幼稚園デビューを果たしたデコスケでしたが・・・

すぐに風邪をひき　治っては　新しい風邪をもらい

ついに私まで、咳が止まらない事態となり(コロナは陰性でした)

ゴールデンウィークは　空気のいい実家で巣篭もり。

遊園地とか行きたかったわあーと・・・唐突に思い出したのが

富士急ハイランドの鏡の迷路「リサとガスパールのミラーメイズ」

何十年かぶりに入った鏡の迷路。遊園地のじみーな存在だった鏡の迷路が

アートで複雑な空間に進化していた！！

最初はフォトスポットで　かわいいー💖とノンキに写真を撮っていた私

いくら進んでも同じ空間にぶち当たってしまい

周りにいたであろう客の声が徐々に遠ざかり、そして誰もいなくなっている・・・

開始15分くらいのところで変な汗が出て、真剣に出口を探す・・・

ここも行き止まりやん！どうなってんねん！！非常口から出たろか！(心の声)

息子は「これはやべえ」と直感でわかったのか

今までにないくらい押し黙る。「迷子になっちゃった」とたまに呟く

ついにお客さんが入ってきた！　しかも家族！！(声かけやすい)

すがる思いで

「すみません　ずっと出られなくて　ツイテイッテイイデスカ・・・」
(半泣き)

ややお母さまに苦笑いされながらも、快くパーティーメンバーに加えてもらった

お母さま(以下:アネゴ)、後ろからついてく安心感ぱねえっす！！(心の声)

アネゴ「こっちよ、この絵を押すとあく！」
アネゴ「ドアの取手と反対側を押すと先に進めた」

どんどん先に進むアネゴ。まさかオブジェが扉の仕掛けになっていたなんて・・・。
(手を触れちゃいけないと思ってた。まじで一生出れないやつ〜♪)

わたしは勇者にはなれない・・・と アネゴの背中を見ながら思うのであった

最後の扉を開けた時の明るい光といったら・・・眩しい世界に・・・旦那が額に皺を寄せて立っている・・・

旦那「どうしてこんなに時間がかかったの？？？」

(私より後から入っていった客が次々と出てくるのに
一向に出てこなかったとのこと)

私「表の世界とこっち(鏡)の世界じゃあ　時間(トキ)の速さが違ーんだよ！」

と吐き捨てたい気持ちを抑えて

お世話になったアネゴ一家へ丁寧にお礼を言い

静かに鏡の迷路をあとにしました。

デコスケは疲れた顔で　ふうっと・・・「迷子になった」と呟き

私は「迷子になっちゃったら大変」とデコスケの手を固く繋ぐ

旦那はまだ不思議そうな顔をしている

今も昔も　鏡の迷路は、ちょっと不気味で、不思議で、私たちの心を惹いて離さない

　(いい感じにまとめた)