SSDお引越しメモ

Linuxのシステムには128GBもありゃ十分と思っていたが、さいきんminetest以外のゲーム(というかシミュレータ)に手を出したり、DavinciResolveなんかも使い始めたので、いつの間にやらストレージがかつかつになっていた。

ダウンロードファイルやデカいファイルはきほん外付けのHDDに保存するようにしているが、davinciのキャッシュやらプロキシメディアだのというのは、アクセスのよい領域に置かないと動作が悪くなるし、ゲームデータもしかり。

ちょうどアマゾンでセールやってたので、以前嫁のノートに換装したのと同じ、Kingstoneの240GBをポチった。

いつもはこういうときたいていOSクリーンインストールするのだが、今回は特にシステムに不具合もなく、今やってる作業環境を一から作り直すのはちょっと邪魔くさいので、ものはためしで、GpartedをつかってSSDまるごとコピーすることにした。

こちらのサイトにかかれているほぼそのままやったらだいたいできた。
https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0645

【用意したもの】

あたらしいSSD

SSDをUSB接続するクレイドルなど(SATAに直で繋ぐなら不要)

LinuxmintのブータブルUSBメモリ

GParted

【手順】

GPartedをひらき、新しいSSDのパーティションテーブルを「msdos」にする。

いままでのSSDのパーティションを右クリックして「Copy」。

新しいSSDのパーティションを右クリックして「Paste」.

パーティションをリサイズできるので、特に複数の領域に分けない場合は最大まで拡げて、✅をクリック。

コピー完了まで待つ。

このPCにはもうひとつwindows10用のSSDが入っていて、そちらにブートローダが仕込まれているので、ここではGrubのインストールなどは行わず、シャットダウン。

古いSSDと新しいSSDを交換し、起動。

従来どおり、windows10が入っているSSDのgrubが起動し、Linuxmintへ…、となるはずが、そこから進まない。

じつはうっかりして、旧SSD内にシステムとは別に切ってあったパーティションを自動マウントする記述をfstabに残したままであった。
すでにない領域をマウントしようとして固まっていたのだろう。

気を取り直して、再度USBメモリから起動、etc/fstab 内の該当する記述を削除。

無事起動に成功。

ふつうにシングルブートのシステムなら、リンク先記事のようにgrubのインストールが必要なのかもしれません(正直ブート周りのことはよく分かっていない)。
また、今回はレガシーブートの手順に従いましたが、UFFIブートの場合は、リンク先の記事を参考にすると良いでしょう。

240GBといっても、128GBからすれば倍近いので、かなり気持ちにゆとりがでました。
いまのところ、不具合等ないようですが、なにかあれば追記したいと思います。

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