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秋雨や

こちらのフレーズは聞いたことある気がしましたが、ちょうど今の時期の季語らしい。響きといい日本語って改めて綺麗だなあ。🍁
『ほしとんで』は俳句の漫画です。俳句と聞くと五七五で季語を入れて作るってイメージですが、細かく言えば、十七字・季語・切字というルールがある。簡単なようで意外と難しいし奥が深い。
主人公の尾崎流星は芸術学部に所属し、気が付いたら俳句ゼミに入っていた。個性派が多い芸術学部の中でも、更に濃い人達が集まる俳句ゼミ。主人公も同期も初心者なので、同じ目線でまるで講義を受けているように読めます。かなり解り易いし、程よくゆるいので気負わずに学べる漫画です。
作った俳句を発表する句会というものがあり、俳句作成→匿名で発表→講評・推敲という流れになる。芸術事って勝手に解釈して評価される事のが多いと思う。想像に任せる的な。けど、しっかり司会がいて、匿名なので贔屓目なしでみんなで練り直すというのが新鮮な感じがして面白いなと。俳句に興味が湧いたし、作ってみたいと思わされる。俳句が題材ではあるけど、創作するにあたり共感できる事とか表現の広げ方だったり、創作欲に刺激をくれる漫画でした。
全5巻で完結してて、すぐ読めちゃいます。LINE漫画でも無料で読めるのでオススメ。
芸術ジャンルで知識漫画系だと、『ブルーピリオド』がぶっ刺さります!絵画の話ですが、スポ根並みにアツいのでかなりオススメ。最近アニメ化もしてるようで、まだ観てないのでチェックしようっと。友達曰く、OPとEDも洒落てるらしい。
芸術の秋なので、新たな芸術系漫画も開拓して行こうかな🌕


どんどはれ。

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