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ゲームマーケット初出展で自作のボードゲーム380個を売った話 - プロモーション編

プロモーションの戦略

前回までで、作品そのものの制作は終わったものの、そのままゲームマーケットに持って行くだけでは、売れるとは思っていませんでした。最近のゲームマーケットは本当に出展者が多く、一回のゲームマーケットで発表される新作も500近くに及びます。しかし、ゲームマーケットに来る人々は、時間も予算も限られています。数ある作品の中から、自分の作品を見つけてもらえなければ、他をいくら頑張ってもダメだろうと思っていました。そのため、「事前に知ってもらう」ことが非常に大事だと考えていました。

今回は初出展だったので、過去の実績が全くありません。そのため、完全にゼロの状態から、自分の作品を認知してもらう必要がありました。そこでとった戦略は、「とにかく露出を増やして目に留まる機会を増やす」です。単純な話で、作品について発信する数が多ければ、それだけ目にする人が増えるだろうと思ったのです。また、心理学で「単純接触効果」というものがあり、ただ何度も目に触れているだけで、その対象への評価が好意的になります(朝のニュースのアナウンサーなんかがそうです)。ゲームマーケットに来る時点で、「あ、あれ知ってる」という状態が作れるかどうかが鍵だと思っていました。

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