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苦手な人をサラリとかわす方法

着物を着ている話をすると、時々こんなことを聞かれたり、言われたりします。
「着物警察※っていうのがいるんでしょう?」
「着物着ている人ってなんとなく怖くて、敬遠しちゃう」
(※着物を着ている人に対して、上からな物言いをしたり、勝手に着方を手直ししたりする人)

守破離の世界や、歴史があったり・・・着物にはそんな背景があるので、「怖い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

私の場合はというと、いわゆる怖い人にも、着物警察にも会ったことはありません。出会った方はみなさん、とても温かくて、優しくて、いい方ばかり。

でもきっと中には威圧的な方もいらっしゃるとは思います。(それは、着物の世界に限らず、どこの世界にもいるから、という意味で。)

それでももし万が一、着物警察のような嫌だなぁ・・苦手だなぁ・・と感じる人に出くわしてしまったときどうするか、

この時期新しい環境が始まって、人間関係に疲れてしまう方もいらっしゃると思うので、私なりの苦手な人をサラリとかわす方法をお伝えします。

苦手な人をサラリとかわす術 三選

①「教えていただき、ありがとうございます」と伝え、物理的な距離を取る。

着物警察のような威圧的な方、上から目線の方には、正義感でいっぱいになっている方が多いように思います。職場でもいらっしゃいませんか?

少し癪に障るかもしれませんが、何か言われた場合は、与えてくれた情報にだけお礼を伝えて正義感を満たしてあげた後、物理的な距離を取るのが一番です。

ただし一部の着物警察のように、知り合いでもないのに勝手に手直ししてくるような方は、断固拒否してくださいね。

②うまくコミュニケーションを取れている人を観察する。

物理的に距離を取りたくとも、取れない場合がありますよね。

そんな時は、一度対苦手な人とうまくコミュニケーションを取れている人を観察してみてください。

話しかけるタイミングや、話し方にヒントが隠れているかもしれません。

例えば、私が勤めている会社の社長は、とても気分屋な人。だから社長を苦手だという人(同僚)は少なくありません。

そこで社長とうまくコミュニケーションを取れている人との会話を観察した結果、次のことが分かりました。

・頼られると嬉しいらしい
・お腹が満たされていると、比較的ご機嫌(子供か笑)
・具体的な数値があると理解力が増す
・結論から先に言うと、最後まで話を聞いてくれる

など。
あとは、自分が話すときにこのポイントを押さえて話すよう心掛けるだけです。

③苦手な人の立場や背景を想像してみる。

苦手な人としてあげられる人として、
・自己中心的な人
・攻撃的な人
・ネガティブな人
・見栄を張る人
・自分が優れていると思い込んでいる人
・マナーを守らない人
・話を聞かない人


など(他にもたくさんあると思いますが)がいます。そんな方たちも人の子。赤ちゃんとして生まれ、様々な環境を経て今に至っているわけです。もしかしたら自己中心的にならざるを得なかった理由もあるかもしれません。

②であげた社長も、気分屋にならざるを得なかった過去や、何か環境が関係しているかもしれない。「社長」という立場だって、我々には想像しえない大変なことがありますよね。

そんなことを想像してみると、ご機嫌なときと不機嫌なときが乱高下したとしても、仕方がないか・・という気になったり、もっと言うと、その人の性格や機嫌などは、こちらがコントロール出来ることではないので、どうでもよくなります。

以上、どこか参考になりそうなところがあれば、苦手な人に遭遇した時試してみてくださいね。

最後にとっても大事なこと

人間関係でよく悩む方には是が非でもお伝えしたいことです。

世の中にはどうしたって意地悪な人がいます。

だから自分が特別何か悪いことをしていないのに、やたら威圧的に攻撃してくる人がいた場合は、

「あ、この人は私の愛を受け取れる度量がないんだな。感性が乏しい人だわぁー残念!」

と判断し、必要以上の付き合いをしないこと。

そんな人のために、心や頭を悩ませて、ご自身をすり減らさないで。

悩む時間すらもったいない。

悩んでも、考えても、仮にそういう人たちに媚びへつらったとしても、その相手は、私たちを幸せにしてくれることもないし、こちらの人生の責任は取ってはくれません。

どうしても辛かったら逃げてもいいです。生きる場所はどこにでもありますから。

ついつい、この人嫌だなぁ・・苦手だなぁ・・と感じてしまう人のことばかり考えてしまいがち。

どうせ誰かを考えるなら、憧れるぐらい大好きな人たちで脳内いっぱいにしたいですよね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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