不覚にも転職エージェントに癒されてしまった話
不覚をとりました。
無職期間もほぼ1年近くなり、ぼんやりとした不安を覚える今日この頃。
ついに耐えきれなくなり転職エージェントに登録してしまいました。
「もう、サラリーマンは嫌だ」と考えてたところで、凡人無能はサラリーマンが一番楽なはずです。
営業はもう嫌なんですが、実際のところ営業しかできないという現実があります。
メンタル関係で退職した人は分かっていただけると思うんですが、いざ、働こうと思っても前職の嫌な記憶がぐるぐると頭の中を駆け巡り、思考が堂々巡りで不安ループに入ってしまいますよね。
このループから抜け出すためには、とにかく誰かと話をするのが一番です。
相談相手として親や家族はダメです。
親の世代とは労働感や価値観が違うので、仕事(転職)に関する相談相手としては不適格です(経済が右肩上がりだった昔とは違うのだよ!)
もちろんのことですが転職エージェントは営利企業です。
こちらのことを本質的には自分の"数字"として見ていることは分かります。
商材を違えども、私も営業マンでしたのでそのあたりのことはよく分かります。
ただ、そうだとしても「こちらに寄り添おうとする意思」はしっかり感じたんですね。
あいつらの仕事(や転職)に対して前向きにする誘導力は凄いですよ。
クリニックでカウンセリングを受けるより、よっぽど働くことに前向きになれますよ。マジで。
今、不安がある人はとりあえず登録してみるといいと思います。
選択肢を持っていることは精神的な安定につながります。
まともな担当者は転職意識が低い人もきちんとあつかいます。
"とりあえず"登録するなら「リクルート・エージェント」と「DODA」の大手の2社のどちらか、もしくはどちらもに登録してみるといいでしょう。
PASONAは諸悪の根源、竹中平蔵が関係しているのでダメです。あいつだけは許さん。
紹介される企業はほぼ同じですが、担当者の当たり外れはありますので比較対象は必要です。
リクルートは社風なのか割とアグレッシブな人、DODAは真面目で柔らかな印象でした。
どちらもこちらをきっちり受け止めて、その上でキャリアを考えるという態度に違いはありません。
彼らは確かに営利企業ですが、専門家でもあります。
「いまがツライ」なら、一度相談してみるのもいいと思いますよ。
私は不覚にも癒されてしまいました。
コロナの不安もあります。景気は大幅に後退するでしょう。
皆さん、がんばって生き抜きましょう。
生きてさえいれば奇跡ってあるかもしれませんから。
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