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第3号:【特集】出産前後のエピソード/【回答】子どもの「習い事」ってどうしてる?

コラボマガジン『今日子育て』 第3号!

 こんにちは!当コラボマガジン唯一の「まだ親になってない男」あべです。

 様々な個人的事情により、ずいぶん長いこと更新出来ていませんでした。また頑張りますのでよろしくお願いします。知ってるようで知らないこと、経験していたけど言葉にできていなかったこと、そんなことを表現できていたら嬉しいです。

 今回も子育ての先輩方の記事に刺激を受けつつ自分なりに書けることを書きました。お楽しみいただければ幸いです。

***目次***

1 【特集】出産前後のエピソード

 (1)あべの出産のかな〜り手前のエピソード

 (2)偶然出会った助産師さんに聞いたびっくりするお話。

2 質問に答えてみました!のコーナー

 「習い事」についてあべの考えていること。

3 編集後記

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1 【特集】出産前後のエピソード

 (1)あべの出産のかな〜り手前のエピソード

 僕には一つ夢があります。それは、50歳になったとき、自分の子どもと一緒に踊ること。35歳くらいまでに子どもができて、僕が50まで踊り続けたら、きっとどこかのイベントで一緒に踊れるんじゃないかと。運動会とかじゃなくて、本気でショーを作ってステージに立ちたいなと思うのです。

 子育てだなんだと言いながら、具体的なことはな〜んにも考えられていない僕ですが、これだけは密かにずっと思い続けていました。だから「35歳までには子どもがほしいなぁ」と思うのです。(今年32歳)

 はい、いきなり本題とは関係なさそうなところから話始めましたが、僕はやっぱり、いわゆる「出産前後」は未経験過ぎて何も語れないので、その少し手前の話をしたいなと思うのです。

 みなさんは、子どもを生む時期とかってどう考えていましたか?それはパートナーと一致していましたか?

 もちろん、「作る」「作らない」とかそんなモノみたいな話じゃないし、「そもそも授かるものでしょ!」みたいなご批判もあろうかと思いますが、それはそれとして、ご自身の希望や願望はあったのかなぁ、と。

 冒頭のお話のとおり、僕は「一人目が35歳までにできたらいいなぁ」という感じです。ま、理由はダンスだけじゃないけれども。子育てと自分の働ける時間を考えたら、あんまり遅くなると厳しいとも思いますしね。

 ただ、「だから今すぐ子どもがほしい」とは思っていないのです、僕は。

 いろいろ考え方はあると思うんですけどね。僕は「二人で過ごす時間」をきちんと作っておきたいのです。うちの奥さんは、僕と結婚するために自分で選んで就職した職場も辞めて、知らない土地に来てくれました。僕にとってはもう4年も住んだ慣れた土地で、働く場所でもあるけれど、それまで時々遊びに来てくれていたとはいえ、彼女の地元とはいろんな意味でギャップのある茨城に、結婚するために来てくれた。それには心から感謝していますし、だからきちんと二人で過ごしたいと思うのです。ただでさえ、今まで月1回くらいしか会えてなかったわけですし。

 で、彼女は子どもについてどう考えているかというと、「お父さんが70歳になるまでに孫を見せてあげたい」ということだそうです。もちろん自分の年齢と初産の年齢とかいろいろ考えているんだと思いますけどね。でも今まで聞いた話の中で、一番明確な彼女の願望はこれでした。そして今、お義父さん67歳。(ちなみにうちの奥さんは今20代後半に入ったあたり。)

 そう、結果的に、本当にただの偶然に、僕が「このへんで子ども欲しいなぁ」と考えている時期と、奥さんが奥さんなりに「ここまでに子どもほしいなぁ」と考えている時期がぴったり一致しているのです。お互いに「だいたい3年後には。」と思っているわけなので。

 子育ては、始まったらノンストップ。こちらが止まっても子どもは育つ。それを親のエゴでどうこうしてはいけないとは思うし、子は親を選べないから、あんまり自分たちのわがままを押し付けて、過剰に「計画的に」なんて言いたくはないです。だけどもう少し、わがままをさせてください。3年後、わがままをさせてもらった感謝を込めて、自分の子どもを迎え入れることができたらいいなと思います。

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 (2)偶然出会った助産師さんに聞いたびっくりするお話。

 「満月の日ってやっぱり出産多かったりするんですか?」

 そんなアホな質問をしたことがあります。

 出かけた先で偶然知り合って、少しお話をした助産師さん。年は僕より少し下で、埼玉のとある産院で助産師をしているのだと聞いて、「へぇ〜そうなんですか。」なんて相づちうちながらアホな質問で怒られるかなぁと心配しつつ、結局訊いてみたんです。そしたら、全然馬鹿にすることなく、真面目にこう答えてくれました。

 満月の日も少し多い気がしますけど、それよりも台風の日が大変ですね。

 へ?台風?って思いません?

 やっぱり気圧の影響なんですかねって前置きしながら、「台風の日は本当に多くて、いっつも大変なんですよ」と教えてくれた。

 彼女の話を聞いたのは一昨年の10月。ちょうど2週連続で週末に台風が来て、翌週、久々に天気のいい週末を迎えたところだった。聞けば、2週連続、土曜日の夜に4人ずつ取り上げたのだという。(よ、4人!!!!)

 僕は出産に立ち会ったこともないし、その辛さも壮絶さもわからないけれど、たぶん一晩で、同じ建物の中で同じスタッフが4人の出産に対応するって本当に異常な忙しさだと思う。もう常に走り回って、まさに目が回るような感じだったと言っていた。

 水曜日にベテランの先輩と天気予報を見ながら計画を立てていたそうだ。「週末は台風になるから、予定日は少し先だけど、あの人はこっちのベッドに。この人はまだ今週は大丈夫だろうから、一旦帰宅してもらおう。」って。週末の台風ほど戦々恐々とするものはないらしい。

 生む人はもちろん大変だし、生まれてくる子も壮絶な戦いの中でこの世界に出てくるんだろうけど、それをサポートしている人たちにも、凄まじいエピソードがあるんだなぁと、本当に驚いた話でした。

 あなたのお子さんが生まれた時はどうでしたか?

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2 質問に答えてみました!のコーナー:about「習い事」

 ここからは、メンバーから出た質問に答えてみたいと思います。星さんと陽平さんから、習い事に関する質問があったので、質問の趣旨とは少し違うかもしれませんが、僕の意見を少し。

 僕は多分、その時の仕事の状況にもよるとは思うけど、習い事を「させる」ということはないですね。本人が「したい」といえばそれは可能な限り応えたいとは思うし、きっとこのマガジンのメンバーはみんな多少なりそういうスタンスなのではないかと思うのですが、僕はそもそも、何かを習得したり経験したりという子どもへの願望は、全部自分でやってあげたいし、自分でできるのではないかと思っているのです。

 要するに、水泳でもダンスでも、英会話でも僕が教えればいいかなって。

 子どもに教えるというレベルですら僕が全くできないのは、楽器だけど、それもうちの奥さんができるから、別に人にお金払ってやってもらう必要はないかなと思うのです。おんなじ理由で学習塾はたぶんありえないですね。

 僕自身、高校受験も大学受験も塾とか通ってないですし、家庭教師やってた経験からすれば、教える時間は週に1度、一時間から二時間確保できれば、十分学力は担保できるなと。

 仕事しながらそんなことできるのかよって話はもちろんあるけれど、それこそ昔はそういう感じだったんじゃないかなぁと思うんですよね。僕が小学生の時だって、学習塾通うのは少数派だったし。(土地柄もあるだろうけどね)


 「遊びも勉強もオヤジの方が上手い」 


 そういう感じでありたい。

 たとえば、(僕の子どもならそんなことは微粒子レベルの確率でしかありえないと思うけれど)それなりのセンスがあったりして、僕が教えられるレベルを超えてきたら、きっと自分で言ってくるでしょ、「俺、あそこのスクール行ってみたい」とか。

 そこまでは、無限に興味の幅を広げる、原因を与え続けられたらいいなと、思っています。…ま、これこそ、まだ子育てしていない若造の幻想ですね。

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3 編集後記

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。実は今回のこのテーマ、冬眠(春眠?)している間にも何度か書きかけて、途中で消して書き直して、を繰り返していました。何しろ僕まだ父になっていないので、具体的なことが何も書けないんですよね。どう書いていいか、何を書いていいか、それが読んでもらう価値のあるものなのか、そんな逡巡を経て今回の記事になりました。

 このマガジンを読んでくれている人の中にはきっと、僕と同じようにまだ父になっていない人もいて、そんな人が何かを感じ取ってくれればうれしいです。そして、様々な苦労の中、お子さんを育てていらっしゃる、マガジンのメンバーや読者のみなさまに改めて敬意を表したいと思います。記憶のどこか、心のどこかにあったご自身の大切な何かにこの記事を通して光が当たりますように。

 ご一読に感謝。

**マガジン紹介**

ちょっと不思議な子どもの話。』(僕と少し問題を抱えた子どもとのやり取りなど。)

今日はこんな子育てしてみました』(コラボマガジン)

希少種【B型左利き】のナナメのメ』(好き勝手なことを書いています。)

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