Colourpop × あつまれ どうぶつの森

メタバースのコラボレーション切り口は無限大だなぁ。

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USのコスメブランド「ColourPop」が任天堂の「あつまれ どうぶつの森」とコラボレーションし、1月28日から新しいコレクションを発売するという。(ゲーム内ではなく、実際のコスメ)

ColourPop Cosmetics has announced a new collaboration with Animal Crossing, featuring new four-pan eyeshadow palettes, lip tints, shock shadows, a blush and pressed glitters. Among the themed palettes are Isabelle, Tom Nook, Blathers and Mabel.
Having previously teased at the collab on Jan. 14, ColourPop has now confirmed that the new collection will be available from Jan. 28, 10am PST.

引用:Animal Crossing and ColourPop Cosmetics Team Up for an Island Adventure

カラーポップはLA発のマス向け(ティーンや若者)のコスメブランドで、昨年にはセーラームーンのコレクションも展開している。ただし、現時点で日本の販路は無く、越境ECのマーケットプレイス「BUYMA」などを通じて購入する形になりそうだ。
あつ森やセーラームーンといった世界でも人気があるコンテンツとコラボすることで、カルチャーブランドの側面を押し出しつつ、US以外の展開先もリサーチしているのだろうか。Diversity & Inclusionの観点でもあつ森は、ブランド形成に有意義なコラボレーションになりそうだ。

あつ森は、過去にGIVENCHYがメイクデザインをゲーム内で配布していたこともあり、ブランド側として参入し易いプラットフォームだ。任天堂側からアプローチせずともコンテンツが増えていく仕組みができていて、どんなコンテンツが流行るかがわかれば(例:ゲーム内でアバターをメイクする現象が流行れば)、リアルな商品に持ってくる”勝算”は測り易い。
あつ森内で配布するコンテンツは、実際の在庫を持つ必要がないため、このようなテストも行いやすい。さらに任天堂ブランドという安心感も合わさって、様々なブランドがチャレンジし、結果好循環を生み出しているということだろうか。

今後も、デジタル発→フィジカル商品のコラボレーションには注目していきたい。

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【参考URL】


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