のぼる小寺さん

映画『のぼる小寺さん』を鑑賞。感動して2度観してしまった。

最初興味をもった理由は主役が、”ルパンイエロー”の工藤遥ちゃんだったこと。正直それ以外無かった。

そして監督が古厩智之で、脚本が吉田玲子であると観てから知った。両者とも信頼置ける方である。

さらに準主役の伊藤健太郎がお騒がせの方だと後で知った。まあ、それはどうでも良い。

内容としてはボルダリングに挑むJKの小寺さんと、彼女に影響を受けた周りの高校生たちの物語である。小寺さんはフルネーム不明(笑)でも、小寺さんは小寺さんで良いのだ。

小寺さんは部活での練習だけでなく、休み時間もボルダリングの本を読み、握力を鍛えている。そして休みの日も一人で学校に来て練習している。とにかくボルダリング一筋なのだ。

そんな小寺さんを見つめる4人のクラスメイトの視点で物語は進む。そして4人はそれまで目標が無かったり、あってもやる前から諦めてたりするが、小寺さんを見て自分たちも「とにかくやってみよう」という気持ちになっていく。それは影響を受けたうちの一人、四条の「小寺さんを見てると、登りたくなるよね」というセリフに集約される。

昭和の青春ドラマと比べると淡々としたテイストだけど、そこがまた良いのだ。自然と観てるこちらも登りたくなってくる(何に?)

そして小寺さんの軽い身のこなしは、やっぱルパンイエローを思い出してしまうのが特ヲタのサガである。

#映画評 #工藤遥 #のぼる小寺さん  



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