今回は「BNPL」について見て行きましょう。

基本、米国のシステムです。

「BNPL（Buy Now Pay Later）」:　「今買って、後で払う」という意味です。商品やサービスを購入し、その場で代金を支払うのではなく、後日一括払いや分割払いで支払うことができる決済方法です。

BNPLのシステムは、大きく分けて2つのパターンがあります。

1つは、BNPL事業者が商品やサービスの販売店と提携して提供するパターンです。このパターンでは、販売店はBNPL事業者に代金を回収し、BNPL事業者は利用者に分割払いの代金を請求します。

もう1つは、BNPL事業者が直接利用者に商品やサービスを販売するパターンです。このパターンでは、BNPL事業者は利用者に商品やサービスを購入してもらい、その代金を分割払いで回収します。

BNPLの利用者は、クレジットカードや口座振替など、BNPL事業者が指定する支払い方法を選択して、分割払いの代金を支払います。

BNPLのメリットは、以下のとおりです。

• クレジットカードを持っていなくても利用できる

• 高額な商品でも分割払いで購入できる

• 利用限度額を気にせずに買い物ができる

BNPLのデメリットは、以下のとおりです。

• 利用料金がかかることがある

• 支払いを忘れると遅延損害金が発生する可能性がある

BNPLは、近年急速に普及している決済方法です。その背景には、以下の要因が挙げられます。

• クレジットカードの利用率が低下している

• 若年層を中心に、手軽に支払いができる決済方法へのニーズが高まっている

• 新型コロナウイルスの感染拡大により、オンラインショッピングの需要が増加している

BNPLは、利用者にとって手軽で便利な決済方法ですが、利用料金や遅延損害金が発生する可能性があることに注意が必要です。