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ベテランがプラスに働く場合【サッカー】


良い記事です。

今までに何度もこういった特集が組まれていますが、何度読んでも納得。

21歳の最若手の子と、ランニングトレーニングで競えていたりもするそうです。

私が好きな、どこかのそこそこ儲かっているJ2のチームには、こういった存在が必要なんだけどな。

奥寺さんつながりで、電撃移籍して、ノウハウをウチに残してほしい。

遅くても練習開始時間の2時間前には到着するカズが、マッサージを含めた準備を黙々と消化するルーティーンが常態化して久しい。ただ、タヴァレス前監督のもとではリーグ戦で2試合に先発しているカズだが、下平体制下では先発や途中出場はおろか、ベンチ入りさえも一度も果たしていない。

4月中旬に負傷した左太ももの回復が長引いたこともあるが、イバや斉藤、レアンドロ・ドミンゲスに加えて、夏場には日本代表経験もあるFW皆川佑介も加入。身長191cmの戸島章、同185cmの瀬沼優司の長身コンビも控える厚い選手層のなかで繰り広げられる、激しい競争の結果と言える。

それでも常にコンディションを保ち、いつ出番が訪れてもいいように日々の練習を全力で消化する。ストイックさをとことん追い求める姿に、今夏にジュビロ磐田から完全移籍で加入し、偶然にもロッカーがカズと隣同士になった司令塔・中村俊輔はこう語りながら苦笑したことがある。

「カズさんがいつも近くにいるから、練習がキツいなんて言えないよね」

百戦錬磨の41歳、俊輔をしてこう言わしめるのだから、キャリアをスタートさせたばかりの中山、現役大学生の松尾に与える影響も計り知れないほど大きい。その俊輔も居残りの直接フリーキック練習で次々とゴールネットを揺らしては、下平監督をはじめとする周囲を驚かせている。

 

カズさんは、ただ鍛えるだけでなく色んなルールというかポリシーを設けているのもいい。

例えば、グアムでのトレーニング、何のために追い込んで、去年と違う刺激を与えているかを問われたカズさん曰く、

「去年と同じようにやりたいと思ったら去年と同じ負荷をかけても去年のレベルにはならないんだよね。去年より上を目指して鍛えて、やっと去年と同レベルになる。そういうものだよね」

とのこと。

こんな人が周りにいたら、チームの雰囲気はよくならない訳が無い。 


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