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手間ばかりかかって儲からない仕事

手間ばかりかかって、儲からない仕事。

講演会では、ベルテンポの旅作りやサービスへの考え方の話しをします。

ある日の講演会後、懇親会の席で、隣の席の方から「いつもと同じ感想」を頂きました。

「いやあ、聴いてて思いましたけど、『ニッチ』ですよねー。」
「とても同業他社にはマネできないと思いました。」

私は思うのですが、障害がある方400万人、
ご高齢の方は全人口の20%=2400万人。

ニッチでしょうか。

私のこたえは「2つ」あります。

ひとつは「ニッチな考え方」である点。

多くの人が考えるのとは違う角度からモノを見ていると言う点では、確かに「ニッチ」です。

もうひとつの答えは
「ニッチ」「誰にでも出来ない」と多くの人が思ってしまうことが、他社の「参入障壁」なのです。

多くの同業者さんは「手間ばかりかかって儲からない」と決めつけます。

手間の対価をしっかりと頂けば良いだけなのに。

私からすれば、あてもなく飛び込み営業を続ける非効率に平気でいられることや、見積もり競合で疲弊して、利益なき多忙と言われる体質から抜け出そうとしないことが理解出来ません。

大変さをどう定義づけるか、
と言い換えても良いかも知れません。

「1日100件、飛び込み営業だ!」

と言われる大変さと、

「今、
 目の前にいるひとりのお客様にガチンコで真剣に向き合う」

大変さを比較してどちらを取るかだと思うのです。

どちらにせよ、マスプロで生き残れるのは
資本力がある大手だけです。

小さいからこそ出来る「価値」をお客様は渇望されています。

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