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最後まで声は届いていました。

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実は先週は2日程寝込んでしまいました。
私自身マロンが亡くなって酷いペットロスに陥るだろうと思っていましたが、亡くなった実感もなく過ごしてきました。

先週のある日それはやってきました。
フッとマロンはもういないんだ。もう会えないんだ。もう撫でることはできないんだ。マロンを撫でたときの毛の感触。撫でるとへそ天する姿。もっと撫でてと要求する手の引っ掻き。もうなにもするとこができない。なにもしてあげることができない。

私が帰ると寝室から急いで出てくる足音も聞こえない。
私が夜遅くにご飯を食べていると寝室からひょっこりでてきてテーブルの前にちょこんと座っているあの姿ももう見れない。

お散歩でノソノソと歩くあの姿はもうどこにもない。
もうマロンはいないんだ。

亡くなる日の夕方、急に呼吸が荒くなりもうダメかと一度は思いましたが頑張って持ち直してくれました。
その後は寝たままずっと撫でてよの要求の手の引っ掻きをしていました。
もともと撫でてほしいけど、撫でると寝ない子だったので寝かせるために撫でるのをやめると直ぐに撫でての要求をしてきたマロン。
だからずっと手を軽くにぎってずっと触っていた。
あの表情、あの要求、別れを悟っていなのかな。最後にたくさん触れてほしかったのかな、私に触れていたかったのかな。

亡くなる時、横になっているマロンの耳元で私はずっと声をかけ続けていました。パパはマロンの正面から声をかけていました。
私が顔を覗き込むと目が飛んでいる表情でした。その顔を見るまでは「もう逝っていいよ、頑張らなくていいよ」と声をかけていましたがマロンのどこかにいってしまっているような表情に「戻っておいで、マロン戻っておいで」と耳元で声をかけ続けました。その後顔を覗き込むといつものマロンの表情に戻りしばらくして息を引き取りました。

あとでパパが言っていたのは「戻っておいで」と私が声をかけ続けていたら表情が戻ったんだよと。私の声が届いて彷徨っていたマロンが私達の元に戻ってきて逝ってくれたのだと。私の声は最後までマロンに届いていたのだと。

文句1つ言わずに2日間寝込ませてくれたパパのおかげで1つ悲しみの整理ができました。

また悲しみは押し寄せてくるだろうけど、その時はまた甘える事にします。そうやって私とパパとリズムは進んでいくのだと思います。マロンへの変わらぬ愛を胸に抱えて。

2日間ぐーすか寝たよマロン!マロンのおかげでママはママ業をサボれました(笑)!マロンありがとう!

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