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駐在家族あるある#1〜うちの子、天才!?〜Part1

イギリス駐在を経験し、もしかしたらこれが1番多い「あるある」かなというお話です。

私の子どもたちは幼稚園の頃から娘はピアノを、息子はラグビーを習っていました。

イギリスの学校生活が始まってちょっとたったある日、
娘(当時14歳)が今までにない笑顔で帰ってきました。
「私、めっちゃくちゃ褒められた!!!」
それは音楽の時間、何気なく弾いた「エリーゼのために」にクラス中が
驚き、感嘆の嵐だったという。。。
「もう一度弾いて!」と毎日、何度も頼まれたり、
クラスで歌う曲の伴奏をすることにまでなりました。

「すごいやん!!!」と褒めはしたけど、私の頭の中には「???」
「ピアノ、他にできる子はいなかったのかな?」(ごめんよ、娘)

なぜなら、まだもっと上手に弾ける日本の友達は多かったから、日本ではいつもクラス発表会の伴奏に選ばれなかったくらいです。。。

娘曰く、そもそも両手で弾ける子がいないらしい。。。
何はともあれ、娘も喜んでいるのでとてもよかったです。

息子(当時11歳)は幼稚園の年長からラグビーをやっていました。
英語ができなくてもラグビーで友達ができるかなというふうに思っていました。

良いチームが近くにあり、早速入会。体の大きい子は日本にもいましたが比べものにならないくらいみんな大きい!!!
それでもあれよあれよという間に息子は大活躍。
1年経った頃にはチームのPlayer of the yearに選ばれたり、州の強化選手にも選ばれました。

んんん?うちの子たち、天才だった???笑

日本ではあり得なかったことがイギリスでは叶うという。
「イギリスデビュー?」
 なんて、ちょっと感覚が麻痺してしまいそうでした笑笑。

駐在家族の方、
「うんうん」「わかるわかる」と聞こえてきそうです。

そうなんです。
これは本当に「駐在あるある」。特に日本人の家族に多いのでは?
日本人家族の人たちに聞いたら、ほとんどみんなが同じ体験をしていました。
日本では中の下くらいだったけど、イギリスに来たらいきなり1番!みたいな経験が。。。

つまり、日本の幼児教育はすごい!!!ということでしょう。
今日本の子どもたち、習い事かけ持ちなんて子がほとんどではないでしょうか。
そして一生懸命練習して、遊ぶ時間もあまりない。
そんな印象があります。うちの子どもたちもそうでした。

ちなみに、私たちが住んだイギリスの地域では、
日本でいう「塾」というものもありませんでした。
「塾」という概念すらなく、説明すると「なぜ学校が終わってまで勉強???」という感じでした。

学校が終われば家族の時間。
お家でゆったり過ごすのでしょう。

なので、中学生くらいまでは専門的にトレーニングをしている子以外は大人顔負けの演奏やプレーをする子どもは少ないのかもしれません。

それに引き換え、日本の子どもたちの平均レベルはすごいんだ!と言うことが日本の外に出てわかりました。というか、習い事に力を入れすぎ?と言う感じもしますが。。。

でも、ここで一つの疑問が。。。

「いつ、このレベルは逆転するの???」と言うことです。

特に、息子のラグビーチームや学校のチームの試合などを見て思いました。   おそらく、この子たちの年代では日本の子どもたちのレベルの方が高いな。。。と。

でもプロリーグやワールドカップなどを見ると、その力の差は歴然です。

この「イギリスでは日本人の子どもたちがすごいことになる!」と      「いつ、このレベルは逆転するの???」の理由がわかるもう一つの要因があります。

これはイギリスの教育方針に大きなヒントがありそうです。

それについては次回の記事に書いていこうと思います。

そこでは「現地の人たちにどう声かけたらいいかわからない」と悩んでいる方にとってもいいヒントが隠されていました。それらを紹介していこうと思っています。

よかったら次回も読んでみてください♪







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