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失う覚悟

気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!

1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:人間関係》です。

本気になってできないことはほとんどない

人は大概のことは本気になればできると思います。
人が本気になると新たな能力を覚醒させます。
覚醒した分だけ不可能を可能に近づけます。

それと同時に、失うことを覚悟した時も人は強いと思います。

本当に大切なものを優先させるために
手放すことを決めた人というのは恐ろしく強いと思います。

人間の成長段階で、多くのものを得ていく体験があり
あれもこれも抱えていく経験はとても楽しいものです。
自分はまるで何でもできると勘違いしてしまうような
そんな体験に近くて、多少傲慢になる時期かもしれません。

私も数年前、最優先してきた大切なものを
手放すこともあり得ることを意識した時
腹を決めるまでにとんでもない葛藤がありました。

黒を白にする。
上を下にする。
甘いを辛いに変える。
早いを遅くする。

もう、真逆の発想ですから頭の中はぐちゃぐちゃです。
ありとあらゆるパターンを考え抜いて
どのパターンにも最善の対応を考えて
それでも最悪のゴールに突っ込まないといけないとしたら
自分は後悔するのかどうかを考えました。
「後悔はしない」
その答えを出すまでに時間はかかりましたが
一度出してしまえは、もうどのパターンも怖くなくなりました。

人間は弱いです。
あれだけ得るために夢中になり
本気になって楽しんできた人も
今度は失うことに恐怖を持った時点で
方向性が歪んでしまったりすることなんて
良くある話です。

有ることが当たり前になると
失うことが恐ろしくなります。
そうなると、失わないために努力するようになります。
得るための努力と失わないためにする努力は
似ているようで全く違います。
ですが、よほど注意していても
いつの間にか変わってしまった自分の本質に
気付かぬまま努力を続けてしまうこともあります。

失うという感覚は確かに辛いです。
だけど、そもそも何も持たずに生まれてきて
それが努力して得たものであれば
また努力すれば手に入ると思い直せば
何度だってやり直せばいいだけです。

友人、恋人、仕事、お金。
失うと辛いと感じるものばかりです。
手に入れたくて本気で努力してきたのですから
痛みは努力した分だけ大きいはずです。

でも自分の信念を曲げてまで
自分の幸せを手放してまで
握りしめなければならないなら
手放すことを選択します。
私が土下座しようと、人前で恥をかかされようと
それは肉体的な屈辱なだけであって
心の自由を奪われるくらいなら手放します。
自分に対して明らかに誠実さを失っているなら
その仕事や友人や恋人は手放すべきです。

自分を大事にしなくちゃね。
死ぬまで必ず一緒にいてくれるのは自分だけですから。


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