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今後は増えるかも?試用期間で切られた理学療法士の話

理学療法士で教員のダイ吉です。

本日のお話は、理学療法士の解雇です。

先日、転職したばかりの理学療法士が、試用期間中に「本採用はしない」という、事実上の解雇通告を受けました。

え、マジで?って感じですよね…。

試用期間について

一般的な職業と同じく、病院の雇用にも試用期間があります。だいたい3ヵ月ってところが多いんじゃないでしょうか。

試用期間が満了すれば、自動的に本採用になる場合がほとんどですが、きちんと辞令交付が行われる病院もあります。

試用期間だからといって、うちとは合わないからバイバイ~!という理由だけで本採用を拒否することはできません。

就業規則に則って、勤務態度や業務遂行能力などで判断しなくては、不当解雇にあたってしまうのです。

なぜ切られたのか?

切られた理由は、知識や経験の低さと情意面でした。経験者だから、少し期待され過ぎていたようです。

専門職だから大丈夫!経験者だから余裕っしょ!とかまけていると、試用期間切りされるかも?
う~ん、注意が必要ですね…。

ご存知の通り、物価上昇で様々なコストが上がっているので、病院経営も余裕がありません。

もし、支出を減らすために人員削減をするのであれば、解雇しやすい試用期間の人を狙うのは当然といえるでしょう。

本採用に向けて

新人さんは、試用期間について職場に確認しておきましょう。期間だけでなく、本採用時には辞令交付があるのかはチェックしておきたいですね。

そして、慣れるまでは挨拶と報連相をしっかりとこなし、徐々に積極性を出しながら真面目に臨床に向き合いましょう。

少し意識するだけで、本採用を取りこぼす確率は減らせると思います。舐めプして無職にならないよう、日頃から頑張って行きましょう〜!

ちなみに、その理学療法士がどうなったのかは、怖くて本人に聞けませんでした…。

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