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東京えんじにあ日記 #決められない毎日

新プロジェクトの懇親会の誘いがあった。
他プロジェクトの年配社員からのお誘いと日程が被った。

わたしは年配社員からのに参加したかった、
が、仕事上の先輩が新プロジェクトに行くぞ、というので、そちらに参加することにした。
先輩はその年配社員が嫌いなのだ。

ほんの小さな、決められなかったこと。

年配社員との方が少人数だし、美味しいお店だろうし、(おそらく説教だけど)どんな話題になるのか気になるな〜って思ったけど、
先輩と別々に参加はちょっとありえないし、
(どちらも連名で誘われてる)
これで反対して先輩の機嫌損ねることの方がメリットがない。

まだまだ若手のわたしはどんなことも決められない。
こうした方が円滑かな〜とか思うけど、やる前に相談。
わたしの理解できない、込み入ってるのか込み入ってないのかよくわからない理由のために
跳ね除けられる。
「たしかに、そうですね。」
とわかったふりして、言われたままにやる。
たま〜に噛み付くと、会話の途中に無視されるか、「じゃあそうすれば?」って突き放される。

言われたままにやってると、それでミスがあっても先輩にごめん、やり直してもらえる?
って言われて、わたしのせいには1つもならなくて、ただ1度やったことをやり直すだけ。
別の社員から、たまに「お前は意味のない仕事に時間を使ってる」とチクチク言われるだけ。

始めこそ自分のやってることのしょうもなさとか、繰り返しの作業にしょんぼりしてて、
そういうこと言われると悔しくて泣きそうになった。
最近は言われ慣れたし、じゃあどうすればいいんだようるせえなって開き直ってヘラヘラかわせるようになった。

頭が悪くなりそうだ。
思考をほとんどやめてしまってる自分がいる。
もちろん楽しいこともあるし、
やりがいもないわけじゃない。

決められない毎日を過ごして、
責任も権利もない仕事をして、
わたしは何者にもなれない。

せめて残業しないで定時に帰ろうと思う。
そして本を読むのだ、
何かを探すために。

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