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数から降りよう。早く降りよう。

昭和の高度経済成長は良い品物を安く、
大量に作ることで
経済を発展させて来ました。

経済発展の恩恵は、働く現場の人々も受けることが出来ました。
給料もボーナスも昨年よりは多く受け取れる。

それを励みに頑張り、
受け取ったお給料やボーナスで
テレビや冷蔵庫や自動車を買い換えたのです。
建売一戸建ても。

平成の失われた30年を経て、
コロナで混沌とした日々ですが、
私たちはここから何を学ぶべきなのか。

それは、「数から降りる」ことなのではないでしょうか。

右肩上がりの経済が約束されていた頃は
50より100、100より1000が偉かった。

売り上げや資本金、従業員数などが
経営者の成功のバロメーター。

この考え方を社会が引きずることで
幸せになる人よりも、辛くなる人の方が多いのでは。

そう思えて仕方ありません。

数を自慢するのは、恐らく男性性に特徴的なことかも知れません。
お殿様の石高も、多い方が偉い。
そこから私たちは変われていないのです。

旅も、(まだしばらくは続きそうですが)

団体バスツアー
宴会旅行
社員旅行

などは少なくなって行くでしょう。
だって、積極的に団体で行きたい人などいないはず。

社員旅行、行きたいですか?

令和の時代、
社長や役員にお酌するために、
旅費を積み立てますか?

団体で行くことでのメリットは、

効率的であること
費用が抑えられること

でしょう。
とは言え、今は個人でも、
中間マージンのない予約方法がいくらでもありますから
中間業者さんは苦しくなってくると思います。

12月22日のグレートコンジャンクションで
これから先は、確実に「風の時代」がやって来ます。

権力や
資産や
学歴といったことの価値が力を失い、

人と人の繋がりこそが大切な、
当たり前の時代がやってきます。

旅も、観光地を駆け巡るようなスタイルではなく、ゆったりと、のんびりと、
暮らすように旅する時代がやって来ます。

高級リゾートホテルはお金を出せば泊まれますが、お金に変えられない価値、
プライスレスな体験ができる旅をしましょう。

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