だが、情熱はある

 2023年4月9日とんでもないドラマが生まれてしまった。

「だが、情熱はある」


 そのドラマはそう名付けられた。これはオードリーの若林さんと南海キャンディーズの山里さんの半生を描いたドラマである。人見知りでネガティブ、何事も否定ばかりしている若林さんと、嫉妬と妬みが原動力で自分を天才だと認めてもらいたかった山里さんが、いかにして、今のようになっていったのかが描かれている。

 元々ドラマなどはあまり見なかったのだが、私が大好きなオードリーの若林さんの話が題材になっているということで、「これは必ず見よう!」と思った。個人的には本人が主役としてドラマに登場してほしかったのだが、若林さんの役を高橋海人さんが、山里さんの役を森本慎太郎さんが担当している。最初のうちは違和感などが少しばかりあったが、すぐにそれはなくなった。とにかく主役のお二人が特徴を捉えているのだ。捉えすぎているといっても過言ではない。見ていない人は予告編だけでもぜひ見てほしい。まず、高橋海人さんはしゃべり方が若林さんそっくりなのである。間やテンポ感が若林さん独特のものになっており、声だけ聞いたらどちらが若林さんか分からなくなるくらい似ていた。次に、森本慎太郎さんは外見が山里さんそっくりなのだ。さすがに学生時代のシーンは似ていなかったが、芸人になってからの姿は瓜二つであった上に、こちらも山里さん特有のテンポ感でしゃべっていたのだ。まるで本当に昔の山里さんを見ているかのようだった。

 他にもまだまだ語りたいことはあるが、如何せんまだドラマが1話しかないため、もう少しドラマが進んでからまた書こうと思う。
「だが、情熱はある」は、今ならTverで見逃し配信されているのでぜひこの機会に見てほしい。


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