社員A ヘッジファンド編♯21: 「米国 債務上限問題 その2」
今回は「米国 債務上限問題 その2」についてコメントをさせていただきます。
いまのところ市場も平静なのですが、嵐の前の静けさのような気がしてなりません。
一番の問題は、上議院と下議院のねじれのせいですね。
で
共和党が簡単に「じゃ、上限をあげましょう」と言わないのは、民主党の掲げる政策、歳出削減の電気自動車の販売支援、インフレ抑制法、気候変動対策に反対のため
でもね~ 共和党ブッシュ大統領のときに債務をだいぶ返却できるはずだったのに「平和の配当」とか言って、選挙のために減税しているんですよね。
その共和党が、今度は債務を削減しろ~
と叫んでも、それなに?
と言いたいです。
結局、共和党案を引っ込めず、債務削減要求、民主党も自分の案をひっこめることはせず、少しだけ妥協で玉虫色になる可能性が大です。
真相はだれも、我を通しすぎて、米国のディフォルトの責任をとりたくないでしょうから。
そちらのほうが、党としてダメージが大きいでしょう。
_*_*_ 前回のお話
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