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旅行行ったらなんか英語楽しなってきておもろい

先週友達と旅行に行ってきましたヨ。トロムソという北極圏にある小さい街です。オーロラ見に行こうぜっていうて行ったのに、曇りで何にも見えへんくて何しに行ったんって感じやけど、でもこっちで出会って1か月半の友達ともう旅行に行けるなんて本当にありがたいことです。

北すぎておもろい 北極圏らしい。やば、

この旅行で得られたのはただ楽しい思い出だけよりも英語である。香港人2人台湾人2人オランダ人ドイツ人私の7人の間の共通言語は言わずもがな英語で、3泊4日の旅程の間ずーっと英語で話す必要があった。食事してても英語、博物館行っても英語、行程で揉めるのも英語、風呂の順番決めるのも英語。今までの1か月半も大概こいつらと遊んできたけどここまで英語と寝食共に過ごしたのは初めてだった。
「英語力高めるために旅行に行くぞ!」と思って行ったわけではないのでこれは思わぬ幸いであった。別に特に何かを意識していたわけではないのだが、帰りの飛行機では脳みその中で英語の文章が止まらなくて眠れないまで至った。明らかに以前と比べて文章を組み立てるスピードが上がったように思うし、いいたいこと最後まで言える確率が上がってきた。ハッピー🐈

気づいたこと

言葉学習は踊り食い

オランダ人がとにかく口が悪い。すぐに「Oh, fuck」とか「what a fuck is going on?」とか「shit」とか言う。これが伝染してきた。何か物を落としたときに独り言で「Oh, shit」とか言うようになってしまった(日本での飲食バイト経験で癖づいた「失礼しました~」を払拭してくれたという利点もあるのだが)。別の友達がこのオランダ人に、お前が口悪いせいで私がどんどん悪い言葉を覚えていると言っていた。なんかごめん。大学1年のときに愛媛のやつと話しとったら彼の訛りが移って大阪弁話せへんくなったことや、落語やりすぎて上方弁しか話せなくなった大学の落研の先輩のことを思い出した。

こういうのはもちろんこの悪い言葉だけじゃなくて、いろんな場面の言葉で獲得した。あー、こういう文脈ではこの単語使えんのか~、とか、あー、こういう言い方できんのか~、とか。似たような場面で、あ、これ使えるやんって使っていくうちに考えなくても出てくるようになって、ついに自分の言葉として私の肉体の一部になる感覚。鮮度の高い言葉を生きたまま食う。踊り食い。言語学習は踊り食い。
本当に子供が言葉を覚えるのと同じだと思った。そう考えたら本当に言葉は生きている。短いスパンで見ても、長いスパンで見ても。言葉に正解ってないよなーーー究極の空気読み。そう考えたら辞書とか「国語」って概念おもろい。有機的なものに境界決めるけど正解とかはない。おもしれーーーーー

Good morningからGood nightまで

2日目の深夜、どうやら寝相がよろしくない私の手はベッドからメガネケースを落とし、その中に収納していたワイヤレスイヤホンがケースから飛び出て行方不明になってしまったようだ。大きな音で目を覚ました相部屋の香港人の彼は親切にも捜索に協力してくれたらしく、無事、事なきを得た。これに関して寝ぼけていた私は記憶が定かではなく、夢かと思っていたが翌朝彼から事の顛末を聞いて非常に感心した。私はイヤホンを落としたとかメガネがないとかごめんとかなんとか、全部英語で話していたそうだ。これはかなり嬉しい瞬間であった。
最近英語で夢を見るようになってきた。高校のときの英語教員が大体留学して3か月くらいでこういう状態になると言っていたが、1か月半で到達した。えっへん。嬉しい。おれは今ダニングクルーガー効果の最初の山を登っている。早く滑り落ちたい。

態度でかいほうがいい

4日もずっと一緒に過ごしているとだんだん遠慮もなくなってくる。今まで私のbroken Englishに優しくしてくれてたやつもたまに「ハ?」みたいな顔をしてくることが増えてきた。それに対して以前は「ゴメンゴメン( TДT)」という感じだったのがこっちもなんかイラっとくるようになってしまった。逆に意地でもこいつに言いたいこと分からせたるわと思って今まであきらめていたことでも何としても最後まで言うようになった。
結構これは大きいと思う。今まで相手の推測で成り立っていた会話も、なんとなくとかニュアンスで済ませたくなくなって自分の言いたいことを相手の興味が逸れないうちに詰めて切り取って押し込んで探して何とか形にしてたら相手もちゃんと話してくれるようになって会話の内容が濃くなってきた。その分理解すんのも表現すんのも難しくなってるってことやけど、おもろいし上辺だけのしょうもない会話よりよっぽど張り合いがある。科学は宗教だとか恋愛は全部性欲だとか言って深夜のマクドで揉めたりした。こっちが頑張ると向こうも応えてくれる。おもろい。

今後こうやったらええんちゃうか

生きている英語に触れて続けることと、ずっと英語の脳みそにしとくことで抵抗がなくなるという経験をした。これを再現し続けたらもっと良くなるに違いない。

英語喋らな死ぬ!!って思い続ける

この間ほんまに英語喋らな当たり前やけど輪に入られへんしおもんなかったやろなーと思う。こんくらいヒリヒリ危機感持って英語で生活したい(このnoteも英語で書いたほうがいいんやろけど、内容を留学先の人間に見られたくない)。まず朝起きたところから英語で始めていきたいと思います。
自分の考え言語化しないと脳みそフン詰まりになって死にそうになるからnoteとかスマホのメモ帳とかTwitterとか使ってるねんけど、それも英語で書く。いままでもPodcastとかネトフリとか使ってきたけど、もっとこう表現に注意してみてみる。

単語出てくんの遅すぎてだるい

これが結構ウザい。あーしってんねんけどなあの単語あーここまで出てんねんけど、名詞やったっけ動詞やったっけ〜みたいなんか多すぎてほんまに鬱陶しい。生きてる英語から語彙増やすのがいいとはいえ、限度がある。特にアカデミックな議論は抽象度が高い分、ディスカッションになると単語なさ過ぎて展開して展開して何言いたいかわけわからんくなるパターンが多い。

この人見てるとなんかモチベ上がる。絶対このひとめちゃくちゃ能力高いのに、見てるとなんか私でもできそうって思えてくる。ハードル下げてくれるんほんま天才。私もこんな人になりたい。この方法に惹かれるのはやっぱり「シス単でええんや」っていうところと言及されている効果だ。まさに私が望んでいるものだ。確かに論文で出てくる言葉は論文から勉強していけばいいしな。とりあえず会話の応急処置として古のターゲット1900を使うことにした。
問題は単語帳が嫌いということである。私は大学受験のために浪人しているときですら一回も単語帳開かなかったし、TOEIC対策用に購入した金フレは依然新品に近い。お恥ずかしいことに。単語帳が嫌いなら、音声を使えばいいじゃない。高校ぶりに「タゲ友」をダウンロードした。タゲ友、なんと有料である。しかも、単語音声データと長文別売りである。なんちゅうセコい商売であろうか。私は別に自分でお金稼げるから別に1000円くらい払ってもいいが、対象年齢の高校生に対して別売りで金をとろうとしている。なんちゅうこっちゃ。怒りながら購入した。
最近はとりあえず500単語ずつくらい歩いてるときに日本語→英語のクイックレスポンスをひたすら繰り返している。

なんか今回は文章も構成もめっちゃ雑でめちゃくちゃやけど、とりあえず忘れんうちにメモとしてまとめた。また追々綺麗にする。知らんけど。
償い(?)としてトロムソの景色を

ロープウェイで山登ってトロムソの島みた
北極教会
たぶんほんまもんのHeaven’s gate
知らん人が作った雪だるま つらら綺麗

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