ラツーダの終焉をマインドフルネスとECTが受け継ぐのか

先日の記事でラツーダが復活と書きましたが、

3月後半の診察で、結局「ラツーダ効いてないよね」という結論に至り、止めることになりました。2020年より長々と継続してきましたが、ひとまずこれを持って記事の継続を終了いたします。ラツーダ服用と同時に始まった手の震えは残っており、こちらはラツーダが原因なのか、それとも双極性障害そのものの症状(今さら?)なのかはわかっていません。僕の趣味は楽器にしても工作にしても手先を使うものが多いので、今は読書のみが暇つぶしです。

ラツーダ®(ルラシドン)の良いところは抗精神病薬の中では珍しく、臨床試験でBMI、血糖、脂質、プロラクチンへの影響が少ないという結果が出ており、ジプレキサ錠®(オランザピン)を筆頭とする他の抗精神病薬に対してアドバンテージがあります。当時ジプレキサ錠®の服用によりHbA1cが9.8まで上昇していたのが他の医療機関で見つかり、即座に糖尿病判定されていた僕にとってはありがたい薬でした。面白いので医薬品医療機器総合機構(PMDA)のジプレキサ錠®に関する緊急安全性情報のリンクを貼っておきます。表示されると、まずはかなりド派手な画面に驚くと思いますよ。明らか主治医は定期的な血糖値観察と、十分な説明を怠っていました(一切説明していない)。転院しても良いのですが、福祉系の書類とかを用意するのが面倒です。こちらさえ注意していればご高齢ですし(以下、略)。

主治医が、ラツーダを止めるなら次はクエチアピン(以前に服用経験あり。またかい?)にしてみる?と言い出したので、「ラツーダ以外の抗精神病薬は糖尿病に影響があるのでは?と尋ねると、よくある肩をすくめるポーズで、

「じゃあ、お手上げだね」

おお、遂に言ったな。まあ正直なところ、僕もそう思うけどさ。でも、それは医者が言っちゃいかんセリフやろ(エセ関西弁)。

さらにこの日は主治医は飛ばしていて、
「諦めた訳じゃ無いんだけどね、諦めた訳じゃ無いんだが…」
(大事なことなので、二度言いますですか?)

薬での治療ではなく、マインドフルネスとか言うストレス軽減精神療法と電気けいれん療法(ECT)を勧められました。偏見かもしれませんが、マインドフルネスって響きがオカルトっぽい(オカルト好きな方、ごめん)し、保険適用外。ECTは全身麻酔を使うから、少し嫌。

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