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【理学療法士国家試験】1日で対策できるギランバレー症候群!

受験生の皆さんこんにちは。リハビリ専門学校で教員をしている、理学療法士のダイ吉です。

私は、ボーダーラインの学生を国家試験に合格させるため、毎年200時間以上の国家試験対策をやり続けています。

その経験の中で、効率良く平均点をUpさせたいなら、神経筋疾患の分野が最高!ってことが判明しました。

難病は解明されていることが少ないので、新しい問題を作りづらいのでしょう。毎回、同じような問題が出るので対策が簡単です。

今回のギランバレー症候群は、毎年3~4点分ほど出題されており、末梢神経障害の問題にも対応が可能となる疾患です。

国家試験では英語表記

国家試験では、英語で表記されています。

 ギランバレー ⇒ Guillain-Barre

慣れて欲しいので、これ以降の解説は、全て英語で書いていきたいと思います。


ギランバレー症候群とは

この病気は、男女関係なく子供から高齢者まで、誰でも発症する可能性があります。

疾患の概要は、突然の免疫の異常により、末梢神経に巻き付く髄鞘の破壊が起こります。

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ここが破壊されると、跳躍伝導が阻害されてしまい、筋肉に届ける信号(インパルス)が遅れたり、止まってしまうのです。

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さらに、髄鞘だけではなく、神経線維の軸索にまでダメージが及ぶこともあります。

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当然、この2つの型の違いは、神経の伝導に大きく影響します。

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軸索まで損傷すると、神経線維の連続性が絶たれてしまうので、髄鞘型よりも症状が強く出てしまうんですね。


さて、ここからの内容は有料です。

もし、購入に不安がある場合は、こちらの無料記事を参考にしてから購入を検討して下さい。

また、6疾患全てが入った、マガジン購入が安くておすすめです。

でも、今回は有料記事のため、誰にでも理解してもらえるよう、時間を掛けて仕上げてます。

また、最後にオリジナル問題もありますよ。

今までに培った経験と、分析結果を全て詰め込んでみましたので、どうぞ期待して下さい。

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