 韓国が目覚ましい経済発展を遂げる中で、読み書きができないまま取り残された高齢者が多く存在する。1950年の朝鮮戦争の最中、貧しい時代に青年期を送った人たちは学校に通えず、読み書きを学ぶ機会に恵まれなかった。

 こうした背景も、前述の「第3次成人リテラシー能力調査」の結果に影響を充てていると言える。韓国の生涯学習推進機関が2017年に行った調査では、80歳以上の非識字者は67.7%に上った。

 また、教育部は、基本的な読み書きができない韓国の成人が200万人に上るとみられることがわかった今回の調査結果について、「特に学歴と家庭の月収による影響が大きい」と分析している。

 経済的な格差が子どもたちの教育の機会を奪い、ひいては識字能力にも影響を与えている実態が浮き彫りとなっている。

 ハングルのような「表音文字」は学びやすいメリットはあるが、漢字のような「表意文字」に比べて語源の把握が難しい。「表意文字」は学ぶために苦労はするが、文字を読むことが細かい理解と深い思考と直結する。

 韓国国内では扇動に弱い韓国社会の現実が「ハングル専用による浅い読解力」に起因するとして、漢字とひらがな・カタカナを併用する日本社会のように「漢字とハングルの併用」を主張する声もある。

 この診断に対しては「英語も表音文字のアルファベット専用になっているのに、世界の学問や文化を主導している」との反論もある。自力回復の線を越えた病気は、診断が正しく、処方も正しい時に治るものである。

https://www.wowkorea.jp/news/read/315050.html

 2021年に書かれたコラムなのだが、結構重要なことが書かれている。韓国人が世界一と誇るというハングルだが、「1443年に李氏朝鮮第4代国王のセジョン(世宗)大王が公布した「訓民正音」で、セジョンが韓国語・朝鮮語の記録に適合した固有の文字を創るために考案した」ということで、朝鮮での発音を表現するための文字だ。明の属国だった朝鮮では、当然漢字だけを使っていた。言葉は、朝鮮語なので、庶民は朝鮮語は話せるが、漢字は読めない。漢字は、発音が違うので、漢字の読みと朝鮮での読みが異なる。これは、日本でも同じ。

 朝鮮では、漢字以外の独自の言葉を持つ民族は野蛮という小中華思想で、日本を倭と呼んで蔑み、モンゴルも同じく独自の文字を持つとして蔑み、女真族も同じく独自の文字を持つので蔑んでいた。女真族は、その後、部族を統一して「金」となり、その金が中国の明を攻め滅ぼして、清となる。朝鮮は、新興勢力の金をバカにしていたので、明との戦いの際にも、清を無視し続けていた。そして、金が明を倒して清になった時に、朝鮮の王は、三跪九叩頭の礼を持って、清からの使者を迎えた。

まずは、中国の使者の跪け(ひざまずけ)の号令から始まる。
一叩頭の号令で手を地面につけ、額を地面に打ちつける
二叩頭の号令で手を地面につけ、額を地面に打ちつける
三叩頭の号令で手を地面につけ、額を地面に打ちつける
起の号令で起立する
これを3回くり返すので、合計9回ほど手を地面につけ、額を地面に打ちつける。
頭を地面に打ち付ける必要があるので、額から血が出る。それを清の使者に朝鮮の王が行うのだ。清は、朝鮮から受けた扱いを覚えていたからだ。

 その中国(清)の使者を迎えたのが迎恩門で、その迎恩門は、日清戦争で日本が清に勝って、朝鮮の独立を認めさせた際に、破壊されたが、その後「独立門」として新たに建てられた。

 その「独立門」は、日本から独立を記念して建てられたと嘘を教えている。

 朝鮮時代に、蔑んでいた国(日本、モンゴル、清)の属国になっている時点で、歴史も残酷な一面が見えてくる。

 さて、話は戻り、ハングルはその後、漢字以外の文字を使うのは野蛮だという認識から、ずっと使われていなかった。

 「1910年の日韓併合当初、一般庶民の識字率は6%ほどだったとされる。併合当初、普通学校は100校ほどだったが、1943年には6年制の国民学校(小学校)が5960校にまで増えた。日本統治時代の学校ではハングルを教え、識字率が22%まで上がった。

 多数の韓国人は日本の統治が韓国語・ハングル学習を弾圧したと誤解するが、それは1936年以降、「内鮮一体」の短い期間だけであった。半島の至る所に小学校を作り、学びやすいハングル教科書を普及させたことは、日帝の半島統治のために肝心要だった」

 と書かれているように、日本が奴隷制度の廃止と学校教育を朝鮮全域に広げた。100校が5960校に広がったというのは、ほぼ全ての人に教育が行き渡ったと見ていいだろう。

 併合当時の学校も、両班という貴族階級向けの学校だけだろう。朝鮮語がわかる朝鮮人に一番最適な言葉は、ハングルだとして、日本が普及させた。普段話す言葉で文字を書くのだから、簡単に覚えられる。ハングルを普及させたのも、日本だ。

 韓国となって、その後、あれだけ漢字以外の文字を使う民族は野蛮だとしていたのに、漢字を使うことを廃止にした。日本では、今でも漢字を普通に使っているのに。

 なんでも、韓国は極端だ。漢字も中国からのもので、ハングルは朝鮮時代に作られたが、使われずに廃れていたのを普及させたのも日本。ここでも、自分達では何もやっていない。

 独立門の経緯も嘘をついて、ハングルの普及についても嘘を教える。その嘘で固めて歴史では、本当の事は見えてこない。

 そのまま何も知らないほうが幸せかも知れない。

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