PENTAXレンズ群の中でダントツに使いたかったレンズが、これです。

1986年から4年間販売された、Kマウントマニュアルフォーカスのソフトレンズです。

このレンズはたった２枚のレンズを用いて、PENTAXの既存部品を組み合わせるという、当時の設計者の苦心作だったことが伺えます。今でも中古で手に入るオススメの銘玉です。

ファインダーから覗いただけでも、ぐるぐるボケと強烈なカラー発色を確認できます。ぐるぐるを回避するため、PENTAX REAR CONVETER A1.4×-L を組み合わせて使用することも多いです。

強烈な発色は、紅葉撮影の武器になります。

適当に撮影しても、芯がある独特のフレアをレンズが演出してくれます。

ソフトフォーカスは、しょっちゅう使うとマンネリになりますので、被写体と向き合って撮影するのもいいかと思います。

軽いレンズなので、通常機材に一本足すとよろしいかと。

秋山庄太郎先生がこのレンズをよく使って撮影されてたようです。売れっ子写真家は、レンズ選びも上手ですね。

続く…。