督促状と社会システム
いま本当にイライラしながら筆をとっている。
多少の乱筆はご容赦ください。
さっき家に帰ってきたら、自分の住んでいる区から封筒が届いていた。都民税の督促状が来ていた。
黄色い封筒が投函されており、デカデカと督促状と書かれている。
びっくりして開けてみると、都民税が未納だと言うもの。
自分は去年7月から10月までの丸4ヶ月ニートであった。
11月から今の会社に勤め始めたので、それまでは国民健康保険や都民税、年金は自分で納めに行っていた。
しかしなぜ今になって都民税の督促状が届くのだ。
会社の給与明細を見てみる。
会社の給与明細は基本的に会社のPCからしか見ることができないようになっているので、会社にPCを置いたまま休職した自分にとってはみられないも同然であった。
しかしここで引き下がる訳にはいかない。
会社のデータはすべてクラウドで管理されており、仕事で使うだろうと思い自分のiPadからアクセスできるようにしておいた。
どうにかして自分のiPadから給与明細が見られるように頑張った。
給与明細を見ることはできたのだが、どうだろう。都民税だけ引かれていない。
入社して4ヶ月、住民税の手続きだけ行っていなかったようだ。
おまけに月々の交通費も支払われていない。
入社前、会社には「国民健康保険や都民税、年金は自分で納めに行っているが、入社後は会社から自動で引き落とされるのか?」などの質問をしておいた。
そしたら「今後は会社が管理するから、今後は自分で支払わなくて大丈夫。」と言われた。
不安だったから健康保険や都民税、年金にまつわる全ての資料を見せての質問だった。
しかしこの様だ。
これから長い間働こうと思って入社したつもりだったのに、設計部ではない事業開発部という新規部署に配属されるわ、上司は絵に描いたように何もしない人だわ、各種税金の手続きはまともに行っていないわ。
正直会社には不信感ばかりがつのる。
それともあれか、今流行りの国会議員の裏金は税金払わなくていいからうちも払いませんってやつを会社ぐるみでやっているのか。
正直そんなのには巻き込まれたくはない。
人間はいま、複数の社会システムの中でないと生きてはいけないとされている。
国もそうだし法律もそう、無論、会社もであるが、それを逸脱して生活すると意識はしなくとも犯罪とされてしまう。
今日、自分は会社の不手際でその社会システムから逸脱しかけた。
数日後、会社の人事部の人が面談したいと言っており、また自分の住んでいる街へ来るようだ。
その時にしっかりと話をしようと思う。
交通費未支給の話も。
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