来年3月に開幕するWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）を前に、今年11月に開催される侍ジャパンシリーズ2022の出場選手発表記者会見が5日、東京都内で行われた。会見には井原敦NPB事務局長と侍ジャパンの栗山英樹監督が出席。選手は栗山監督が直接発表した。選ばれた選手は以下の通り。

投手
佐々木朗M
森浦Ｃ
髙橋宏Ｄ
大勢Ｇ
宮城Ｂｓ
伊藤Ｆ
森下Ｃ
戸郷Ｇ
今永Ｄｅ
山崎颯Ｂｓ
與座Ｌ
髙橋奎ＳＷ
湯浅Ｔ

捕手

森Ｌ
甲斐ＳＨ
中村ＳＷ

内野手

山田ＳＷ
源田Ｌ
牧Ｄｅ
岡本Ｇ
中野Ｔ
村上ＳＷ

外野手

周東ＳＨ
近本Ｔ
佐藤Ｔ
近藤Ｆ
塩見ＳＷ
西川Ｃ

以上、投手は13人、野手は捕手3、内野6、外野手6人の15人、計28人だった。

　栗山監督は選手について「様々な状態を考えながらベストメンバーを選んだつもり。できる限り勝つ」と強調した。

　またバッテリーコーチとして村田善則コーチが初入閣となった。「いかにブルペンを機能させるかが絶対条件だと思う。データの分析・処理など、村田コーチにはスコアラーのような役割もやってもらいたいと考えている」とコーチ起用の狙いを明かした。

　侍ジャパンは11月5日に北海道日本ハム、6日に読売ジャイアンツと東京ドームで強化試合を、9日と10日には札幌ドームでオーストラリア代表と戦う予定だ。

　選出された一部選手のコメントは以下の通り。

（M）佐々木
「代表クラスの皆さまと一緒にプレーができる機会をいただき、嬉しく思います。貴重な時間になると思うので、いろいろなことを吸収したいと思います。そして今後の野球人生につながる投球をしたいと思います」

（G）大勢
「人生で初めてJAPANのユニホームが着られると知って、うれしい気持ちでいっぱいです。過信せずに地に足をつけて自分の精一杯のピッチングをお見せしたいです」

（De）今永
「たくさん素晴らしい選手がいる中で選出していただき大変うれしく思います。日の丸を背負ってプレーした経験は、今の野球人生にもすごく活きているので、今回も何かひとつでも多く自分の野球人生に活きるものを持ち帰りたいです。大事な試合で結果を出すことを求められていると思うので、どんな場面、どんな状況でも自分のやるべきことを理解して試合に臨みたいです」

（C）森下
「選んでいただき光栄です。チームの力になれるように、そしてしっかりアピールできるように頑張りたいと思います」

（T）近本
「日本のトップ選手が集まる場なので、自分自身にとって良い経験になるようにしたいですし、自分が変われるチャンスだと思って、チャレンジ精神をもってやっていきたいと思います」
（T）佐藤
「選んでいただけて光栄です。侍ジャパンは子どもの頃からWBCを見て憧れをもっていましたし、その憧れの日の丸のユニフォームを着て、しっかり活躍できるように頑張ります」

（T）湯浅
「侍ジャパンに選んでいただいたことは素直に嬉しいですし光栄です。日の丸を背負ってプレーするということは1つの目標でもありましたし、自分の持っている力をしっかりと出して、日本の力になれるように頑張ります」