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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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【Xenoblade】ゼノブレイドDE 感想【ネタバレ注意】

はじめに

この記事はXenoblade Definitive Editionのストーリーの感想を語る記事です。
盛大なネタバレを含むため、未プレイの方や現在進行形でプレイされている方の閲覧は非推奨です。








始めた経緯

そもそも私はオープンワールド系のゲームが苦手だったのですが、ポケモンLEGENDアルセウスを買って遊んでみたところ、思いの外楽しくて「意外とオープンワールド系も楽しめるようになったのかも?」と思うようになりました。

そこで前々からずっと「ゼノブレをやれ」と同期のゼノブレをやれおじさんに圧をかけられていたので、ソシャゲのような周回、ドラクエのようなレベリング、フロムゲーみたいな高度なプレイスキルを要求されるかを聞いたところ、ストーリーをやる上で全く必要ないと言われたので、「それならやってみても良いな」と思いプレイすることになりました。

では本編の話を書いていきます。

ストーリー序盤

コロニー9〜中央採掘場

始めてすぐにヒロインの子(フィオルン)の声が可愛いし好きだな〜と思っていました。
ですが、コロニー9に機神兵が攻めてきて黒い顔つきと戦う場面、いわゆる負けイベにて早々にフィオルンが機神兵に殺されてしまい、


私は「いや!ストーリーの序盤も序盤でヒロインだと思ってた子が殺されちゃったけど!?これストーリー間違えてない??もしかしてヒロインの仇討ちをする話!?この後本当のヒロインが出てくるの??」と、大声早口が出てしまいました。そのまましばらくフィオルンを失ってしまったためゲームのやる気が消えてしまいました。
感想

折れた心を修復し、フィオルンの仇討ちをしてやろうと思いストーリーを進めることに。

コロニー6にて、ジュジュと出会う。(個人的な感想なんだがコイツ序盤クソガキ過ぎんか?なんだコイツって思いながらやってたわ)

その後はガドを探すためにカルナがパーティーに仲間入り。さすがにパッと見、正ヒロインっぽくないからこの後正ヒロイン出てくるんやろなとか思いながらやってた。

中央採掘場でゾードを倒して地上に上がると黒い顔つきが襲ってきて、連戦かよって思った矢先、テレシアが機神兵をぶっ倒してくれて、コイツ何もんなんだ?って言うのと、"神の使い"みたいな味方なのかなと思いストーリーを進めることに。

燐光の地ザトール〜マクナ原生林

ザトールのマップめちゃくちゃ広くてすごく探索した。まだこの時、時間変更機能&時間で出てくるモンスター違うことを知らなかったので夜になったらレベル高い鳥に見つからないようにビクビクして遊んでました。

イグアナめちゃくちゃ湧いてしょっちゅう殺されかけたのもいい思い出。

ザトールはそこまでストーリー進行は無く、巨神胎内へ。
巨神胎内に来て一言。「グチョグチョ音なってちょっとキモイ。」
胎内でマップに表示されてるのにどう頑張っても行けないところがあって、ストーリー後とかになんかあって行けるようになる、クリア後のお楽しみステージとかなんだろうなと思い先に進みました。まぁこの時はあんなことになるとはつゆ知らず。

胎内を抜けマクナ原生林に到着。
ジャングルなのも相まって見た目気持ち悪い敵が増えたな〜と思いました。

ここでストーリーが進み、メリアと邂逅。
そのままストーリーを進めているとシュルクの未来視に出てきた青年(アルヴィース)と出会う。味方だと思ってたテレシアと戦うことになり、アルヴィースがモナドを使えて、と急展開に何が起こってるんや?となってしまいました。

テレシアが味方では無いということが判明し、じゃあお前らは何もんなんだと。

さらに、アルヴィースって一体何者なんだよ……と謎を抱えながらストーリーを進行することになりました。
メリアが回復しそのままサイハテ村へ行くことに。
感想

サイハテ村〜皇都アカモート

ジャングルを抜けるとサイハテ村に到着。ジャングルを抜けるにあたって、2回くらいティラノサウルスみたいなやつに見つかって必死に逃げました。Lv.96くらいでいきなり戦闘仕掛けてくるのやめてくれ。

サイハテ村でノポン族たちと出会い、クソデカテレシアを討伐しに行くことに。
テレシア自体そこまで強くなかったので普通に倒せた。
リキが仲間になりパーティーが6人にまで増え、なんか大所帯になったなーと。
エルト海を抜け皇都アカモートへ。

皇都ではドロドロの後継ぎ争いが垣間見られ、何やら不穏な空気が漂っていてひとイベントありそうだなと。
そして、皇都でアルヴィースと再会。アルヴィースが皇都に仕える神聖予言官であることが判明。そして未来視が見られることも判明。ますますアルヴィース何者……?となってしまいました。

メリアがハイエンター墓所で墓所詣でに行くことに。
そこでメリアがテレシアに襲われる未来視を見て助けに行くことになり、テレシアと戦う。

このテレシアちょっと苦戦したなあ。皇家の後継争いって大変なんやなぁ……
感想


その後ソレアンが監獄島に向かってしまう。それを追ってシュルクたちも監獄島に向かうことに。
そのシーンに挟まれてアルヴィースとロウランが何やら怪しい会話をしている。
アルヴィース「あの程度のテレシアでは彼らには勝てない

やっぱりお前何者なの?
この時点で私はアルヴィースのことを敵っぽく見えて実はスパイでシュルクたちの味方でしたオチだなと思ってます。
感想

ストーリー中盤

監獄島〜ガラハド要塞

監獄島にてシュルクの未来視で見たゴツい顔の巨人、ザンザと出会う。
ザンザは「モナドを作ったのは私だ」と明かす。そしてモナドには人を斬ることが出来ない枷があることが判明。確かに思えばコロニー9でのモナドが暴走した時にフィオルンが斬られなかったよなと思い出す。これが顔つきの機神兵が斬れなかった理由なのか。

てかこのシーン語ることが多すぎる。
ザンザが出てきたと思ったら黒い顔つきにぶっ殺されてなんじゃこりゃってなってしまった。そして新顔の白い顔つきまで現れる。そして何故か戦闘をさせないようにしている。一体何者なんだよ。
と思ったらソレアンが黒い顔つきに殺されてしまう。
そしてシュルクのモナドの枷が外れて黒い顔つきを倒せる寸前で、白い顔つきが止めに入り、
その白い顔つきの中からフィオルンらしき人が出てくる。

このシーン見た時に「ほんとにフィオルンなの!?フィオルン死んだんじゃないの!?機神兵側がフィオルンに似たクローンを作って動揺させようとしているんじゃないか?もう何がなんだかわからん!」ってなってしまいました。
感想

皇都を後にし、ヴァラク雪山へ。

とにかくここはマップが広くてレベル高い敵が居なさそうなところは大体マップ解放するくらいまで探索したのでかなり時間をかけて進めた。

アルヴィースに連れられモナドが封印されていた「オセの塔」へ。
その後先に進むとストーリーが進み、白い顔つきと再会する。間もなく黒い顔つきも現れ襲われる。
そして、黒い顔つきの中から、かつて大剣の渓谷でダンバンやディクソンと共に戦ったムムカが現れる。

ゼノブレの1番最初のムービーでムムカは機神兵に殺られるような描かれ方をしており、最初に黒い顔つきと出会った時になんかムムカと同じ声優さんだなとは思ってたけど、まさかムムカが生きているとは思ってもいなかったので、黒い顔つきからムムカが出てきた時はかなりビックリしました。
感想


その後ムムカと戦闘に。普通にムムカの通常攻撃の威力高くて1回普通に負けました。
一定ダメージか時間経過かなんかでストーリーが進み、機神界盟主エギルと名乗る黄金の顔つきが現れ、戦闘が強制終了させられる。
彼らを追うために機神界へ乗り込むことになる。

大剣の渓谷に到着すると、ディクソンやカルアンらの巨神界連合軍の補給部隊がおり、ここから機神界へ行く準備をすることに。

ここから最終決戦になると思ったので、一旦ストーリーを進めるのを中断して、コロニー9〜大剣の渓谷までの行ってなかったマップ探索やクエストを進めることにしてしばらく巨神界をフラフラしてました。

レベル差で勝てない所以外は大体クエストとマップを埋めたので、機神界へ最終決戦へ向かうことにしました。

ストーリー終盤

ガラハド要塞〜VSエギル

ガラハド要塞に着くと、再びムムカが現れる。
そしてムムカと戦うことに。
激闘の末ムムカを倒すと、ムービーが挟まりダンバンがムムカにトドメを刺そうとするシーンに。しかしそこでシュルクは、いくら悪いやつでも同じ種族であるホムスを殺すことは許されないとダンバンを制止する。シュルクのアツい心にダンバンは刀を仕舞い攻撃を止める。
だが、ムムカには響かなかったようで尚もダンバンたちを追撃しようとする。その結果自分の放った砲撃により自滅して死んでしまう。

自業自得のような結末に終わり、フィオルンやソレアン陛下の無念は無事晴らされることとなった。

シーンが切り替わり、アルヴィースとロウランが会話するシーンに。
ロウラン「なんでアイツ(ディクソン)を連れてきたのよ、アイツ嫌いなんだけど」の発言、アルヴィースの「年長者は敬わないと」の発言など意味深な会話が繰り広げられる。
このシーンほんとによくわからなくて謎が深まるだけだった。

ガラハド要塞を進むとエギルに操られた白い顔つきと戦うこととなる。しばらくしてエギルが反モナド場(アポクリファ)を発動し、エギルとも戦うことに。
これ最終決戦なのヤバすぎとか思ってたら、白い顔つき、フィオルンの力によりアポクリファが無効化され、胸元の謎の赤い光の力で共倒れの覚悟でエギルに立ち向かい要塞が崩壊しそうになる。
シュルク一行は崩壊する要塞から逃げようとするが、フィオルンが乗る機神が落ちていくのを見てシュルクが共に飛び降りて追いかける。このシーンアツいし悲しかった。

要塞から落下したシュルクたちは古代の戦争で切り落とされた機神の腕にバラバラに流れ着いた。
最初のシーンではシュルクがフィオルンを追って落ちた海辺から始まる。

目を覚ましたシュルクは白い顔つきの残骸からフィオルンを引っ張り出す。
意識の無いフィオルンに水を飲ませようとするが上手くいかない。そこでシュルクは口移しで水を飲ませることに。するとフィオルンが目覚め、記憶も完全に戻っており、無事にフィオルンがフィオルンとして帰ってくる。

このシーンで、ストーリーの序盤も序盤でフィオルンが殺されてしまい悲しみにくれていた私の心が救われ、感動して泣いてしまいました。
本当にこのゲーム諦めずに進めて良かったと思った瞬間でした。

シュルクとフィオルンはバラバラになった仲間たちを探すことに。
その中でフィオルンが「機神界の身体になっちゃったからシュルクの知ってる私はもう居ないの」など、シュルクに迷惑をかけたくないという気持ちからの弱気な発言が見受けられるが、シュルクがそれに対して「今度こそ後悔しないように僕が守る」とフィオルンへの気持ちを伝える。

フィオルンのシュルクに対する好意、愛情からの大切な人には迷惑をかけたくないという、フィオルンらしい優しさと、シュルクのフィオルンに対する"いつも一緒に居た特別な人、大切な人"を失った経験から守り抜きたいという気持ちが、異なる愛情を表現していて描き方がすごく良いなと思いました。
感想

その後ラインとカルナのシーンに移り、シュルクたちを探すことに。

ラインとカルナのコンビも最初は喧嘩っぽいような漫才みたいな関係だったのが、旅を通して関係値が高まりお互いを信頼しあったパートナーのようなコンビになっていて良い関係やなと思いました。
感想

そしてダンバン、メリア、リキのシーンに移り、彼らもシュルクたちを探すことに。

このシーンでリキが「休みたい」と言うが、これはメリアやダンバンに気を遣って彼らが疲れていそう、悲しそうな雰囲気をしていたから言ったのだとわかる。そしてリキは親としての心構えをダンバンに伝える。
このシーンでリキが周りをよく見ていて些細な気持ちも読み取れる、実はしっかりとしていて頼りになる存在なのだと思った。(ずっとただのマスコットだと思ってました。)
感想

3チームが合流した先は機神界人(マシーナ)の住む隠れ里であった。
そこで出会ったリナーダに不調のフィオルンの治療をお願いすることに。

機神界人は巨神界のホムスと同じような感じで、特に種族の争いを好む訳ではなく、分け隔てなく接してくれるいい人たちで、争いを始めるのはいつも権力を持つ者なんだよなと思ってしまった。
感想

治療の間機神界人のボスであるミゴールに話を聞くことに。
そこで、「エギルがミゴールの息子であること」、「機神界の神はメイナスと呼ばれ、今は封印されていること」、「暴れているエギルを葬って欲しいということ」を聞かされる。

ここでディクソンが現れ、エギルが持っていた"触れたものを腐らせる攻撃"の存在を伝え、連合軍に伝達してもらうことになる。
シュルクたちはエギルを倒すべく機神界帝都へ向かうことに。

ここでエギルのシーンに切り替わり、フェイスには乗っているホムスの記憶が残っていて、それらが先のフィオルンのように自分の支配下から抜け出すような行動を取ってしまうことをエギルは邪魔に思う。
そして帝都へと向かうシュルクたちに「カルナへの記憶を持つフェイス」を仕向ける。

フィオルンが生きていたことで、ガドも生きててフェイスに乗せられてる説あるなと思っていたら本当にフェイス化させられてそうですね。
戦うことになるのか〜
感想

シュルクたちは機神界フィールドへと向かう。
リフトを降りた先で緑色のフェイスに襲われる。
乗っているのはもちろんガドであり、カルナはこのような形でガドと再会を果たしてしまうことに。
しかし、ガドにはカルナの記憶が残されておらず、カルナの呼び掛けに反応することも無い。
戦闘になるも強敵で砲撃を受けてしまう。
ここで終わりかと思った瞬間フィオルン(メイナス)の力により無傷で生還する。

ヴァネアが現れ、全ての元凶である巨神と機神の戦闘の過去を見せるべく帝都アグニラータへシュルクたちを導く。

機神界フィールドを進み中央工廠を抜け帝都アグニラータへと到着する。
帝都にはテレシアの残骸があちこちに残されているなどかつての戦いの惨状が垣間見える。
帝都中枢タワーで過去の戦いの記録を見る。

巨神と機神が生まれた時にザンザとメイナスが生まれた。
メイナスは機神界人を誕生させる。
巨神界と機神界は共に発展してくと思ったが、巨神がモナドを振るい機神界人たちを滅ぼそうとし、機神(メイナス)が戦った。
巨神界の人々が深手を負ったザンザを封印した。

巨神と機神が戦うことになったのはザンザがけしかけたからで、メイナスはいい人。
今エギルが巨神界を滅ぼそうとしているのも当時のザンザと同じような感覚なんだろうな。
メイナスは巨神と機神が戦うことを止めようとしている。
誰が悪者で誰がいい人なのかがそろそろハッキリしてきて面白くなってきた。
感想

そしてその後ガドと再戦。
しばらく戦うとメイナスがガドにかかっているエギルの支配を解き、ガドが自我を取り戻す。

ここで場面が変わり、巨神連合軍のシーンに。
アルヴィースが「嫌な予感がする。機神が目覚める」と発言。

シュルクたちはエギルと再び会い説き伏せようとする。
エギルの「兵糧攻めという戦術を知っているか?巨神打倒のため、その力を削いでいるだけのこと。巨神界の全ての生命は巨神が己の餌として育て上げたものよ。やがて目覚めの瞬間には、より大量の命を必要とするだろう」という発言。
シュルクの「あなたが巨神に奪われたマシーナの命を悲しむように、僕たちだって機神兵に殺された人達を思って苦しくなる、その気持ちのどこが違うって言うんだ!」という発言。

巨神は実はヤバいやつ……?
シュルクの発言は戦いを題材にしたものであればよく聞くようなセリフ。こういうのは大体当事者には聞く耳がなく、己の目的のために戦いを続けるのがテッパンなのでエギルと戦うことは避けられないだろうなと思ってました。
感想

エギルは機神のコアとなり機神が動き始める。
シュルクたちは爆発の危険を察知し避難しようとし始める。
逃げていながらも爆風に巻き込まれそうになる寸前、フェイスに乗ったガドが現れ爆風からシュルクたちを守ってくれる。

カルナとガドの回想の時にガドが「仲間の死を無駄にしてしまった」との発言をしている。そのガドが自分の命を盾にしてカルナたちを守ったというところにグッときてしまった。
感想

シーンが変わりディクソンが何か怪しい発言をしている。この人も神出鬼没だし色んなこと知ってるし立ち位置がわかりにくい。

そしてシュルクたちはエギルとの最終決戦へと向かう。

エギル戦普通に機神兵がたくさん出てきたしダメージデカいし2回負けました。
敵弱くしてやるまでも無かったのでちゃんとノーマルプレイで倒しました。むずかったね〜
感想

シュルクがエギルにトドメを刺せるという時、ザンザが「斬れ!斬れ!」とシュルクに呼びかける。シュルクはそれに対して最初はやってやろうとするが、"どうしてここまで来たのか、何が目的でエギルと戦いに来たのか"を思い出し寸前のところで剣を止める。

エギルは「なぜ手を止めた?今ここで私を斬らなければ、いずれ私の剣がお前の同胞を切り裂くことになろう」と言うのに対し、シュルクは「僕にはあなたを斬ることはできないけど、あなたの剣を止めることはできる。あなたと分かり会えるまで何度でも」と何があってもエギルを斬る意思は無いことを伝える。

ここでエギルの回想シーンに入る。
エギルはアガレスというザンザの見た目をした者と「共に手を取って我々の子たちの未来を見届けよう」という会話をしている。
だがしかしアガレスは"モナド"の呪縛に囚われ"ザンザ"となってしまう。

現実に戻りエギルがシュルクと手を取り合おうとしたところ、シュルクが1発の銃弾を受ける。

最後はシュルクらしくエギルを殺めることはせず、手と手を取り合って共存するという未来を選択をし、機神界と巨神界が共に生きるハッピーエンドになるのかとすごくしみじみしていました。
これで戦いが終わり平和が訪れるのか、結局アルヴィースって何者だったんだろうな〜と思ってました。
感想

本当のラストストーリー

エギル戦闘後〜巨神胎内

エギルと手を取り合おうとした時にシュルクは1発の銃弾を受ける。

銃撃をした犯人は"ディクソン"であった。
終盤やけに怪しい動きをしていたディクソンが本性を表す。まだストーリーは終わっていなかった___________

ディクソンはザンザの使徒であったことが判明
シュルクから光が出てきて金髪の青年、ザンザが姿を現す。
ザンザはシュルクを生きるための器としていた。
メイナス「ザンザは私との戦いに疲弊し、ハイエンターの始祖らによって封じられた肉体は監獄島の檻に、そして その魂はモナドと共にオセの塔に」と解説。
ここで全てのピースが繋がる。
シュルクは雪山(オセの塔)で倒れていたところをディクソンが発見。そして連れ帰り、シュルクを鍛えて監獄島まで連れていき、最終的にザンザ復活まで目的を果たしている。全てディクソンの思惑通りに事が進んでいたのであった。

ザンザはシュルクから奪ったモナドで巨神を動かし機神を倒そうとする。
エギルは「この身体朽ちようとも、せめてザンザだけは。ザンザある限り 我々にも巨神回の者達にも平穏は訪れん!」と言い、機神を動かし戦う。

そしてメイナスも両手に武器を生成しながら「今ようやく分かりました。私達から生まれでた子供の未来は彼ら自身のもの。創造主であったとしてもその芽を摘み取る権利など無い。例え因果の流れがあなたの律した通りだとしても、抗う尊さを捨て去ることは愚かだということを。あなたがこの世界に存在するあなた以外の全ての存在を否定するというならば、私は戦いましょう。彼らのために。」
とザンザと戦うことを告げる。

メイナスが最後の力を振り絞り抜け殻となったシュルクたちを守り消えてしまう。
エギルは「お前たちにはまだやることがある。そして私にもやることがある。」と言い、ザンザと最後まで戦い抜くことを決心する。

ここのシーンほんとに胸アツすぎて死にそうだった。
ザンザは全ての生命を滅ぼし"神"となろうするのに対し、メイナスは全ての生命に未来の決定権があり誰かが決めていいものでは無いと。
最初は悪であったエギルがシュルクとの戦いを通して改心し、真の悪であるザンザに対して命を懸けて戦う。アツすぎる。
今の時点でフィオルンが生きていたり、エギルが改心したり、ディクソンが敵で、ザンザが復活したりと予想していた展開と全く違う展開になっていって鳥肌が止まらなかったです。おもろい……
感想

逃げるヴァネアたちの前にテレシアに乗ったディクソンが現れる。
そしてカリアンたちがヴァネアらの援護に駆けつける。
しかし共にやってきたロウランもディクソン側であることが判明する。そしてカリアンたちに向け高エーテルを放つ。するとカリアンたちは苦しみ出す。

ディクソン「ハイエンターが巨神再生の際に邪魔な生命を刈り取るためにザンザ様が造られた種族なんだよ。その身体の内に時が来たらテレシア化する因子を組み込まれてなぁ……」

続々とテレシア化していくハイエンターたち
カリアンは最後の力を振り絞り、ディクソン達に向かい自爆特攻を仕掛ける。
爆発の隙にフィオルンたちは避難することが出来る。

ディクソンが敵だとわかったので巨神連合軍の際のアルヴィース、ロウランの会話からこの2人もザンザ側、つまり敵であることがわかる。アルヴィース敵だったかぁ……まだシュルク達の方にいるけど怖いな。
そしてハイエンターって時が来るとテレシア化するのか、テレシアはハイエンターだったのか、元は同じ種族だったのに争うことになっちゃうの辛いな。
感想

ディクソン達との戦闘に身構えるラインたちにアルヴィースは「僕たちは巨神から、ザンザから発生した生命だ。それがザンザの意思でテレシアによってその身体へ還ろうとしている。病気や寿命で普通に死んでもその躯は巨神へと帰る。どちらも同じこと」と告げる。確かに。

しかし、ダンバンが「例え創造主だろうとそこから生まれた命を好き勝手奪っていいって道理はない」と、ラインが「どこまでも抵抗する」と最後まで抗い抜く姿勢をみせる。

シーンが変わり、フィオルンとメリアのシーンへ。
フィオルンはモナド(メイナス)をザンザに奪われたためもう永くは無いと。そしてシュルクには言わないで欲しい、シュルクのために最後まで戦いたいとメリアに話す。
メリアが独り言で「こりゃ敵わないな」と。

フィオルンのシュルクへの愛がすごく伝わるシーンだった。
メリアが墓所でシュルクに助けられ、信頼してくれたことから、メリアが少しシュルクに好意を寄せているようなシーンが前にあったがやっぱりそうだったんですね。
せ、青春……(ここで息絶える)
感想

そしてシュルクの精神空間へと場面が移る。
アルヴィースが現れ「してきたことは無駄だったっていうのかい?それを決めるのは誰でもない、君自身なんだよ」と言う。
それに対しシュルクは依り代となっていたからか弱気をみせる。
続けてアルヴィースは「今更ザンザが君たちを滅ぼそうとする理由はそうしなければ彼の存在そのものが危ないから。君は未来視によって何度か因果律を書き換えてきた。さぁ、どうするシュルク?ザンザに定められた道を歩くのか、それとも君たちの足で新たな道を歩くのか。モナドはその歩む先に待っているよ」と。

アルヴィースやはりただ者ではなさそう。何者なんだ……?

場面はコロニー6に戻る。
カリアンの特攻により倒せたと思っていたディクソンがテレシアの大群を連れてコロニー6を襲撃します。
万事休すかと思った瞬間、気を失っていたシュルクが駆けつけテレシア達をバンバンとなぎ倒していきます。

そしてディクソンが「いつまでそっちにいるんだ、アルヴィース」と呼びかけ、
アルヴィース「君たちの抗う意志、見届けた。そろそろ決めないかい?この世界が君たちのものなのかザンザのものなのか」と告げ、テレシアに乗って去ってしまう。

とりあえず抜け殻となっていたシュルクが意思の力で復活したのでこれから最終決戦に向かうのかと。
アルヴィースは結局ザンザ側であることが正式に明かされたが、イマイチ腑に落ちない。なんかまだ中立の立場のような感じがしている……
感想

機神の攻撃で巨神胎内の今まで行けなかったところに行けるようになったらしく向かうことに。
最初に巨神胎内を来たときに頑張って行こうとしていた努力を返してくれww

巨神胎内にはロウランが待ち受けていた。
ロウランが操るテレシアはなんと死んだと思われていたカリアンテレシアでした。ちょっと気持ち悪い。

ロウラン戦は大量のネブラが雑魚として出てくるが、エーテル攻撃くらいしかマトモに通らないので、ロウランのテレシアに攻撃する前にデバフかけられたりしてクソだるかったです(1敗)

最後にカリアンが心の声でメリアに「これで私も父上のところへ行ける。これからお前は望む通り生きていきなさい、お前の決める未来こそがハイエンターの希望なのだから」と告げ消えていく。

カリアン最後までメリアのことを気にかけていてすごくいい兄貴や……惚れた
三聖の1人ロウランを倒したのでこんな感じでディクソン、アルヴィース、ザンザと戦っていくのか……長いな〜と思ってました。
感想

監獄島〜エンディング

ロウランを倒したシュルクたちは最終決戦のために監獄島へ向かう。
監獄島ではディクソンが待ち受けている。
ディクソンは本来の姿を解放し巨人の姿となる。

ディクソン戦は単体なのでそんなに手こずらず倒せました。
倒すとムービーに移り、シュルクとフィオルンが最後の一撃を加える。
ディクソン「やめだ、やめ。これ以上は割に合わねえ。神の力は欲しかったが殉教者になるつもりはないんでね。行けよ、命を賭けてまで足止めする義理はねえ」と降参のような発言をし、シュルクたちはザンザの所へと向かう。
ディクソンは「俺の死ぬとこは見せてやらねえ。お前は一生、俺より強くなった事に気づかず生きていけ」と1人タバコを吸いながら死んでしまう。

「神の力は欲しかったが、殉教者にはなるつもりは無い」このセリフ良いですね。ディクソンの自分のポリシーは守るという気概が見えていて私は好きです。
なんだかんだカッコイイですね。
ディクソンを倒したから次はアルヴィースですか……
感想

ディクソンを倒した後、シュルクたちは記憶空間と呼ばれる場所にやってきます。
記憶空間ではこれまでに戦ってきた敵の概念体と再戦をしていく。
それらを倒すとザンザが待ち受けていた。

ザンザはシュルクに対し、モナドをもたらしたことから自分の使徒にしてやると言う。
しかしシュルクは「僕はホムスとして、お前の居ない世界で生きる」と断る。
ザンザは機神界人を滅ぼした理由として技術が進歩して世界を変えようとしたからだと話し、ホムスもそれに準ずるものとなってきて脅威であると告げる。
そしてザンザは「友が欲しかっただけだ……」と言うが、シュルクが「違う。メイナスは僕らとの共存の道を選んだ。メイナスが僕らを友と呼ぶのなら、喜んで受け入れよう。だがお前が求めているのは友なんかじゃない、下僕だ。己のための餌だ!」と反論しザンザとの戦いが始まる。

ザンザ戦は第1形態→第2形態→第3形態と、計3戦行われる。
1,2形態はシュルクが未来視制御されるような形で戦わなければならずかなり苦しい戦闘となった。
そしてシュルクと皆の未来を選び取ろうとする意志が第3のモナドを出現させ、ザンザを真っ二つに撃破した。

その瞬間、シュルクの脳内にこの世界が生まれる前に存在していた世界の光景が映し出される。そしてその記憶を見せたのはアルヴィースであった。
アルヴィースの正体は"モナド"そのものであった。
今シュルクたちの居る世界はクラウスという科学者が生み出したものであり、ガラテアという同僚の女性が制止しようとしたものの相転移実験により生み出されたものであると判明する。

そして、クラウスとガラテアは新世界でザンザとメイナスの2人の神として生まれ変わる。
彼らは友として自分と同じ形をした生命体を生み出し、進化させた。しかし次第に神の存在が消滅してしまうことがわかり、ザンザはそれを恐れ、破壊と再生を繰り返す世界を作ることを望んだ。

それを打ち破り、新たな神となったシュルクにアルヴィースは"世界の進むべき未来"を選ぶよう問いかける。
困惑するシュルクの前にラインやカルナ、ダンバン、メリア、リキ、フィオルンなど仲間たちが現れ、「未来はわからなくていい、平穏な日々の中で少しずつ変わっていけばいい」とシュルクに語りかける。

これらはアルヴィースが用意した人格の再現体であり、現実に戻ったシュルクに対してもう一度アルヴィースは"世界の進むべき未来"について問いかける。
そして、シュルクは「未来は選ばない。未来はこの世界に暮らす全員が決めるべきであり、神など要らない世界を作る」と宣言し、巨神が崩れ去り新たな世界が誕生した。

そして、ここでエンディングを迎える。

アルヴィースがストーリーを通じて敵なのか味方なのか曖昧な描かれ方をしていた理由が最後の最後に判明し、なるほどな。モナドそのものという発想は全く無かった。だからアルヴィースはモナドを使えたし、シュルクの意識の中に現れることも出来たのかと。

そして未来は自分で選び取る世界を作るという終わり方で、部分的に繋がっていたパーツが完全に繋がり、すごくいい終わり方だなと思いました。
感想

エンディングで流れるムービーはフィオルン視点のものになっており、コロニー9でホムス、マシーナ、ノポン、ハイエンターなど様々な種族が共に生活している光景が描かれている。
一緒に旅をしてきた仲間たちが楽しそうにしている光景を眺めているところにシュルクがやってきてフィオルンと仲睦まじそうに会話をするというシーンになる。
そこで今までフィオルン視点だったムービーが引きの視点になり、フィオルンがホムスとして元の身体に戻ることが出来たことが明らかになる。
ここでムービーは終わりタイトル画面へ。
今までタイトル画面はモナドが映っているものであったがED後は海辺で旅の仲間たちが楽しそうに並んでいるものへと変わっている。

ここで本当にゼノブレイドDEの本編のストーリーが完結となる。

ストーリーを通しての感想

シーン毎にその時感じていた感想を書きましたが、ストーリーを完走して全体を通して感じたことを書きます。

ストーリーの流れ

機神界が巨神界を攻めてきてそれに対抗するべくシュルクたちが戦って行くというものであったが、ストーリーを進めると元は巨神界が機神界を過去に滅ぼしたことが発端であり、争いが争いを生んでしまったという結末なのだとわかる。
そして本当の敵が現れ、今まで戦っていた敵と手を取り合って立ち向かうという、いわゆる王道ストーリー展開がかなりアツかった。

ストーリーのテーマ

大きく2つのキーワードがあると思っていて、「」と「未来」である。

「神」については、巨神と機神、ザンザとメイナスというように二律背反の神が居る。
それぞれの思想があり、それにより争いが生まれている。
巨神(ザンザ)は神という単語を「絶対神 全ての決定権を持ち唯一にして最高の存在」と捉えている。
一方、機神(メイナス)は神という単語を「慈愛神 服従させるのではなく力無き者達の手助けや保護をする存在」として捉えている。

そして新世界の神となったシュルクは神という単語を「存在しないもの」と捉えている。

それぞれの神に対する考え方、捉え方の違いが如実に現れていて面白かった。

「未来」については、シュルクやザンザなどが持つ「未来視」がこの作品の見どころである。
シュルクの未来視は「少し先の未来が見え、行動を変えると未来を変えることが出来る」ことを示すためのものであった。
ザンザの未来視は「摂理に沿った時に起こる未来が見通せる、文字通り未来だけを見ることが出来る」ものとして使用されていた。

前述の「神」の捉え方の違いの通り、ザンザは自分の思い通りのものを「未来」と捉えており、
シュルクは自分たちで変えることが出来るものを「未来」と捉えている。

未来に対する描かれ方の違いも如実に異なっていて面白いなと思いました。

コンセプト的なもの

ストーリーでキーワードっぽく扱われていて、メッセージっぽいなと思ったものについて少し書きます。

まずは「多様性」
巨神連合軍やシュルクたち一行の話で、ホムス、ハイエンター、ノポンなどの種族が違う者が対等な関係で集まっていると、表現されていた。そしてED後の世界ではそこにマシーナも加わっている。ここから分かるように、種族が異なっている、つまり多様性がコンセプト、テーマとしてあったのかなと思いました。

そして皇家の話で出てくる「混血」というワードにも気になりました。
純なものに異なる物が混ざることを指しており、タルコの話の中でもあったように、ホムスとハイエンターの混血が差別されるようなこともあったと考えられる。しかし同じ混血であるメリアが次期公主となるように血で差別をしてはいけないというようなメッセージが込められているのではないかと感じました。

さいごに

色んな人が居なくなったりどんでん返しがあったりとストーリーだけを見てもすごく面白いゲームで、裏設定やコンセプトとかまで考察したくなるようにしっかりと話が作り込まれていてとても面白いゲームでした。

プレイして良かった……!!!

フィオルン可愛い……
この2人推せる
すごくいい写真

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