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愛煙は煙草とは限らない

今、僕がいる職場では
多少のルールはあるものの
原則どこでも誰でも煙草を吸える環境にある
一方僕自身は煙草は吸わない。
一時は葉巻を嗜む時期もあったが、
口にヤニと匂いが残るのが物凄く気持ち悪く
価格も3本700円ぐらいだったため
結局ハマることはなかった。今も全くである。

住民の人も職員も自由にタバコが吸えるため
今時の日本に於いてすごく珍しい環境ではなかろうか。まさしく愛煙者にとってはOasis
買い出しで煙草を買ってくることは勿論
食後の一服で煙草を用意することもある。
煙草が当たり前に受け入れられてる、いや受け入れざるを得ない環境だ。
唯一タバコミニケーションの中に煙草を吸わなくても参加できるという面で、僕も利益を被っているかもしれない。激レア。

そんな僕に悩みがある。
それは毎回出勤のたびに全身タバコ臭くなるということである。
割と匂いフェチ気味な僕にとっては中々深刻な問題だ。
気がつけば家に帰ればソッコー洗濯回すのが習慣になった。今までは結構貯めてた僕としては革命であるが、いかんせん服が好きな僕としてはタバコ臭い状態で服を置いておきたくないのだから仕方ない。
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤も使って入念に香りを落とすのだ。
しかし毎回毎回洗濯しなきゃいけないもの面倒くさい。

前記した通り、僕は匂いフェチなので
部屋の中もいい香りでありたい。
その欲望を煙で満たしてくれるのがお香。
僕はお香が大好きだ。おそらく肺の中を覗かれたら香のいい匂いがすると思う。
服は最後おコーティングして外に着ていく。古着屋と同じメカニズムだ。
お香はヤニがつかないし、口に入れなくていい。
昔木を燃やしていた際に、たまたまいい香りのする木を見つけ次第にその木の香りを嗜むようになった。それがお香のルーツらしい。
それを含めるとズバリお香は香りを愉しむために存在していると僕は考えている。

ある時ふと思いついた。
「タバコを受け入れてるということは
自分が燃やすことによって発生する匂い、ゴミなども許容しているということではないか?」

ピコーン💡

だったら僕もお香焚いて良くね?
お香焚いたら仕事中も幸せな香りに包まれるしこれはやるしかない!!!!!!!

こうして今週からお香を持参し楽しんでいる。
僕の予想通り職員の方々が勿論と言ってくれて
寧ろ匂いを楽しむ様子まで伺えて改めて思う。
「ここは愛煙家には最高の環境だ。」

そして僕も喫煙者なのかもしれないと
同時に自省するのだ。まあいっか。

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