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小さな命を守りたい

空が夜中にキュキュとおかしな声で鳴いていた。
かすれたような声。
寒いのかと思ったら温度計は35℃。暑いのかもしれないと思って少し温度を下げた。
挿し餌をして寝かせて、朝になったら普通にご飯を食べて羽ばたく練習をしていた。鳴き声はおかしいままだから病院へ行こうと思ったらかかりつけ医は休診日。
小鳥は急激に悪化することがあると知り、かかりつけの病院と別の病院に電話して様子を伝え、少し様子を見て悪くなるようなら診察してもらうことにした。

午後になってだんだん空の元気がなくなり、病院へ行こうかと思って電話をしたら急患が入ってるとのことで診てもらえなかった。
元気がない空を見て泣きそうになった。
まだお迎えして12日目だけど、空はかけがえのない存在になっていた。

とにかく保温をしまくって、あとはそっとしておいた。ほとんど鳴かず、寝てばかりいてとても心配。

小学生の頃、セキセイインコの中雛をお迎えして数日で死んでしまったことがあった。病院へ行っても原因がわからず、今考えるとそのお医さんは小鳥に詳しくなかった気がするのと、その子はもともと弱い子だったのかもしれない。

空はよく寝て少し元気なったのか、自力でケースから出てきてケースのふちに止まっていた。成長して脚の力が強くなってきている。
寒いのか羽を膨らませてるからケースに戻した。

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温かいケースの中でじっとしてて欲しいのに、少し元気になるとケースから出て私の方へ寄ってきて脚や腕によじ登る。

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昨日まではすごく元気で出せとギャーギャー言ったり楽しそうにさえずっていたのに。
部屋の気温がケースの中より低いからだろうか。雛はあまり放鳥しない方がよかったのだろうか…。
こんな冬に雛をお迎えした私が間違っていたのか…。
ケースの外で楽しそうに遊ぶ様子や私の側でくつろぐ様子を見ると何が正解かわからない。

空は寒くても遊びに夢中になったり私の側にいたくてじっとしているうちに体調を崩してしまったのかもしれない。飼い主である私がもっと空の体調管理をしなくては!
どうか空が元気になりますように。








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