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闘いから共存へ。


京大の山中教授が、新型コロナとは闘うのではなく
共存することを考えた方がいいと話されていました。

敵がいると人々は団結します。

小学校の運動会
通勤電車の席取り争い
恋敵との闘い
同業他社とのシェア奪い合い
そして戦争。

新型コロナが恐ろしく、
厄介なウィルスであることは
充分に理解しました。

私たちはいま、
じゃあどうするのと問われています。


外出の自粛?
三密?壇蜜?
アルコールの提供を19時で止める?


頭の良い人が考えたことですから
間違ってはいないのでしょう。

でも、この違和感は一体なんなんだ。

マスク2枚の違和感より、
19時がアルコールのラストオーダーであることより、

闘いという言葉への違和感。

もしかすると、
ウィルスと闘うからいけないんじゃないか。

そんな風に考えたらしっくり来ました。

新型インフルエンザが撲滅できていないように、
新型コロナも地球上には存在し続けるでしょう。

5月6日で新型コロナがどこかへ立ち去り、
終戦を迎えるわけではありません。

人間様が敗北宣言は出せませんから、
戦争は長期化するでしょう。

争いはやめませんか。

私たちはこの新しいウィルスと
地球という星で共存して行くしかないのです。

彼らも生存するために必死です。

どちらかがどちらかを殺して戦争を終結させる
のではなくて、

私たちは免疫力を上げるために、


仲の良い人とスキンシップを取ったり、
外を散歩したり、
美味しいものを手作りして食べたり、
海や山に出かけて自然の中で深呼吸したり、
時には買い物をしたりして、

体を動かし、笑い、活力を維持することが
大切だと考えるのです。

今は、
国からのお達しに反するようなことをいうと
非国民か国賊かと罵られてしまいますから、
戦時中のように息を潜めて静かにしているしかありません。

それでも、

コロナとの闘いだ!

と威勢良く言われてしまうと、
闘いとか争いという、スローガンに違和感を覚えてしまう自分がいます。

闘いは勝利するか敗北するかの2択ですが、
共存と捉えれば、コロナだけではなく、
これまでとは違う争いのない社会の仕組みが作れそうな気がします。

高萩徳宗


追伸
私の主治医でもある、ふるたクリニックの古田先生が
YouTubeで新型コロナウィルスに関する考え方と心構えをまとめています。テレビのように、煽ったり、恐怖を与えたりするのではなく、淡々とわかりやすく話をされています。とても聴きやすい動画です。
古田先生は真摯に予防医療と向き合われています。

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応援していただけると、私もとても嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

コロナウィルス感染対策と予防法(ドクターふるたYouTube)


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