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【SALZmini2022作製日誌】稼働開始しました。

はじめに

前回、【SALZmini2022作製日誌】キックオフで動き始めた自動水やり装置 ですが、今回はその続きの模様をお伝えいたします。

生物系でいえばドライラボでの研究を終え、いよいよウエットラボでの研究に入っていくようなものでしょうか?棚場での活動がメインとなっていきます。

水やりホースの穴あけ

ホースの先端を結束バンドで縛り、穴あけをします。内側に水が出るように、穴の向きをよく確認しながら開けていきます。

針金でホースをとめ向きを固定してから、開けました。

苗木の選定

これから数年間、観察を続ける樹です。将来、幹が太くなり装置を卒業するときに立派な盆栽になる可能性がある樹を選びたいと思います。

実生3~4年の苗
実生2年生の苗
中央の鉢はたしか2017年に植えたもの
1ガロン不織布ポットを折り返して浅鉢にして植えたもの
先日までSALZminiSolo2で育てていた苗。根張りがよすぎたときの対処を考え、見送りました。

色々見て悩んだのですが、最終的にこの苗に決めました。

選考理由は立ち上がりの近くから芽が出ていたこと。将来、立派な盆栽になることを期待しています。
足元の幹の太さを測りました。5.7mmでした。20mmぐらいになれると嬉しいです。
ポットから抜いてみた所です。思ったほど根は張っていませんでした。
土を振るい落としザルの底面に針金で固定しました。
用土は朝明砂を単用でチャレンジします。
朝明砂を入れ装置をセットしました。砂と土が入ると、装置が安定し、サポートはいらなくなりました。
メインの棚場でミニ百葉箱と共に

さいごに

さてこれで装置は完成し、SALZminiSoloと同等の機能を持つことができました。自律して水分量をモニタリングしながら、乾きを感じると給水します。

BLEのアドバタイズ通信で、自分の状況を定期的に発信しています。
現時点では、スマホのアプリを使ってチェックすることができます。

今年の装置作りは順調です。
この調子で、どんどん発展させていきたいと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

#自動潅水装置 #水やり #盆栽 #園芸 #ザル作り #電子工作 #M5StampC3 #WateringUnit #IoT

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