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カラオケがとても好きだった

2~3年ぶりに地元の友達とカラオケに行ってきた。友達と会うこと自体も久しぶりだったので、入店してすぐ歌い始めるのではなく1~2時間程なんでもない話や近況報告などの話題で盛り上がった。

私の周りの人間はとにかくカラオケ好きが多い。オタクもギャルもヤンキーもバンギャも皆カラオケが大好きだし、私も例に漏れない。一人でカラオケなど当たり前なので、昔は友達とカラオケに行く前にカラオケに行ってカラオケの練習(?)をしていた程だ。

ポップス、ロック、アイドル、アニソン、ラップ、レゲェ、ミクスチャー、ビジュアル、ボカロ、etc、洋楽邦楽問わず様々なジャンルの曲を友達の歌で初めて耳にした。各々が好きなジャンルの好きな曲を熱唱する空間が私は好きだった。

しかし、定期的な収入をなくしてしまってからは暮らしの質に直接かかわってこない娯楽的なサービスに殆どお金を落とせなくなっていた。あれだけ大好きで、お金が無くても行きたくてたまらなかったカラオケ熱が現在ではすっかり冷めてしまっている。

友達に誘われればついていくものの、今後一人でカラオケに行く機会というのは殆どないかも知れない。お金に余裕があればまた自然と通うようになるかも知れないが、今後も就労という形での社会復帰は考えていないので、実質カラオケという趣味からはどんどん遠ざかっていくのだと思う。

それでも数年ぶりに行った友達とのカラオケは楽しかった。学生の頃から好きな音楽のジャンルが近い友達だったので、気兼ねなくマイナーな曲を熱唱することが出来たし「あれ歌える?」とか「あの曲歌ってよ」などと言って無理なリクエストを飛ばしたりもした。

カラオケの最中に友達と話したことなのだが、カラオケのインストは殆どが打ち込みで作られているため、楽曲のジャンルによっては音がとてつもなく安っぽい仕上がりなことも少なくない。

特に音に厚みのあるバンドサウンドなどは、再現が難しかったりするので、あまりカラオケ向けの楽曲ではないのかもしれない。逆にカラオケ向きな楽曲があるとすれば、音数の少ないジャンルになるのだろう。今のところチップチューン(ゲームボーイやファミコンのBGMっぽい音楽)などが最もカラオケ向きのジャンルなのではないかと思っている。


_友達と遊ぶこと自体久々だったのだが、おかげでメンタルや気力を回復できたと思う。こうしてnoteを再び更新できているのもそのおかげだろう。

趣味への熱量が落ちてしまっていた事は割とショックだったので、今後やりたい事は、多少無理があってもやりたいと思えるうちにやっておいた方がいいのかもしれない。

やはり自分の好きなことにお金をかけられるのは大切な事なのだなと思った次第だ。

おいしいご飯が食べたいです。