つまらないものをつまらないといっただけで「いじめはやめろ」とおこられる「優しい世界」
ーー『ちむどんどん』への批判が激化…なぜ「朝ドラの脚本家」はここまで叩かれるのか?ーー
ーー視聴者の声やメディアの記事を受けることに慣れていないのではないか。『ちむどんどん』の状況を見て、「これで大丈夫か」「批判を受けないか」などと考え込んでしまい、原稿を書く手が止まらないか心配になってしまうーー
なにヌルいこといってんだか…。
プロの脚本家が視聴者の批評におののいて書けなくなるのなら、もともと向いてないからやめてしまえばいい。
こんなことだから、この程度の仕事しかできないような人物が第一線にいるんでしょう。
このドラマに対する評価の低さを取り上げるメディアが、視聴者の批評をあたかも「社会現象」かなにかのように扱うばかりで、自らまったくドラマ自体の批評をしようとしないところにも、ひじょうに違和感を覚える。
ツイッター上の投稿なんて、当然個人の感想に過ぎず、たんに好き嫌いを言ってたり、「朝から暗い話はみたくない」みたいな批評とはいえないようなものもあるだろうが、特に演出家や出演者ではなく、脚本家に批判の矛先が向けられていることからも、設定やストーリー展開、文化というものへの根本的な姿勢に問題があることを多くの人が見抜いている事が分かる。
多くの批判はそうした点を的確に指摘しており、無根拠な中傷や個人攻撃が不当なレベルで横行しているようには感じられない。
それよりメディアがちゃんと作品の批評なり総括なりしないで、ただただツイッターをコピペして、「みんなこんなこといってるけど、どうなん?」みたいなどうでもいいことしか書けないことのほうが、よほど大きな問題だ。
まるで政策の話をしないで、政局ばかりやってる選挙前の報道みたい。
今どきの視聴者は、切磋琢磨の中から生まれたような海外の優れた作品に多く触れてたりするので、かなり目の肥えた人も少なからずいて、小手先のお笑い要素や安っぽい「感動」を適当に散りばめたところで見透かされてしまうだろう。
ネームバリューや作家の序列や組織の力学で仕事が決まるような仕組みでやってる以上、これからも朝ドラは当然のようにこうした批判の的となっていくでしょう。
もう昭和時代のように、テレビはあるだけでありがたがられるものではない。
以前、批評についてもうちょっとまじめに書いた投稿はこちら
「ドリフみたか?」はパワハラだったのか!?(笑)
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