時代は変わる。ステージは続く。乃木坂46は、何度でも生まれ変わる。

【『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』/岩下力監督】

東京ドーム公演2days完遂。

日本レコード大賞二連覇。

正真正銘の「国民的アイドル」として、絶大的な支持と評価と期待を一身に受けながら、そして、輝かしい自信と覚悟を胸に秘めながら、今日も、堂々とステージに立つ乃木坂46。

彼女たちは、何を信じ、何を諦め、何を願いながら、次の「選択」をするのか。

晴れ

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宮崎大祐『TOURISM』失われた本来の"観光"とは

スマホの登場によって、世界は更に縮小の一途を辿り、海外に行くハードルはお金くらいになってしまった情報氾濫社会において、観光名所だけ回って中心地のモールの中を見てイオンモールと同じだねとなるような、知りたいことは全部ググって会話もほとんど内輪で済ませるような、そんな旅行が本当の"TOURISM=観光"なのか。現に序盤はそんな感じだった。取り敢えずインスタ映えしときゃええみたいな映像美、そして勿論映え

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スタニスラフ・ロストツキー『朝焼けは静かなれど』あの日戦った少女たちを、記憶し続けること

ボリス・ヴァシーリエフの同名小説の映画化作品。実はイヴァン・ラソマキン(Ivan Rassomakhin)がTVシリーズを1970年に製作しており、1972年に製作された本作品は二度目の映像化、初の映画化作品となる。データ上では混同されることも多いので注意ポイント。本作品の監督は『月曜日までお元気で』や『黒い耳の白い犬』などで有名なソ連の職人監督スタニスラフ・ロストツキー。彼は5歳の時に観た『戦艦

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「アザーライフ 永遠の一瞬」映画メモ(ネタバレあり)

「アザーライフ 永遠の一瞬」の視聴メモ。

いきなりネタバレするので、未視聴の方はご注意ください。

以下、本文

<あらすじ>※公式から引用
長い時間を凝縮させ、短時間で実体験ができるようになる薬を開発したレン。ところがこの可能性を秘めた新薬の使い道について共同開発者ともめてしまい…。

前半は、ちょっとテンポ遅めで息苦しいのですが、禁固刑1年が終わって、実は仮想現実ではなくプレハブでした、とい

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「完璧」な結末の先へ。賛否両論の『トイ・ストーリー4』を、僕は全力で支持する。

【『トイ・ストーリー4』/ジョッシュ・クーリー監督】

「おもちゃ」の擬人化。

量産型の無機物に、「命」を吹き込む。

それは、今から24年前、ピクサー・アニメーション・スタジオが起こした奇跡であった。

しかし、そんな『トイ・ストーリー』シリーズには、いつかは真正面から向き合わなければならない一つのテーマがあった。

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(以下、『トイ・ストーリー4』の重

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「勝手にふるえてろ」映画評

今日はブログ更新ではなく、久々にこちらで映画評を書きます。

今日は「勝手にふるえてろ」について書きたいと思います。

◼︎勝手にふるえてろ(2017年12月23日公開)
監督:大九明子
脚本:大九明子
原作:綿矢りさ
出演:松岡茉優、北村匠海、渡辺大知、石橋杏奈、趣里、古舘寛治、片桐はいり

あらすじ
一見すると普通のOLであるよしか(松岡茉優)、しかし彼女は24年間彼氏なし、おまけに中学生の頃

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アナベル・アタナシオ『Mickey and the Bear』さよなら、迷惑な父さん

ドラマ『BULL / ブル 法廷を操る男』のケイブル役でも知られている女優アナベル・アタナシオの長編デビュー作。両親ともにドラマの脚本家とプロデューサーであり、文字通りの芸能一家といった感じか。現在、RottenTomatoesでも100%フレッシュが続いており、概ね好意的な評価が下されているようだ。

物語は、モンタナの田舎街で暮らすミッキーという少女が中心になっている。父ハンクは昼間から酒飲む

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ゴジラKOMのレビュー

さて、劇場まで見に行ってきました、この映画。久々のゴジラ映画ということで、しかもキングギドラやモスラ、ラドンなど有名な怪獣が総出演ということで、ある程度の期待もして見に行ったのだが・・・

結果から言うと、期待外れだった・・・

 1.人間パートがあまりにクソ過ぎる
 もはやこれ以上言うことはないだろうか。まずは女科学者が出てくるのだが、これが途中で「人間は地球のガンなので、怪獣ワクチンで駆逐する

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2019年上半期、僕の心を震わせた《映画》ベスト10

全世界的な潮流として、映画の在り方、映画の価値、そして僕たちの映画への向き合い方が、加速度的に変容している。

2019年上半期のたった半年の間に、いったい何度のパラダイムシフトが起きたことだろうか。

仮定の話でしかないが、もし今年、Netflixオリジナル作品『ROMA/ローマ』が、アカデミー賞作品賞に輝いていたとしたら、その「変革」は、より決定的なものになっていただろう。

しかしその一方で

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