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ペットショップに思うこと

幼い頃から動物が好きで、ペットショップでいろんな動物を見るのが好きだった。大人になって、ペットショップの裏側を知ってあまりいい印象を持たなくなった。
久しぶりにペットショップへ行って子犬や子猫、セキセイインコや文鳥のヒナ、ハムスターを見たらどの子も可愛くて、また一緒に暮らしたいなぁと思ってしまった。

子犬を見ていたら店員さんが話しかけてくれて、コロナの影響もあり猫をお迎えする人が増えていると聞いた。子猫は売り場に出ると1週間ほどでお迎え先が決まるそうだ。
何十万円もする子猫たち。
こんなに高額な猫をそう簡単に捨てたりしないとは思うけど、この子たちが病気になっても高齢になってもコロナが終息しても、絶対に最後まで可愛がって欲しいと思わずにいられなかった。

元気なマンチカンの子猫を抱っこさせてもらっている夫婦らしき2人に、熱心に接客する別の店員さんはまるで営業マンのようだった。販売ノルマでもあるのだろうか。
子猫を買う気はまったくない私と話し続けてくれた店員さんは犬派だけど猫が飼いたいと話してくれて、本当に動物が好きなんだなぁと思って少し安心した。

一人暮らしで哺乳類は飼うまいと決めて、丈夫で飼いやすいベタを何度か飼育した。
色や尾びれがとても美しく、闘魚の荒々しさを持ち、ご飯が欲しいと寄ってくる愛嬌もあって、とても魅力的な熱帯魚。

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触れ合ったりはできないけど、優雅に泳ぐ姿に癒された。仕事が忙し過ぎて体調を崩した時、毎日ちゃんと観察できなくて病気になって死んでしまった子がいて、その後は飼うのをやめた。
きちんとお世話できないなら飼うべきではないと思った。2年弱の寿命でも、意思疎通のできない魚でも、やっぱり一緒に暮らす生き物の死は悲しい。

またベタを飼おうか考え中。
ベタは安いところで500円くらいで買えるし、コップでも飼えますなんて言われてるけど、熱帯魚だから冬はヒーターが必要だし水質も気をつけないとだからそれなりに設備は必要。

どんな生き物と暮らすにしても、命を預かる覚悟をしてお迎えして欲しいし、お世話の仕方をきちんと調べてからお迎えして欲しいと思う。

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